キュッとしまったくびれと腹筋に走る見事な縦ライン。はつらつとしたボディの持ち主はタレントの井上咲楽さん。MAQUIAは数か月前、取材時に垣間見たレベル違いの健康的な食生活に感動。それを深堀りすべく、咲楽さんを再び取材。彼女の食事には”腸活”につながるヒントがいっぱいだった!

【井上咲楽さんのダイエットの秘訣は腸活?】「実家では調味料・納豆も手作り」幼少から鍛えられた腸活スタイル_1

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井上咲楽さん

タレント

井上咲楽さん

1999年10月2日生まれ。栃木県出身。第40回ホリプロタレントスカウトキャラバン 特別賞受賞し、芸能界入り。天真爛漫なキャラクターでバラエティ番組などで活躍する一方、政治への関心が高く、国会の傍聴や選挙のたびに候補者の演説を聞きに各地に赴く。トレードマークの太眉を整えてから、美少女ぶりがクローズアップされ、美容誌や男性誌でグラビアモデルとしても活躍。『新婚さんいらっしゃい!』(テレビ朝日系。日曜12:55~)の新MCとして活躍中。

醤油麹、みりん、ポン酢、納豆、パンまで実家では母の手作り

益子焼で知られる栃木県益子町で4人姉妹の長女として生まれ育った井上咲楽さん。ご両親が自給自足生活の実践者で、日々の食事はもちろんのこと味噌や醤油麹、豆板醤などの調味料までも手作りが基本だったとか。

体を酸化させないために食事は手作りが基本
「子供のころは加工品を食べたことがなくて、学校に通いはじめると友達の食生活とのギャップに驚くことばかり。菓子パンを食べてみたいと母にねだると、天然酵母からパンを作り出す、そんな家でした(笑)」。体を酸化させない食事を摂ることを幼少期から徹底したおかげか、腸は常にすっきり、お肌も大きなトラブルに見舞われることはほぼないそう。「独り暮らしの今も自炊が基本です。東京なら、食べるもはなんでも簡単に手に入るし、質のいいオーガニック食材で作ったお惣菜なども手に入りますけど、自分で作ったものを食べる方が“生かされている感じ”がするんです。食事が自分の活力になるというか……。子供のころは友達の食べる白米やら菓子パン、レンジでチンするグラタンがうらやましかったけど、大人になった今は、滋味深さがわかる味覚を育ててくれた両親にすごく感謝しています」。

井上家の食卓はこんな感じ!

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①実家には発酵機があり、大豆を発酵させて自家製納豆を作っている。②庭で育てたシソで作ったジュース。③カレーはクミンやカルダモンなど複数のスパイスを調合させて。④調味料も自家製。味噌玉づくりに大活躍のお味噌。

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⑤両親と4人姉妹の6人家族の食卓はいつもこんな感じでにぎやか。「母は夕方になるとずっとご飯の支度をしていました。出来合いのものを使わないので時間がかかるのに、毎日、たくさんのおかずを作ってくれて本当に感謝です」⑥モッツアレラチーズとトマトのカプレーゼと自家製のおやき。⑦白菜のお漬物、ひじきの炒め物、庭で飼っている鶏が生んだ卵で作った目玉焼き。

自家製のぬか漬けは冷蔵庫に常備。仕事には「味噌玉」を持参!

タレントという職業柄、不規則かつ外食に偏りがちですが、咲楽さんは手作りのものを仕事場に持参するスタイル。「冷蔵庫には実家から持ってきたぬか床があって、トマトとかゆで卵、納豆に余った野菜など、なんでもそこに漬けて、ぬか漬けにしちゃってます。最近は味噌の中に鰹節やとろろ昆布、きのこなどを入れた味噌玉をいっぱい作ってラップに包んで冷蔵庫に常備。鍋で炊いた玄米を冷凍したものをその日解凍して、味噌玉とともに現場に持ち込んで楽屋でいただいてます」。

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自家製のぬか漬けは、上京する際に実家から分けてもらったぬか床に余った野菜などを漬け込んで作るそう。

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手作りの味噌玉。これと玄米ご飯、納豆を仕事の合間の楽屋でいただく。「家でゆっくり料理をする時間が取れないときも味噌玉が活躍します」。

肌は腸の調子を映し出す鏡。基本的にはトラブルが出にくいけど、食生活が乱れるとニキビに悩むことも

キメの細かい透き通った肌は血色もよく、ぷるんとみずみずしい。肌トラブルが出ることなんてあるのだろうか? 「ナッツやチョコを食べすぎたときなど、腸が重いなぁと感じるとニキビができちゃうんです。牛肉を食べたときも。実家では鶏肉や豚肉、お魚が多かったので牛肉は食べ慣れていないせいでしょうか。消化にエネルギーを取られるのか、疲れやすくなるんです。上京してすぐのときは水が合わなくて肌荒れしていたときもありましたが、自炊のペースをつかんだ今は大きなトラブルはないですね」

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腸を整えることで食生活のバランスが取りやすい体に

グラビアや水着の撮影も多い咲楽さん。撮影前の食事はどうしているのだろうか。「量やカロリーを調整するより、胃や腸に負担をかけないように、何を食べるかを考えます。胃を軽くするダイエットが自分には向いているんです。撮影前日は塩分・糖分・お肉を摂らないようにしています。塩分を摂りすぎたときは、排出するためにカリウムの多いトマトジュースを飲んでむくまないようにします」

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胃に負担がかかったときのある日の晩御飯。サツマイモのお粥、長芋とあさりのスープ、ニラ玉。自炊のメニューは和食が基本。玄米は圧力鍋、白米は土鍋で炊いているそう。

基本は自炊生活ですが、たまには友人や仕事仲間と外食することも。「私にとっては外食がすごく非日常で特別なことに感じるんです。家で作れないものを食べに行きたい。自分が行先をリクエストできるときは、チーズが好きなのでピザを食べに行くことが多いかも。酸化したものをカラダにできるだけ入れないという母の考えの影響でしょうか。普段は揚げ物も添加物の入った加工食品も食べないですね」。
人を良くすると書いて「食」とはよく言ったもの。井上咲楽さんの美しい肌、のびやかな体、屈託のなさはまさに日々、体に入れる食事が作り上げていることがよくわかるお話でした!

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撮影/当瀬真衣(TRIVAL) ヘア&メイク/AYA(TRIVAL) スタイリング/池田木綿子 モデル/井上咲楽 取材・文/平 輝乃 構成/佐藤 陽(MAQUIA ONLINE)
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