「MAQUIA」10月号では、Z世代のオピニオンリーダーkemioさんにインタビュー。自分にとっての幸せとは? 美容のあり方とは? 新時代の価値観について迫ります。

Z世代のオピニオンリーダーkemioさん初登場!
令和を生きるウチらの新しい美学

 「自分の幸せは自分で決める」。そんな新時代の価値観を発信し続け、幅広い世代から支持されているkemioさん。ジェンダーや多様性など“今”を表す様々なテーマを軸に、しなやかで強靭なマインドの在り方に迫ります。

kemioさん

動画クリエイター

kemioさん

1995年10月16日生まれ。YouTubeやSNSで発信するクリエイター。現在は拠点をアメリカに移し、活躍の幅を広げている。

好きなものも嫌いなものも
自分が一番わかってる。
女性だからって会社でヒールを強要されるのとか、
「てめーの趣味、押しつけんなよ!」って感じ
「私、小さい頃からぬいぐるみや可愛いものが好きな子供だったんですね。周りの男の子に合わせた時期もあったけど可愛くない&盛れないし、最終的に自分が好きなものは自分が一番わかってるんだから他人はイイじゃんと思うように。今の日本って性別に役割を押しつける場面が多いけど、一人の人間としてお互い尊敬しあえる社会になるといいなって思います」


知識は武器になるし
優しさにもなる
「人って自分が知らないものに触れると、毛嫌いしたり偏った目線で見てしまいがち。なので、いろんなトピックを知って知識を増やすことはすごく大事だと思うんです。その知識は人と意見を交わす時に自分の考えを示す武器にもなるし、相手への優しさにもなる。“知らないからいいや”って流すんじゃなくて、知ることを習慣づけなきゃって常に感じてます」


多様性はいつでもウェルカム精神♡
「私の周りだけかもしれないけど、今の世代はいろんなセクシャリティや生き方にウェルカムな人が多い気がします。それって、みんな自分に集中してるからだと思う。そこがボヤけてる時って他人に口出ししたくなるので、自分に寄り添い大切にすることが結果的に多様性を認める環境に繋がるんじゃないかなって思いました」


価値観のシェアはするけど、
押しつけはしない主義
「海外に住んで一番衝撃を受けたのが、同い歳くらいの友達が政治やジェンダーについて普通に生活の中で会話していること。日本だとむしろタブーだったりしますよね。人間みんなバラバラの意見を持っているから、ぶつかるのは当たり前のこと。そこで“自分と違う”って関係を切る人もいるけど、“こういう考えもあるんだ”くらいでいい気がします。私も配信で価値観のシェアはしても、考えを押し付けることは絶対にしないようにしていて。とりまシェア程度でイイんじゃね?って思ってます」


自分が自分自身の
ボスビッチでいたい
「モテ目線で服や髪を決めていた時期もあったけど、今は全然。と言ってもモテを否定するつもりはないし、それも素敵な考え方だと思います。ただ、私は私にエサを与えるボスビッチでいたいっていう意識がすごく強いんです。誰かに雇われたり指示されたくないし、バーキンもタピオカも自分で買う。見た目を含めてこうした方がいいとか言ってくる人に対しても“私の人生の監督は私なんだから、エキストラからの指示は受けない!”っていうマインドで生きてます」


見た目で判断されてもいいけど、
私はそれだけで
終わる人じゃないからな。
っていつも心で思ってる
「世の中見た目見た目うるさいし、“もっと可愛かったら......”“もっとカッコよかったら......”と感じる場面って超あるじゃないですか。そんな時私は“見た目だけで終わらせないよ、コッチはそれ以上のスキルを持ってんだから静かにしてな!”って思うんです。可愛い・カッコいい以上の何かが私たちにはあるし、なければ見つけていけばいい。だから、みんな自分の事を見た目だけでイイとかダメだとか思わないでほしい」


ウチらの未来に行く船はいっぱいなので、
乗り遅れてる人はごめんなさい……
「どんな価値観の人も住みやすい世界が理想だけど、人間育った環境が違えば理解できないこともあると思うんです。でもそこで“間違ってる”って批判してくるような人たちは、未来に行く船に乗り遅れていただきまーすって感じ。今や令和だし、社会性の面でもさらに先に進んでいかなきゃなので。ごめんなさいですけど(笑)」


コンプレックスを
憎むのって実は遠回り
「私自身、コンプレックスは超〜たくさんあります。でもある時から、それを憎む気持ちで停滞するより“コレでいいや”って受け入れる方が早く次に進めると思うようになったんです。もちろん本当に変えたい部分があれば整形もありだし、コンプレックスの裏には向上心があるからそれ自体は素晴らしいこと。だからこそ、嫌いな部分をイイ感じに活かせる何かを探す方が気持ちも明るくなるんじゃないかなって思うんです」


「世界を変えよう、愛・地球博♡」って気持ちは全然なくて。
だって私たちが変えていくしかなくない!?
「時々“世界を変える若者代表”的なことを言われたりしますが、そういう気持ちは全然ないです。無理ですし(笑)。そうやって誰かに任せるんじゃなくて、“私たち一人一人がやってくしかなくない?”ってスタンスです。動画も友達と喋ってる感覚で、何万人もの人が見てるってことを忘れてるんですよね。ただ“動画を見て自信をもらった”とか言ってくださる方がいるのは嬉しいし、私も逆に自信をもらえたりするので、そこはWin-Winって感じです♡」


MAQUIA 10月号
モデル/kemio 取材・文/真島絵麻里 企画/火箱奈央(MAQUIA)

MAQUIA2020年9月19日発売号

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