自分らしいスタイルを求めるすべての人たちのために【エミトーーク 第25回 ADDICTION（アディクション）】

世界的に活躍するKANAKOさんのディレクションのもと、エッジーかつプレイフルな世界観をプロダクトに昇華するアディクションから、新時代のファンデが登場します。

自分らしいスタイルを求める
すべての人たちのために

清田　先日のアディクションの「ザ ファンデーション　リフトグロウ」の発表会に参加させていただきました。ディレクター、KANAKOさんのデモンストレーションでは、指で置いたファンデをトントンと叩き込むだけで、生き生きとしたツヤが生まれていて。離れたところから見ていたのに、顔を動かすたびにツヤが追随しているのがわかりました。
大澤　世界中のセレブからメイクアップの指名を受けるKANAKOが常に重要視しているのがツヤ感。といってもパールなどで人工的に光らせるのではなく、頬骨など欲しいところだけにツヤを集めるというもの。そこで目指したのが、リフトアップしたような立体感とツヤのある肌。まるで休暇を取った後のような、スキンケア後のような……そんなフレッシュな肌なんです。
清田　今でこそツヤ感は肌作りのスタンダードですが、今回のファンデはツヤ感が秀逸すぎます！
大澤　これは裏話なのですが、KANAKOが最初に考えたのはこだわりの“ツヤ”を与えるファンデだったんです。でも、実際は、カバー力も欲しいですよね。KANAKOが考えるフレッシュさがありながら、補正力とカバー力とラスティング力の共存。これはかなりの難易度を極めました。
清田　スキンコンシャスな日本人は、求める要求が高いですよね。
大澤　製品のモデルビジュアルをご覧いただくとおわかりになるかと思いますが、KANAKOが求めるのはリアル感のある生き生きとした肌。まさに内側からグロウしているイメージなんです。でも、補正力を求めると白浮きや厚塗り感が出てきてしまうし、カバー力を追求すると白膜感や粉っぽさが出て肌がキレイに見えない……。これらはまさにトレードオフの関係。構想から完成まで2年半かけ、試作は100回以上！
清田　100回！　その解決の糸口となったのは何だったのですか。
大澤　先進テクノロジーとの出合いでした。開発、研究所と何度もやり取りをし、ようやく理想形が叶いました。
清田　普通に塗るだけで、気になる肌のアラは隠せ、顔を動かすたびに追ってくるツヤが本当にキレイ。
大澤　手の甲の関節部分に塗っていただくとわかるのですが、トリプルグロウオイルにより、骨が出ている高い部分に光が集まるんです。
清田　ツヤが頬骨の高いところに集まるから頬の位置が高く見え、ピンとリフトアップしたような印象に仕上がるんですね。そして感動したのが、水を含ませて使うスポンジ！

大澤　シンプルな形状ですが、キメの細かさにこだわりました。水を含ませて固く絞って使うことでツヤ感が高まるうえ、キレイさも持続します。平らな面で頬を、先端部分は小鼻など細かい部分にフィットする形に。叩き込むほどツヤが出ます。
清田　フィット感とツヤ感が本当に素晴らしく、トントンするだけで私でも簡単に使えました。何より、このひんやり感も気持ちよくって。
大澤　プロの仕上がりがテクなしで叶うよう作りましたが、もちろんスポンジなしでも大丈夫です。
清田　優秀なベースアイテムが揃っているアディクションですが、今回のファンデとベストマッチなベースアイテムはありますか？
大澤　ツヤの質感を損なわないパウダーはおすすめです。また、カラー補正効果のある下地もいいですよ。
清田　素肌っぽいのに素肌よりキレイで生き生きしている。ますますメイクの楽しみが広がりますね。

MAQUIA 10月号
撮影／土佐麻理子　取材・文／藤井優美〈dis-moi〉　構成／清田恵美子（MAQUIA）
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