以前にご紹介したとおり、下島先生が推奨する美ボディは、出るべきところは出ている"メリハリボディ”。
極端に食べないとか、偏った食事をして体重を落としても本末転倒。
痩せたくない胸や顔、肩などの脂肪が減って、女性らしさを失ってしまいます。
また運動で部分痩せするというのはなかなか難しく、時間をかけて続けないと効果が出にくいというのが現実。
毎日の生活のなかで実践できることがあればいいんだけど……。
そこで下島先生がオススメするのがDIT。
DIT=食事誘導性熱産生です。
人が消費するエネルギーは、大きく分けると『基礎代謝』『身体活動量』『食事誘導性熱産生』の3つ。
DITは、食事をすると消化などのために内蔵が活発に活動するという理由で消費するエネルギーのことで、食事のとり方によって代謝量を高めることができるそう。
「朝、昼、夕、深夜を比べると朝のほうがDITが高く順々に低くなっていくので、朝にたっぷり食べたほうが良いですね。例えば食事の20〜30分前に軽く運動をすると、消費カロリーを上げる効果があります。運動といっても軽くストレッチをしたり、一つ、二つ前の駅で降りて歩くなどで十分です。また、楽しい仲間と美味しい食事をとることは交換神経を刺激してDITを高めます。香辛料に含まれるカプサイシンも脂肪燃焼効果を高めてくれます」(下島先生)
大笑いしながら辛い鍋をつつくなんて、最高のエネルギー消費に繋がりそう♪
これなら毎日でもできそうな気がしますね!
できることを毎日続けることが、無理のない美ボディ作りに欠かせません。ぜひ、今日から習慣にしてみませんか?
撮影/坂本よう子 文/平沢朋子
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