見て、触って、ケアに引き込まれる。そんなお手入れ提案で多くの人を魅了しているDEWの「Skincare holic」。ワクワクする製品が生み出される裏側に迫りました。

カネボウ  DEW  スキンケア

気になるブランド&美ネタに触れたい、語りたい!
マキア編集長が最新美容に直あたり取材
エミトーーク

第10回 DEW(デュウ)
お手入れ時間に夢中になる!
あなたを“虜”にするスキンケア

田中千恵さん

DEW開発リーダー

田中千恵さん

他社での化粧品の研究開発を経て、カネボウ化粧品に転職。セルフ系商品の開発を担当する中で、’16年DEWリニューアルに携わる。’21年から、セルフスキンケアおよびDEW「Skincare holic」の開発に。

清田恵美子

マキア編集長

清田恵美子

MORE編集部から広告部での営業職を経て、’14年からMAQUIAへ。フットワークの軽さがモットー。実際に試して感じて、直あたりレポートをお届け。

スキンケアで心にまで
活力と充足感を

清田 忙しい日常を送る中、スキンケアはゆっくり自分と向き合う時間と捉えるマキア読者が数多くいます。コロナ禍以降は、それが癒やしになっている、という声も。DEWの人気ぶりは、見たり、触れたりしただけで“虜”にするようなスキンケア「Skincare holic」という提案が、現代のマインドにフィットしているのだろうな、と注目していました。
田中 DEWでは、感触や香りを楽しみ、スキンケアに夢中になることを「Skincare holic」と定義。“おうち時間の充実”をコンセプトに、コロナ禍前から開発をスタートさせました。そして、2020年12月に、美容成分を閉じ込めたピンクの粒々が浮遊する導入美容液「キャビアドットブースター」を発売。その見た目のインパクトもあり、多くの方に関心を持っていただきました。
清田 見た目から手に取ってもらう、というのは、これまでの化粧品の選び方にあまりなかったかも。でも、見た目だけでなく、製品の技術力があるからこそ、こうした人気を博したのでしょうね。
田中 製品は、カネボウ化粧品の財産ともいえるヒアルロン酸研究をベースに、肌に触れたときに弾むようなもっちりとしたハリ肌へと導ける設計になっています。
清田 確かにどのアイテムも、スキンケア効果が高く、ケアしているときだけでなく、お手入れ後の肌にも楽しみがあります。
田中 それが“ハリ密肌”です!

“楽しさ”を予感させる Skincare holicシリーズ

(右から)
DEW キャビアドットブースター 40ml ¥4400  
DEW 白色オイル 180ml ¥1980
DEW クリアクレイフォンデュ 90g ¥3080
DEW ウォームヒュッゲオイル 40ml ¥3850
価格はすべて編集部調べ/カネボウ化粧品
1 第1弾は、ヒアロキャビア配合の美滴導入美容液。2 いつでもいろいろ使える白色オイルは、この時代の必需品。3 大人気の泥とろマスク洗顔。ラベンダー色が新鮮! 4 肌をやわらげ、イキイキとした印象のツヤ肌を仕込むとろける温感オイル美容液。

対談の様子

泥とろマスク洗顔に
2種のアロマが登場!
清田 それを特に実感できるのが「クリアクレイフォンデュ」ですね。楽しみながらマッサージができ、後肌のしっとりとしたなめらかさは、まさにクセになる気持ちよさ。そんな“泥とろマスク洗顔”に、気分に合わせて選べる限定の香りが登場するなんて! これはお客様からの要望に応えた感じですか?
田中 それもありますが、実は最初のラベンダーを基調としたアロマを開発していたときから、社内でも「他のアロマがあるといいよね」という声はあったんです。そこで、気分に合わせてチョイスできるアロマ2種を開発しました。
清田 ひと足先に使わせていただきましたが「ローズミューク」もさることながら、私は「チルミント」のさわやかさにハマりました。この処方は、今までと同じなのですか?
田中 調整はもちろんありますが、基本の処方は同じです。クレイ状マスクの洗浄効果とクリーム状マスクのなめらかさを両立した設計に、崩壊性スクラブを配合しています。開発当初は、このとろとろ感をクリーム状にするのが本当に難しくて。
清田 本当にクリーミィですよね。
田中 汚れをすっきり洗い流すのにクレイは最適なのですが、“とろっ”というテクスチャーはスキンケア効果が成すもの。相反する感触なうえ、洗いものにスキンケア要素を融合させるのは至難の業でした。
清田 でも、その甲斐があって、究極の“とろけ落ち”が実現したんですね。しかも、洗いあがった後のワントーンアップしたような肌感!
田中 ケアの楽しさに加え、効果をご実感いただけないと、その後使い続けていただけないですからね。
清田 個人的には「白色オイル」の機能性に驚きました! ふき取り美容液、ハンドケア、花粉・ちりなどの汚れ落とし、マスク後保湿ケア、隙間時間保湿など、スゴすぎます!
田中 朝晩だけでなく、Holicの時間を拡大し、いつでもできるスキンケアを提案したんです。逆に、温感オイル美容液「ウォームヒュッゲオイル」は、ゆったりと過ごすときのお供に。
清田 予想もしないようなアイテムが次々にお目見えするだけに、今後の製品もすごく楽しみです! 

 とろける、ひたる、3分間。至福の泥とろマスク洗顔 

DEW クリアクレイフォンデュ ローズミューク

DEW
クリアクレイフォンデュ
ローズミューク
贅沢で幸福感あふれるローズアロマとともに、泥とろ感触に包まれるやわらかなひと時を。90g ¥3080(編集部調べ)/カネボウ化粧品(6/11数量限定発売)

DEW クリアクレイフォンデュ ローズミュークのテクスチャー

軽快なローズドメ、濃厚なダマスクローズ、華やかなゼラニウムに安らぎを感じるパチュリなどの天然精油をアクセントとした香り。

DEW クリアクレイフォンデュ チルミント

DEW
クリアクレイフォンデュ
チルミント
さわやかでリラックス感のある香りとともに、泥とろ感触に包まれるゆったりと軽やかなひと時を。90g ¥3080(編集部調べ)/カネボウ化粧品(6/11数量限定発売)

DEW クリアクレイフォンデュ チルミントのテクスチャー

清涼感がありながらもスースーしない穏やかな使い心地。ペパーミント、スペアミントにリラックス感のあるクラリセージが香る。

この“泥とろ”テクスチャーの虜に

泥なのにこのとろ感! クレンジング後の肌にマッサージするようになじませ、そのままマスクに。2~3分置いて水やぬるま湯で洗い流すと、くすみやザラつきをオフして、ワントーン明るい肌に。

ここに惚れた!

作り手の“楽しさ”が伝わる製品!
「スイーツやインテリア、雑貨など、すべてが『Skincare holic』のインスピレーションの元になる」と語っていた田中さん。だから、不思議とライフスタイルにマッチするんだなあ、と納得しました。あと、「楽しく作るとそれが製品に出る」とおっしゃっていたのもとても印象的でした。

MAQUIA 7月号
撮影/土佐麻理子 取材・文/藤井優美〈dis-moi〉 構成/清田恵美子(MAQUIA)


※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。

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