真摯な研究力と確かな技術力で、その人が持つ美しさを目覚めさせる【エミトーーク 第7回 est（エスト）】

花王の技術の粋を結集し、自ら美しくなろうとする力を引き出すエストから、新しいエイジングケア洗顔料が登場。その開発の裏側を直撃。それはとっても画期的でした！

第7回　est（エスト）
真摯な研究力と確かな技術力で、
その人が持つ美しさを目覚めさせる

酸化に打ち勝つ
洗顔アイテムが誕生！
清田　エストから、くすみの原因を洗い流すクレンジングと洗顔料が発売されますね。「角層の酸化ケアができる洗顔料」と伺い、興味津々でした。ひと足先に使わせていただきましたが、すぐにつるんとし、肌が明るくなるのを実感しました。
清原　角層は皮膚の一番上にありますから、効果感がわかりやすいですよね。だからこそ、角層が濁っていたり、荒れていると肌の色はくすんで見えてしまうんです。そこで、花王は「角層酸化」に着目しました。
清田　肌の酸化はよく「肌サビ」などと表現されますが、生きている以上、免れないですよね。そもそも角層が酸化すると、肌にはどのような影響が出るのでしょうか？
清原　角層酸化とは、皮脂の酸化物が、角層のタンパク質に結合することです。こうなると、ターンオーバーが乱れ、肌本来の機能が低下して、エイジングが加速してしまいます。なかでも、角層の酸化により、角層が濁り、肌のくすみの大きな要因になることがわかりました。
清田　ブライトニングケアや紫外線対策をしていても解決できないくすみの原因がここにあったんですね。最初からここに狙いを定めて研究をされていたんですか？
清原　研究開発者によりますと、もともとは毛穴悩みに応えるものを開発しようとしていたそうなんです。毛穴と言えば角栓。開発中、角栓を取り去ると肌が明るくなることに気づいたそう。ここの関連を深化し続けたところ、角栓が多い人は、酸化ダメージが多いことを発見。さらに、酸化ダメージは、毛穴に詰まった角栓が起点となって発生し、皮脂を介して顔全体へ伝播することを新たに見出したのです。
清田　酸化反応が連鎖するとは！

解消しないくすみの原因は
頬の隠れ角栓だった！
清原　そしてもう1つの新知見が、「頬の角栓」は40代以降に増加するという事実。私たちは「隠れ角栓」と呼んでいます。
清田　角栓と言えば、鼻周りなど皮脂量が多いところかと思っていました。「頬」「隠れ」ということは、一見、角栓なんてなさそうな肌でも、存在するということですか？
清原　そうなんです。40代以降に増加する頬の角栓は、オイリー肌の人以外にも発生するんです。自覚しにくいこの「隠れ角栓」が原因となり、知らず知らずのうちに、角層酸化によるくすみが発生している可能性が誰にでもあるのです。
清田　隠れ角栓を放っておくと、肌はどうなってしまうのですか？
清原　どんどん増えて、肌がくすんでいきます。実は角栓は、通常の洗顔料では取り除くのが難しいんです。かといって、無理やりでは肌を傷めてしまいます。そこで、角栓の中の皮脂を溶かし、固まっているタンパク質を分散させることで角栓を解きほぐし、崩壊させる洗浄技術を採用。さらに抗酸化成分として知られる「トコフェロール」により皮脂による酸化反応の伝播も防ぐことができます。
清田　こちらの新洗顔料、1回目はつるつる。そして、確かにくすみが抜けて、肌の色が冴えわたるような印象でした。洗顔料だけでもすごく効果を実感できましたが、クレンジングと併用するとさらに肌のくすみ感が抜けたような気がしました。
清原　特に昨今は、マスクによる皮膚温上昇で皮脂量が増え、より角栓ができやすい状況でもありますから。ぜひくすみ感が気になる方にお試しいただきたいです！
清田　まさにエストらしい製品ですね。「肌が自ら美しくなろうとする力を引き出す」というエストの考え方は、いつどんな時点からでも肌を上げていけるという希望が持てて、とても共感します。

ジェル ウォッシュの使い心地は?

MAQUIA 4月号
撮影／土佐麻理子　取材・文／藤井優美〈dis-moi〉　構成／清田恵美子（MAQUIA）

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