創刊20周年を記念したスペシャル連載の第2回にご登場頂くのは作家の綿矢りささん。今回はご自身の著書の中から、MAQUIA読者におすすめの3冊を選んでいただきました。

綿谷りさ インタビュー 本

お話をうかがったのは
綿矢りさ

作家

綿矢りさ

1984年生まれ、京都府出身。2001年に『インストール』で文藝賞を受賞し、作家デビュー。2004年に『蹴りたい背中』で芥川賞、2012年に『かわいそうだね?』で大江健三郎賞を受賞。『勝手にふるえてろ』『ひらいて』など、映像化された作品も多数。

MAQUIA20周年記念連載
「明日の私をMAKEしよう」#2

綿矢りさ、楽しんでるっていい

MAQUIA読者に読んでもらいたい
ターニングポイントになった3冊

綿矢りささんが厳選。MAQUIA読者に読んでもらいたい、ターニングポイントになった3冊_2

『かわいそうだね?』
「収録作の『亜美ちゃんは美人』は、美人な亜美ちゃんが抱える問題を他者目線で書いてみた作品。美人を目指している方に読んでもらえたら嬉しいですね」¥1430 綿矢りさ著 文藝春秋

綿矢りささんが厳選。MAQUIA読者に読んでもらいたい、ターニングポイントになった3冊_3

『生のみ生のままで』
「女性同士の恋を描いた作品ですが、女の人の外見や中身の美しさについても書いているのでMAQUIA読者の方に興味を持ってもらえるんじゃないかな」 上・下  各¥616 綿矢りさ著 集英社文庫

綿矢りささんが厳選。MAQUIA読者に読んでもらいたい、ターニングポイントになった3冊_4

『嫌いなら呼ぶなよ』
「コロナ禍後の話なので、実感があるこのタイミングでぜひ読んでもらいたい一冊。周囲の整形イジリに対抗する女性を描いた作品も収録されています」¥1540 綿矢りさ著 河出書房新社

待望の新刊!

綿矢りささんが厳選。MAQUIA読者に読んでもらいたい、ターニングポイントになった3冊_5

『パッキパキ北京』
時はコロナ禍。北京に単身赴任している夫の元にやってきた元銀座の高級クラブ嬢・菖蒲の目まぐるしくもパワー溢れる駐妻ライフを疾走感のある文章で描いた傑作。¥1595 綿矢りさ著 集英社

MAQUIA 6月号
撮影/花盛友里 ヘア&メイク/KUBOKI〈aosora〉 スタイリスト/平田雅子 取材・文/真島絵麻里 企画・構成/横山由佳(MAQUIA)
トップス¥58300、スカート¥88000/KEIKO NISHIYAMA サンダル¥11900/CHARLES & KEITH JAPAN(CHARLES & KEITH) ピアス¥170500、バングル¥693000/CA JITSU(Ted Muehling) リング¥13200/ロードス(YArKA)
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。

最終更新日:

MAQUIA書影

MAQUIA2024年5月22日発売号

集英社の美容雑誌「MAQUIA(マキア)」を無料で試し読みできます。マキア7月号の大特集は「顔もボディもまるごと磨いて 夏を迎える準備はOK?」。通常版・増刊の表紙は小芝風花さん、プレミアム版の表紙は京本大我(SixTONES)さんです。

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