アトピー肌や敏感肌などの皮膚疾患に悩む人々向けの
医療機関で使われている敏感肌用スキンケア
セタフィル「レストラダーム」が、2015年7月10日より、一般発売いたします。
プレス発表会に参加させていただきました。
生まれつき、お肌がちょっとしたことで刺激を受け、ひどくカサついたり、かゆみを感じてしまう。
そんな敏感肌にとって必要なのは、優しく洗ってしっかり保湿し、バリア機能を整えてあげることです。
皮膚疾患に悩む人々のスキンケアニーズにお応えする、グローバルな製薬会社
ガルデルマ株式会社の、敏感肌用スキンケアシリーズ「セタフィル」
イベントでは、東京女子医科大学東医療センター皮膚科医の澤田美月先生が
皮膚について、敏感肌のスキンケアについて、詳しく教えてくださりました。
まずは、皮膚の構造についてです。
皮膚は、表皮(角層含む)、真皮、皮下脂肪織より成っています。
特に表皮はとても薄く、1ヵ月から45日の周期で生まれ変わっています。
これを、ターンオーバーと呼びます。
外から見た「肌」とは、角層のことで、角層が整っていると、肌がキレイに見えます。
皮脂、天然保湿因子(フィラグリン分解産物など)、角質細胞間脂質(セラミドなど)の
3大保湿因子が、角層の水分を保つようにしているのですが
敏感肌や乾燥肌の人は、この3大保湿因子が不足しがちであり、
アトピー性皮膚炎においては、セラミドとフィラグリン分解産物が低下する傾向があるそうです。
「フィラグリン」とは、天然保湿因子のもとになるタンパク質で
皮膚の保湿、紫外線防御、角層pH調製、バリア機能に関与しているのだそう。
皮膚のバリア機能低下は、アレルギーの原因にもなると考えられており
バリア機能を高めることが、とても大切なのです。
澤田先生が提唱するのは
「○○しすぎないスキンケア」
つまり、「マイナスの美学」です。
肌を慈しむ原点は洗顔!
ポイントは
①ゴシゴシ洗わない
②洗い残ししやすい部分を意識して流す
③ゴシゴシ拭かない
特に敏感肌、アトピー性皮膚炎、乾燥肌の方は
泡でなでるように、手で洗うことで、肌表面の鱗屑が軽減します。
ナイロンタオルなどの刺激の強い材質で皮膚をこするのではなく
手のひらで洗うことを勧められていました。
また、洗浄直後は、角層に多量の水分を含んではいますが
皮脂膜や天然保湿因子、角質細胞間脂質は減少している状態であるため
失われた保湿成分を補うことが大切です。
入浴後すぐに(5分から10分以内)、お肌に潤いを与えてあげてください。
また、肌トラブル時のメイクアップについても教えていただきました。
例えば、急性の感染症時&炎症時、中等症~重症時は、化粧は止めるべきとのこと。
敏感肌用化粧品であっても、悪化したら中止して
ポイントメイクに留めることが大切とのことでした。
アトピー性皮膚炎や、敏感肌などで、顔の赤みがある場合は
イエロー系の下地を選び、パフを用いた方が、指よりも摩擦を減らせるそう。
くすみが気になるときは、ラベンダー系の下地が便利とのことでした。
それにしても、皮膚科医の先生って美人率が高い気がします。
澤田先生も、とても美人でした!
製品のプレゼンについては、別記事で~!