春新色が揃う華やかな季節。今シーズンのトレンドはくすみカラーだからこそシャドウは混ぜて使いたい。好きな色はもちろんのこと、苦手な色だって混ぜ方次第でとことん楽しめる！
自由な発想で、どんなコスメも「自分色」に
アイカラーはブレンド使いで200％楽しめる！
トレンド感のあるヘア＆メイクに定評あり。中でも“色”使いのセンスの良さは業界屈指。理論派で俳優やモデルからの信頼も厚い。
「自分の思うがままにブレンドしてみよう
私はよくアイシャドウを混ぜて使います。それは、発色や質感をコントロールして、よりその人にマッチさせるため。ブレンドすることを難しく考える必要はありません。水彩画を描く時、深く考えることなく絵の具を混ぜて様々な色を作りますよね？ それと同じようにすれば大丈夫。今のアイシャドウのトレンドはくすみカラーです。色は混ぜれば混ぜるほどくすんでいくので、ブレンドすることで今っぽさを手に入れることができる上にトーンが落ち着き、肌になじみやすくなります。是非、失敗を恐れず自由にブレンドを楽しんでください。」
この春、色をブレンドする理由
1今っぽいくすみカラーが作れる
2苦手カラーも好みの色にできる
3なじみ感がUPするからメイク上級者見えする
paku☆chan 直伝！ カラーブレンドの基本
☑初心者は同系色のブレンドから始めてみる
☑手の甲で必ず混ぜた色をチェックする
☑きちんと混ぜ合わせて色を作る
「旬パレット」でブレンド❶
大人っぽさとニュアンスを出したい時は、
グレーを混ぜてくすませる
「このアイメイクで、“くすませ”のキーカラーになったのはグレー。赤みを単色で効かせると甘い印象になりがちですが、辛さのあるグレーを混ぜてくすませることで、ほどよくカッコよさを加えることができ、媚びない色気のある目元に。」paku☆chan
やわらかなピンクと黒みを抑えたソフトグレーが目を引くパレット。大人モダンな印象の目元へ。シグニチャー カラーアイズ 07 ￥7700／SUQQU
このブレンドでこんなカラーが作れる！
Bのソフトグレーを混ぜることでよりくすみ感が出て、肌になじみやすく落ち着いた色合いに。赤みカラーが苦手なひとでも使いやすい。
下まぶたに、ピンクがほのかに効いたくすみカラーをライン風にプラスすることで、柔らかな締め感が実現。
How to
CとAを1:1の割合で混ぜ、上まぶたのアイホール全体（くぼみより広め）にブラシでのせる。
指の腹を左右に往復させ、1でのせたアイシャドウを自然になじませる。
DとBを2:1の割合で混ぜ、目頭から目尻に向かって、まつ毛のキワから二重幅にチップでのせる。
AとBを1:1の割合で混ぜ、下まぶたの目頭〜目尻までまつ毛の間に往復させるように入れる。
BとDを2:1の割合で混ぜ合わせてキワにのせる。上まぶたの黒目の外から目尻に向かって少し長めに。
Other item
a：血色やうるみ感をプラスするチーク。ルナソル グロウブラッシュ EX
02 ￥6820／カネボウ化粧品（限定） b：セミマットなピンクベージュカラー。ペタル エッセンス リップ EX01 ￥3080／トーン（限定）
MAQUIA3月号
撮影／菊地泰久〈vale.〉（モデル） 橋口恵佑（物） ヘア＆メイク／paku☆chan〈Three PEACE〉 スタイリスト／黒崎 彩〈Linx〉 モデル／道重さゆみ 取材・文／靏田由香 構成／奈良彩花（MAQUIA）
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
MAQUIA2024年4月22日発売号
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