先日は告知後、お申し込みが殺到した
協会主催の『コスメを読むセミナー』が
三田にあります読売理工医療福祉専門学校にて

開催されました!


私は、お手伝い兼受講者として

参加してきました!


お決まりの協会スカーフ♡

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セミナーは二部制となっており、


前半で、


『化粧品の防腐剤を読み解く』というテーマをもとに

東京農業大学客員教授の島田邦男先生による講義でした。

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後半では、


『日焼け止め/ファンデーションを読み解く』というテーマをもとに

有限会社久光工房代表取締役、

化粧品研究開発コンサルタントの
久光一誠先生による講義でした。

綺麗になることに努力を惜しまない女性達には、
絶対に知って欲しい様な内容の濃いセミナーの企画です。

前半の防腐剤については、

ついつい、
『なるほど、なるほど!』と、うなづいたり、

「どうゆうこと?!それ知りたい!!」
という内容に気付いたら、前のめりになっていました!


3時間あまりのセミナーは、

どれもこれも貴重なお話ばかりで、

紹介する内容も悩みましたが、

今回は皆様といくつになっても絶対切っても切れない後半の講義で

学んだ『ファンデーション』について、お話したいと思います♪


なぜなら、

ファンデーションといえば、お化粧をする上では、
最も基本となる必須アイテムですよね。



『私はあまり化粧しないな』という方でも、
最低限の綺麗なお肌作りとして、
ファンデーションは塗っていたりします。

そんな最も使うコスメであるファンデーションの成分を読み取る事ができたら、

世の中にたくさんでているアイテムの中から、
自分のお肌に最適なものを選べる力がつきますし、
お肌に合っているからこそ、いつでも美肌な自分を実現できると思ったからです。

だから、皆様のファンデーション選びのヒントになるように
濃厚なセミナー内容から、こんな風にファンデーションは
出来上がっているのですよ!という部分をかいつまんでお話しますね。

まず、

ファンデーションには、ルースタイプやプレストタイプ、
そして、リキッドタイプなどがあると思いますが、
どのタイプのファンデーションも基本的には、

お肌の色を作り出す着色顔料と、

濃淡を調整する体質顔料と言われるものと、

ツヤ具合を調整するパール顔料を、

 

どのタイプのファンデーションかによって、組み合わせて作られています♪


だから、『ファンデーションの成分とか!専門家じゃないし、分かる訳ないじゃん』

という方も多いと思いますが、いたって配合されている成分はシンプルなのです。


例えば、タイプ別に見ていくと、


(ちなみにルースパウダーとプレストパウダーの

違いについてはこちらで紹介していますので、

よかったらどうぞ♡)


★ルースパウダー。

皆様がご存知の様に、さらさらとしたパウダーでできているタイプのファンデーション。

基本的にはツヤぽっく仕上げたいときにおすすめのベースアイテムです。



※アットコスメからお借りしました。
RMK トランスルーセント フェイスパウダー N00/P00

さらさらっとしているのが特徴であるように、

その配合成分は着色剤と感触調整粉体でできています。

油分が入っていないので、
お肌への付着力が弱く化粧崩れしやすいです。またカバー力も弱めです。

だけれどその分、簡単な洗顔で落ちますし、
自然なツヤ感を出したい方や、

今日は薄化粧がいいという日にはオススメです。


次に、

★  プレストタイプのファンデーション。

こちらはマットなお肌を作るときにお勧めしたいベースアイテム。

カバー力もルーズタイプよりも優れます。


※アットコスメからお借りしています。

カネボウ フェースアップパウダー<ミラノコレクション2015>

ルースパウダーと使い分けをするとしたら、
ルーズパウダーは粉がメインなので、オイリー肌の方が使えば、
分泌された皮脂を吸い取ってくれる働きがありますが、
乾燥肌の人が、ルースパウダーを使用すれば、もしかしたら普段よりより乾燥を
感じてしまう事もあるかもしれません。

なので、乾燥肌の人には、プレストパウダーをおすすめします。

といった感じで、仕上げたいイメージで選ぶ方法もありますが、
自分の肌質や肌のクセで選んでもいいと思います。
さてさて、こんな風に肌質に合わせた選び方ができるのも、

やっぱり成分を読める力のおかげです.


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配合されている成分を読むことで、

美容部員さんに細かく質問しなくても、


そのファンデの特徴がどういった方に向いているのか

分かる様になりました。


さてさて、お話がズレましたが、

プレストパウダーの配合成分です。


プレストパウダーの配合成分は着色剤と感触調整粉体に油が配合されてできています!


だから、お肌に塗ったときに、

油が接着剤のような役割をしているから、

粉がお肌に密着してくれて、カバー力があり、かつ乾燥肌の方の

乾燥によるお化粧ヨレや粉ふきを防げるということです。

それに油が入っていることで耐水性にも優れていますよ!


最後にもう一つ定番タイプのファンデーション。

とりあえず皆様一本はお家にあるのではという

リキッドファンデーションの配合成分を紹介します。




※アットコスメからお借りしました。

ランコム タンミラク リキッド

私は最近もっぱらこれを使っています!

お肌が簡単に陶器肌になります。

改めて、いままでリキッドとはつまり何??と、

考えた事無かったので、私はすごく聞き入ってました(笑)

(ちなみに私はリキッド派です。)


リキッドは着色剤と感触調整粉体と乳液/クリームでできています。他のファンデと同様に着色剤や感触調整粉体からファンデのベースが

出来ていますが、乳液やクリームがはいっているので、

他のファンデにはない伸びが良くてしっとり感があります。


それに乳液やクリームと言えば、

保湿剤や油性成分によるスキンケア効果もあって、

まさに化粧しながら美容時間ですね(笑)


ただし、プレストタイプよりは、耐水性がやや劣るとか。

それは、リキッドに含まれる油性成分を、

粉の付着や揮発性を最大限に活かす為に

油の中に水がちらばっている油中水型(W/O)を使っているからなのです。


以上、見てきたように、

ファンデーションは基本的な成分と

ファンデーション自体のタイプによって

配合するプラス成分でできているのです!


いかがでしたか??


配合成分なんて知らなくても、たくさんあるファンデーションから

なんとなく買う事はできますが、

基本となって配合されている成分が分かっていれば、


自分がどのタイプが良いのかを選べますし、

自分がこのファンデを気にいっているのは、

この成分が私に合うからなのだって事も分かりますよね?


そしてなんで自分が今日はこのファンデなのかを

分かって使うのと、なんとなく使うのでは、

お化粧の仕上がりも自然に違ってきます。


ちなみに着色剤や感触調整粉体などは、いわゆる皆様も一度は

聞いた事があると思いますが、


着色剤= 酸化鉄、酸化亜鉛

感触調整粉体= シリコーンパウダーやクロスポリマーなどのことです。


この辺の細かい成分については、実際に自分が使っているファンデなどに

表示されている成分を見て、グーグル先生に聞いても良いですし、


今回のセミナーの講師である久光先生が編集しているフレグランスジャーナル社から

出ている化粧品成分ガイドを参照すれば簡単に分かりますよ。


せっかく学んだのでこれからは、成分を見て購入を決める人に

なりたいから、私もしっかり買ってしまいました!


化粧品成分ガイド!


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フレグランスジャーナル社

以上、日本化粧品検定協会主催、コスメを読むセミナーレポートでした!


日本化粧品検定協会の開催するセミナーは

いつもお土産が豪華なのですが、

今回もやっぱり豪華でした♡



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オルビスのファンデや日焼け止めのサンプルは

講義で成分を読む実技で実際に自分たちで解いたものなので、

なんだか使うのが楽しみで嬉しいです♡


これから春本番に入って行きます!

季節の変わり目でお肌が一番ゆらぐ季節なので、

ファンデに関わらず、スキンケア用品に関しても

言える事ですが、成分に着目して、

自分にあったものを選んで下さいね♡



では、また更新します♡


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