美容や美腸、ダイエットにいいスープで大人気のAtsushiさんのレシピに「菌活」効果が加わって、さらにパワーアップ! まずは、腸内の善玉菌を育てる8つの食材について解説します。

レシピ Atsushi 菌活 キムチ 味噌

MISOスープ&美腸レシピで免疫UP

AtsushiさんとLet's菌活

自分の腸の菌を育てる育菌を!
Atsushiさん

ライフスタイルプロデューサー

Atsushiさん

野菜ソムリエプロ。漢方養生指導士初級。近著は『“味噌”できれいにヤセる Atsushi式レンチン!MISOスープ』(マガジンハウス)。

善玉菌の餌となる食品を
摂れば最強の菌活に!
「腸活といえば、乳酸菌が含まれる発酵食品などを摂るのが定番ですが、外から摂る菌はなかなか自分の腸に定着しにくく、毎日摂る必要があります。そこで菌活の効果を高めるためにおすすめしたいのが、善玉菌の餌になる食品も摂って自分の腸内の善玉菌を育てる=育菌です。善玉菌の餌になるものにはオリゴ糖や食物繊維があり、特に水溶性食物繊維のほうが餌になりやすいと言われています。今回ご紹介するのはすべて、善玉菌を含む食品と、腸内の善玉菌を育てる食品を組み合わせた菌活レシピで、最強の美腸効果が。僕も菌活を始めてから今まで以上にお通じがよくなり、風邪も引かず体調も絶好調になりました!」

Atsushiさんの菌活食材

1 味噌
乳酸菌だけでなく麹菌や酵母菌も含まれ、腸内の善玉菌を増やす。大豆イソフラボンやたんぱく質も豊富。

2 酒かす
乳酸菌や、食物繊維のように働くたんぱく質“レジスタントプロテイン”も含み、余分な脂肪の排出を促進。

3 ぬか漬け
生きて腸に届きやすい植物性乳酸菌が多い。米ぬかには抗酸化作用や、血行促進効果もあるビタミンEも。

4 キムチ
植物性の乳酸菌が多い。キムチに含まれるカプサイシンには、腸の蠕動(ぜんどう)運動を促す効果や、体の温め効果が。

5 ヨーグルト
乳酸菌やビフィズス菌を含むものがある。乳酸菌は小腸で、ビフィズス菌は大腸で働くので両方摂るのが◎。

6 オートミール
玄米の約3倍もの食物繊維が含まれる。不溶性食物繊維も水溶性食物繊維も含まれるので育菌にも効果的。

7 玉ねぎ
オリゴ糖と食物繊維を含む食材。血液をサラサラにする硫化アリルや、抗酸化成分のケルセチンも含有。

8 ごぼう
オリゴ糖のほか、不溶性・水溶性の2種類の食物繊維を含む優秀食品。むくみ改善にいいカリウムも豊富。


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撮影/神林 環 スタイリスト/洲脇佑美 取材・文/和田美穂 構成/髙橋美智子(MAQUIA)

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