コツさえ掴めば誰でも印象美人 濃い 薄い 離れ気味 左右非対称 タイプ別  眉メイクLesson 顔の印象を大きく左右し、重要なパーツだと分かっているのに大多数が悩んでいる眉メイク。そもそも自分に似合う眉は? これまで7000人以上にメイクアドバイスをしてきたヘアメイクのレイナさんに絶対失敗しない、美眉の描き方を教えてもらいました。

眉の長さ、太さ、角度は?基本の美眉の描き方を解説

  • 眉尻は口角の延長線
    太さは黒目の3/2

    時代によって眉の形や長さ、太さは変わっていきます。数年前なら小鼻と目尻の延長線上が眉尻の位置でした。ここ最近では口角と目尻の延長線上に設定した眉尻が流行の兆し。太さも自分の黒目の3分の2が理想的。また、眉と目は同時に動くので、眉尻の角度は目尻の角度に揃えると、自然な印象に仕上がります。この3つをベースになりたいイメージに合わせて長く、短く、太く、細く、なだらかに、鋭角になど、アレンジしてメイクしよう。

  • 美眉を作るためには
    複数アイテムが必要

    眉メイクで失敗している人、上手に描けないと悩んでいる人の多くは、1つのアイテムで完成させているから。眉メイクには、毛の足りないところを描き足す「ペンシル」、眉フレームを作る「パウダー」、眉色を変える「マスカラ」、ムダなうぶ毛を剃る「シェイバー」、太い毛を抜く「毛抜き」、毛流れを整える「スクリューブラシ」など、それぞれのアイテムには役割があり、それを組み合わせて使うことで、理想のきれいな眉が描けるのです。

    (1から順に)シュエトゥールズ ブロー & アイラッシュブラシ ¥1,200/資生堂、ルナソル スタイリングアイゾーンコンパクト 01 ¥4200/カネボウ化粧品(8/18発売)、アイブロウ スリム BR25 ¥3800(セット価格)/エレガンス コスメティックス、カネボウ アイブロウマスカラ 02 ¥2800/カネボウインターナショナル Div.(9/8発売)、鉄舟コレクション シザーズ ¥2500/カネボウ化粧品、アイブローニッパーズ 211 (ケース付) ¥1300/資生堂、フェリエ ES-WF60 オープン価格/パナソニック

  • 毛流れを整えて
    眉のフレームを描く

    【1】1のスクリューブラシで毛流れを整える。一気に眉の形に沿ってブラシを滑らせると毛が寝てしまうので、1本1本とかすように下から上に動かして。【2】毛の短いブラシに2のパウダーのb+cを取り、黒目の上から眉尻までの毛のない部分に描き足す。【3】ブラシを立てて、眉山から眉尻をつなげるようにアウトラインを取る。【4】【2】と【3】で残ったパウダーを【2】で引いたラインの上の毛が足りない部分にプラス。ブラシは左右に動かすとムラなく色を重ねることができる。

  • 足りない部分を描き
    自然な立体感を演出

    【5】大きめブラシに2のaを取り、眉頭にパウダーをON。淡く色をのせたいのでブラシを寝かせて優しく左右に動かして。【6】眉頭から目頭までブラシをすうっと下げ、レ点を返すようにアイホールにカーブに向かってブラシを動かしノーズシャドウを。このひと手間で自然な陰影ができ立体的な印象に。【7】3のペンシルで眉尻の足りない部分を描く。一度に引かず、少しずつ線を足していくと“描きすぎた感”のない仕上がりに。【8】毛流れに沿って4の眉マスカラを塗布。

  • ツールを使って
    毛流れを整える

    【9】もう一度、1のスクリューブラシで毛流れを整えながら、根元を立たせる。【10】描いた眉からはみ出している毛は5の眉はさみでカット。眉のカーブに沿うようにはさみを寝かせると、きれいなカットラインに。【11】はさみでカットした後、ポチッと目立つ黒く太い短い毛は6の毛抜きで抜く【12】まぶたや眉尻など眉のまわりの産毛は7のシェイバーで処理。眉はさみや毛抜き、シェイバーは、眉を描き終わってから使用すると抜きすぎや剃りすぎることなく、好バランスに。

眉タイプ別 目元印象が変わる美眉の正しい描き方

  • 1本1本が濃く太いので眉マスカラでやわらかい印象に

    毛が濃く太い眉は、眉メイクがいらないのでは!?と思ってしまいがちですが、存在感のある眉は、他の眉タイプよりも雰囲気を変えることが難しいうえ、目元の印象が強くなりすぎることも……。毛の足りない部分に必要最低限の毛を足して、眉マスカラで明るくカラーリング。濃く太い眉に眉マスカラを塗布する場合、毛流れに逆らって裏側を一度染めてから、毛流れを整えるように塗ると、ふんわりとやわらかい印象に仕上がります。

    美眉の描き方HOW TOはコチラ >

  • リキッド&パウダーのW使いで“あたかも地眉”作りを

    生まれつき毛が少ない、もしくは薄い眉、または細眉ブームの時に毛の処理をしてしまって生えてこなくなった……など、印象の弱い眉にはリアルな毛が描けるリキッドアイブロウと自然な肉付けのできるパウダーアイブロウを駆使して、まるで地眉が生えているような、ふわっと立体感のある眉に。フェイスパウダーで眉に付着している余分な油分や水分をオフしてから眉メイクをすると描きすぎる心配がなく、メイク持ちもアップします。

    美眉の描き方HOW TOはコチラ >

  • 自然な眉頭を作るノーズシャドウで“求心顔”を目指して

    眉間や目と目の間が離れたタイプは、可愛らしいけどやや子供っぽく、のっぺりとして見えることも……。大人の女性を狙うのなら、ペンシルとパウダーを使って眉を中心に寄せた“求心顔”に。眉頭は濃く描いて内側に寄せるのではなく、ノーズシャドウを眉頭から目の高さまでスーっと入れて、自然に寄せるのが正解。鼻筋がより際立ち、目と眉の間隔も狭く見せられ、メリハリのある立体顔へと導きます。

     

    美眉の描き方HOW TOはコチラ >

  • 左右の眉頭・眉山・眉尻を見比べて眉の高さをそろえて

    左右対称の眉の持ち主は珍しく、多くの人が左右非対称の眉で悩んでいます。バランスの取れた眉に仕上げるには「眉頭」「眉山」「眉尻」の位置が決め手。左右の眉を見比べて、片側よりも位置が高い場合は下めに毛を描き足し、位置が低い場合は上めに毛を描き足します。そして、自眉の上下幅の中心にそれぞれの眉の高さをそろえるイメージで毛を描き足せば、左右対称の眉に近づくことができます。

    美眉の描き方HOW TOはコチラ >

眉メイクがもっと上手くなる!“眉悩み解決”アドバイス

  • 眉メイクをキープするなら、フェイスパウダーを活用

    朝、きれいに眉メイクをしても、夕方になると描いた部分が消えてしまったり、皮脂によって浮いてしまったことはありませんか? それは眉に余分な油分や水分がついたまま眉メイクをしているから。その上から描いても密着度は弱く、時間が経たずともすぐに消えたり、浮いてしまう要因になります。顔全体に化粧下地→ファンデーションを塗った後、フェイスパウダーのついたスポンジで軽く眉を押さえて。このひと手間で眉の余分な油分や水分をオフすることができ、見違えるほどのキープ力を発揮します。

  • 失敗なく眉マスカラを塗るには、容器の口で液を調節

    せっかく眉をきれいに描いたのに仕上げの眉マスカラがドバっと付着してしまい、最初から描き直し…なんてことは防ぎたい! 眉に塗布する前に容器の口でブラシをしごいてマスカラ液の量を調節することが鉄則。ブラシを360度回転させながら余分なマスカラ液を戻せば、ムラなくカラーリングすることができます。また、毛が太い、濃い眉は毛流れに逆らって裏側を染めてから、毛流れを整えるように2度塗り。毛が細く、薄い眉は毛流れに沿って1度塗りで十分に眉色をチェンジできます。

  • 眉頭を上手に描くには、太めブラシで明るいカラーを

    無意識のうちに濃くなってしまうことが多い眉頭。それはペンシルやリキッドでしっかり眉頭を描いていたり、パウダーの色味を間違えていることが原因。眉頭は毛の足りないところのみを描き足し、明るめパウダーでふわっと仕上げるのが正解。この時、硬く短い毛質のブラシではなく、柔らかく長い毛の大きめブラシを選び、左右に小刻みに動かすと濃くなりすぎず自然な仕上がりに。最後にブラシに残ったパウダーでノーズシャドウを加えると眉頭の存在も中和され、理想の美眉が完成。

  • “描きました”感は、ブラシの力加減を調整して解消

    小顔効果も期待できるトレンドの太眉にしようと、ただ闇雲に眉を太く描くと“描きました”感が出てしまい、悪目立ちしてしまう結果に……。その原因のひとつがブラシを力強く持ちすぎて、ひと筆ひと筆を濃く、はっきりと描いてしまうこと。正しいブラシの持ち方は、眉からできる限り離れるようにブラシの後ろの方を持ち、ブラシ毛の根元ではなく、ブラシ毛の先端で優しく色をのせるように動かすと“描きました”感を回避でき、ふわっとしたオシャレ感のある眉に仕上がります。

  • 左右のバランスが取れない時は苦手な方から描き始めて

    生まれつきの骨格や表情筋のクセなどもあり、左右対称な顔つきの人はいません。ただ、それが顕著に表れるのが眉や目元。左右の眉頭や眉山、眉尻などの高さや形が異なるのに、左右同じプロセスを踏んでは、その差は縮まりません。まずは、苦手な方の眉から描き始め、次にもう片方の眉を描き、交互に描き進めながら、こまめに鏡で両眉をチェック。また、近い距離で鏡を見ながら描いていくのもNG。全顔が見えるくらい大きい鏡でメイクをすることも左右バランスの取れた眉を描くためには欠かせません。

  • 1トーン明るめorアッシュ系カラーが黒髪にマッチ

    眉色は髪色と同じトーンを選ぶのが基本といわれていますが、黒髪の場合、眉も黒色にしてしまう重たい印象になりがち。そこで、レイナさんが黒髪さんにおすすめするのは、ブラウン系ならライトブラウンよりダークブラウン、今季ならグレー系のアッシュカラー。髪色ともなじみ上品な眉に仕上がります。眉マスカラ以外にペンシルやリキッド、パウダーなど他アイテムもあるのでアッシュ系を取り入れてみて。

    1.濃淡アッシュの2色パレット。キッカ エンスローリング アイブロウケーキ 03 ¥6000/カネボウ化粧品 2.高発色のカーキグリーン。エレガンス エアリー アイブロウ マスカラ GR45 ¥3500/エレガンス コスメティックス(8/18発売) 3.すっきりとした印象のグレイッシュカラー。カネボウ アイブラウマスカラ 01 ¥2800/カネボウインターナショナル Div.(9/8発売) 4.ブレンドして自分色の眉に。オリーブブラウンパレット。ヴィセ リシェ カラーリング アイブロウパウダー BR-3 ¥1200(編集部調べ)/コーセー

おすすめのメイク特集

撮影/城 健太〈vale.〉 ヘア&メイク/レイナ〈Crystalline〉 スタイリスト/城田 望〈kind〉
モデル/佐藤優里亜(マキアビューティズ)、ごんちゃん、みなみ、AiAi、ななみん(マキアブロガー) 取材・文/佐藤 梓

UPDOWN