初夏に向け、カラーチェンジしたい大人世代こそ、全体ではなく部分的にインナーカラーを忍ばせてみて。大人の女性らしさはキープしつつも、軽やかな印象にチェンジできます。在宅の人にも人気のインナーカラーは、細かくシークレットハイライトを入れて柔らかく見せるのがコツ。

インナーカラーメイン

HOW TO MAKE


[cut]
カットでは、少しレイヤーを入れて動きを出すスタイルに。あごより少し下の長さで、黒目と黒目の幅くらいで気持ち角を取るようにレイヤーを入れます。顔まわりの髪に動きをつけつつ、トップも少しふんわりするようにカットしていきます。
前髪は眉毛上の位置でカット。前髪の量は少なすぎず、少しおでこの肌色が見える程度にするとキレイにまとまります。


[color]
カラーは、ベースのブラウン(10トーン)と、インナーカラーのハイライト(12トーン)の2色を使用。出社が始まる人も増えてきたため、ブラウンなどの落ち着いたカラーが人気に。


[perm]
パーマはかけなくてもOKですが、もしお手入れの手軽さからかけたい場合は、コールドパーマで毛先が動く程度に。カットで表面の角を取った部分とベースとで違う動きが出るため、無造作で抜け感のある印象に仕上がります。

  • インナーカラー1
  • インナーカラー2

STYLING


①スタイリングは主にオイルとバームを使用。バームは親指の爪表面で取り、量は爪の半分くらい。オイルはその半分くらい取り、しっかり手になじませます。よりボリューム感がほしい場合は、バームではなく柔らかいワックスを使うのがオススメ。
②毛先から中間にかけてつけていき、最後に前髪につけたらフィニッシュ。

POINT


ボリューム感が気になる人は、しっとりめのトリートメントでメンテナンスすると、まとまりやすくなります。逆に柔らかくてペタンコになりがちな人は、しっとりしすぎないように根元は避けてスタイリング剤をつけましょう。どちらのタイプの人も、乾かす前のオイルは必須!

このヘアを担当してくれたのは…塩見 勇さん(GARDEN aoyama)
モデル/おがわりお 文/村上亜耶

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