肩こり・首こりの原因は？ 生活習慣やストレッチなど、こり悩みの予防対策・解消方法Q&A

リモートワークやデスクワークといった日頃の疲れなどで、肩こり・首こりに悩んでいる人は少なくないはず。そこで今回は、こりの原因から、こり対策に心がけたい生活習慣、こり解消におすすめのストレッチまで、Q＆A形式でまとめて紹介します！ 

「歩かないのであれば脚の筋肉、姿勢が悪いなら体幹など、使わない筋肉が落ちていきます」（石山先生）。「リモートワークの増加で全体的に筋肉が落ちた人が多い印象。それにより背中や頭のこりも増加傾向に」（村木さん）

「眼精疲労があれば、必ず頭痛や肩こりが出ます。特にコロナ禍でのリモートワークにより、PCなどの画面一点を見続けることで不調を訴える方が急増。放置すると自律神経にも影響するので早めにチェックを」（梶田先生）

「ストレスは交感神経優位となり血流が悪くなって、冷えたり、筋肉が緊張しやすくなったり。呼吸を整えるなど自律神経のリズムをつくって」（本島さん）

「自律神経が乱れると血流が悪くなって細胞に栄養が届かず、老廃物も停滞。結果、頭痛、肩こり、腰痛、疲れ、だるさ、便秘、不眠、イライラなど多くの不調の原因に」（小林先生）

「寝ている間に首と頭を支えているのが枕の役目。枕が柔らかすぎると、筋肉で頭を支えようとしてこりにつながってしまいます」（小林さん）

「PCの高さを視線に合わせるのが大切。専用の台座、なければティッシュの箱などを重ね、前かがみにならない高さに設定を」（本島さん）

「冷えると老廃物が溜まりやすく。温めた方が流れやすくなり、動きもよくなる」（川島さん）。「カイロ等で温めても」（本島さん）

「姿勢をよくしようと無理に胸を張ると、結局過度な緊張が生まれます。それよりも、きちんと骨盤を立てて脚を組まずに座りましょう」（川島さん）

「肩こりには、首の付け根の後ろ側と肩先の中間にある肩井のツボが効果的。お灸のタイミングはいつでも大丈夫」（川島さん）

「腋窩リンパを流すと周りの筋肉も動きやすく」（村木さん）。「脇の範囲を二の腕〜胸横まで広めにとらえ、じっくりもみほぐして」（本島さん）

「この2つを入れた湯船に入ると、滝のような汗が！　よどみ、疲れ、むくみ、だるさをクリーンにしてくれます」（小林さん）。

「壁の横にまっすぐ立ち、肘を曲げないよう手で壁を触る。そのままワイパーのように腕を180°振ります。反対側も同様」（和田さん）

「①長めのスポーツタオルなどをピンと張って持ち、腕を上へ伸ばす。②肘を曲げて、タオルを首後ろに。肩から背中まで背面全体に効く動きです」（川島さん）

猫背や巻き肩で前に突き出した首をほぐし、姿勢を整えて胸を開きやすい状態に。

「壁に体と手のひらをピタッとつけ、首を左右に動かして。その後、頭を前に倒してフィニッシュ」（和田さん）

「簡単なのは風池と天柱のツボを押すことです」（村木さん）。「後頭下筋群のある首後ろを伸ばすストレッチも有効」（川島さん）

「頭の重みを支えている胸鎖乳突筋をほぐしましょう。首を倒したときにピンと張るのがこの筋肉。下図の要領で刺激を」（村木さん）

お家で簡単にできる、身体が楽になる！呼吸も深まり睡眠の質も上がるリセット法をご紹介。ヨガする方は持ってる方も多い、ヨガブロックを活用します。ブロックてポーズをサポートするだけではないんです。活用の仕方によっては色々な体のリリースに繋がります！
 

いつもレッスン来られる企業ヨガの皆様からも、めちゃくちゃ違う！楽になった！や、即効性にびっくりした！など、嬉しい声を沢山いただく、ストレッチです！

【行い方】

1. 楽な姿勢座り、背筋を伸ばす
2. 息を吸って左手を上げて、指先をこめかみにそわせる
3. 吐く息で頭を左に傾ける
4. 右手の掌を、床に向けて手首を90度にする
5. 息を吸って、右肩を耳に近づける
6. 吐く息で、右の掌で空気を押すように肩を押し下げる
7. 呼吸に合わせて、10回繰り返す
8. 息を吸って頭を戻し、手を解放する
9. 頭を左右に動かして、首周りの左右差を感じてみてください

A.筋肉量が多い人は肩がこりにくい体質ではある
「5㎏の物を持ち上げるとき、筋肉量いわゆる筋力が少ないと重く感じ、筋肉量が多いと軽く感じる。その意味では筋肉量が多い人は、負担感が少ない分こりにくいかも」（石山先生）

A. あります
「肩もみは揉捏（じゅうねつ）法、肩たたきは叩打（こうだ）法というマッサージの手法の一種。物理的刺激によって血液の循環をよくする手技です」（石山先生）

A.よくない。客観的に指摘されたら、こっている認識を持つ
「“こっている”かの自覚には個人差があるので注意。こりを放置すると運動時の関節の動く範囲が小さくなり、ケガをしやすくなります」（石山先生）

A .後頭骨神経を刺激するからです
「緊張型頭痛の状態。首や肩がこることで首後ろから後頭部に走っている後頭骨神経が緊張し、締め付けられ痛みを感じやすくなるのです」（村木さん）

A.極度の痛みがあるときだけに
「肩こりで痛みを感じると、さらに筋肉が硬くなるという相関関係も。日常生活に支障が出るほどの痛みなら」（石山先生）。「できるケアをすべて行った、最後の砦と考えて」（本島さん）

A.逆です
「首が太い＝首の筋肉が強靭に。つまり肩こり等で首周りの筋肉が硬くなってしまったため、太くなったと考えられます」（川島さん）

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