色々トライするのは楽しいけれど、効果が早く感じ取れたら、よりやる気が出そう! 忙しい時の時短法、効率的メソッドやメイクなど、すぐ真似したい「即効美容」のあれこれ。
結果が出るとモチベもUP!
キレイな人ほど“即効”美容
1998年8月28日生まれ、埼玉県出身。2005年に子役としてデビュー。現在は俳優としての顔に加え、声優やYouTubeなど幅広い分野で活躍。代表作にNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』や主演映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』などがある。透明感溢れる佇まいが支持され、ニベア花王など数多くの広告に出演中。
超多忙俳優・福原 遥さん初登場
「忙しい時ほど、キレイになれますか!?」
朝ドラや映画の主演を務めるなど、俳優としてまばゆい輝きを放っている福原 遥さん。7歳で芸能活動をスタート。演技だけでなく、バラエティ番組や声優、モデル、さらにはYouTubeといった多彩なジャンルに積極的に挑戦。幅広い分野で活躍を続ける彼女は、常に多忙を極めながらも心身共にとびきり健やか。むしろ、忙しさが増すほどにみずみずしく可憐な美しさを更新していく福原さんに、キレイを磨く秘訣について教えてもらいました。
「基本的にはのんびり屋。でも仕事が忙しい時ほど、オフの日に予定をギッシリ詰め込みます。“自分との闘い”という感じで、ジム、マッサージ、美容院、整体……と朝から夜まで分刻み状態。メンテナンスができないと“あれもこれもできてない……”と焦ってしまって、全部が崩れていっちゃうんですよね。朝ドラの時もすごく忙しくはあったけれど、撮影時間が決まっていたから自分なりにいいリズムが作れていた気がします。私は時間があるとついソファでダラけちゃうので(笑)、実は仕事が詰まっている時の方が美容やメンテナンスを頑張れているんじゃないかな?」
“時間に追われている時の方が
美容に対して頑張れる気がします”
「忙しい私を支えるもの」って?
周囲をふんわり和ませる、柔らかな空気を纏っている福原さん。常に多忙な彼女が、自分らしさを失わない理由とは?
疲れて元気が出ない時は、とことん自分を甘やかすのが私流のモチベーションの上げ方。美味しいものを食べたり、夜中にマッサージに行ったりして自分のご機嫌をとるのですが、忙しくなるほど食べたくなるのがお肉。特に好きなのはレバーやネギタン塩で、馬肉はレアに近いほどテンションがUP(笑)。食べるとエネルギーがチャージされて、「やってやるぞ〜!」と熱くなれるんです。メンタル面でいうと、私はわりといろんなことを気にしがちな性格なんですよね。気付かないうちに無理をしてしまうので、ふとした時に「いま私、疲れてないかな?」と問いかけるのが習慣に。このお仕事ではしょうがない部分もあるけれど、見られているっていうことを意識しすぎると疲れちゃうじゃないですか。それではいつか充電がプツッと切れてしまうかもしれないので、仕事の場でも気負わずに、ありのままの自分でいることを心がけています。あまり考えすぎず、我慢しすぎず。“嫌われたら嫌われたでいい”くらいの気持ちでいることが、メンタルを保つ秘訣かもしれません。
子役としてお仕事を始めた頃は、習い事感覚で何も考えずに楽しんでいました。でも高校生になり、この仕事をやっていくと覚悟を決めた頃から悩みが生まれて……。思うような演技ができず“お芝居に向いていないんじゃないか”と思ったこともあるし、抜け出し方がわからなくて“辞めようかな”と思った瞬間も。その一方で“本当に限界が来るまでは絶対に諦めたくない”っていう気持ちも常にあって。諦めると自分に負けた気がするから、“とりあえず現場に行って、とりあえず頑張ってみる”ということをひたすら続けたんです。そうやってずっと頑張っていたら、周りの方から「よかったよ」と言って頂けるようになってきて、少しずつ自信が持てるように。もちろん、今でも自分に対して悔しいと思うことはたくさんあるけれど、以前に比べるとだいぶ強くなりました。それは、朝ドラを経験したことが大きいのかも? 自分が立ち止まっていても撮影やストーリーはどんどん進んでいくので、気持ちの切り替えが早くなって考えすぎることが少なくなった気がします。
今までで一番忙しかったのは、バラエティ番組とドラマを並行していた頃。どこで何をしていたか覚えていないくらい目まぐるしい時期を経験したことで、自分にとって本当に大切な時間が何かを改めて考えるようになったんです。私の場合、それは自分の周りにいてくれる人たちと過ごす時間でした。もともと私は悩みを人に相談できるタイプではないので、心の中を打ち明けられる相手はすごくありがたい存在。だからこそ、どんなに忙しくても自分を支えてくれる人を大事にして、その人たちが大変な時は寄り添える自分でいたいなって。私が考える幸せは、周りの人を幸せにすること。自分だけがうまくいっても、全然幸せじゃないんです。作品を観て下さる方に対しても同じ気持ちで、お仕事を通して感動や楽しさを届けていけたらすごく幸せ。そのためには何事に対しても楽しむ気持ちを持って、自分の心を動かし続けることが必要なのかなと思ってます。
“目まぐるしい日々を経験したことで
本当に大切にしたいものに気づいた”
MAQUIA 6月号
撮影/三宮幹史〈TRIVAL〉 ヘア&メイク/paku☆chan スタイリスト/黒崎 彩〈Linx〉 モデル/福原 遥 取材・文/真島絵麻里 構成/木下理恵(MAQUIA)
ドレス¥244200/イザ(ヌメロ ヴェントゥーノ) イヤカフ¥85800、リング¥231000/ハルミ ショールーム(オー)
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