人生で一番辛かった頃

誰にも見せたことのない写真を、思い切って公開することにしました。

私が顔の皮膚の炎症で悩んでいた頃の写真と今の写真。

「いつか、この辛かった時期を糧にして、同じように悩む人たちのために本を執筆しなさい。」と勧められて撮った写真が左。

治りかけた時期に撮ったのでこのレベルですが、一番ひどい時はもっともっと顔面が腫れて汁が吹き出していました。

不調を初めて感じたのは、修士論文の締切近くで最終的な実験に追い込まれていた時。

実験棟建て替えによる研究室の引越の時期とも重なり、疲労がピークに達していました。

なんだか、まぶたが赤く腫れる。

病院へ行ってみると、疲労やストレスによるアトピーと診断されました。

処方された薬はステロイド系ではありませんでしたが、その代わり副作用で激痛が走り、耐えられず。

完治させないまま私は就職し上京したのでした。

今思うと、それが一番の間違いでした。

仕事に就いてみると、生ぬるかった自宅通いの大学生時代とは比べ物にならないくらい毎日が忙しく、皮膚病はどんどん悪化し顔全体へと広がっていきました。

なぜか、体全体には広がらず、顔だけへの集中攻撃。

なんで私の顔なんだろう？

辛い思いでいっぱいでした。

すれ違う肌のきれいな女性みんなが、羨ましく、そして恨めしくさえ思えました。

「ニキビができちゃって。肌荒れなんとかしたいわ～（笑）」って軽々しく笑っている人に怒りを覚えました。

そんなニキビ、頑張ればすぐ治るじゃない！

だったら私と代わってよ！！・・・って。

心が荒み、見た目だけでなく人間としてどんどん醜い自分になっていくのが本当に嫌でたまりませんでした。

メイクができない。

高校生の時の日焼けを挽回すべく美白スキンケアに力を入れたいのに、それどころではない。

顔を見られたくないし、見られたら見られたで周りから哀れな目で見られるからマスクをはずせない。

そんな私がどうやってアトピー肌を克服したのかは、次のページで！

（ちなみに私は医者ではないので、あくまでも個人的な経験談になります）

その①

思い切って引っ越しました（笑）

入社当時に住んでいたのは、茨城県の会社の借上げアパート。

築年数古い上に、隣りにはカブトムシが生息する山があり、湿気ムンムン。

夏はゴキブリが我物顔で普通に道路や通路を闊歩している。

角部屋で喜んでいたら、寒い時期になるとテントウ虫が100匹くらい暖をとりに侵入。

お風呂もシンクもゴムパッキン用カビキラーの歯が立たないほどカビの根が奥の奥まで蔓延っている。

両親が絶句するほど、お嬢様育ちの私にはなかなかの劣悪な環境でした(^-^;

最近の研究結果によると、アトピーの原因は肌上で黄色ブドウ球菌などが異常繁殖することによるという説が有力なようですが、肌を清潔に保つことは最重要。

タオルが一瞬でかびるような部屋は治療に不向きなわけです。

異動（都内）が決まった後も、茨城県から通えと会社から言われたのですが、我慢できず全て自己負担で新築アパートに引っ越しました。

高い家賃払ってでも健康を手に入れる選択は間違っていないはず。

その②

腸内環境改善に努めました！

一時期、まるで妊娠しているかのように老廃物が腸に溜まりきっていた私のおなか。

「肌は腸を映す鏡」とも言われますが、腸がスッキリしないと肌は本当に荒れるんです。

乳酸菌や食物繊維など、腸内環境改善に効果がありそうなものを積極的に摂取しました。

その③

メイクを我慢し、薬を正しく塗る

茨城県の病院では、ステロイド系の塗薬も処方されたのですが、これがまぁ本当に塗れば一旦すぐ腫れがひいちゃうもので、痛みもなくて頼り切っていました。

そして、症状が軽くなるとは、厚化粧で肌荒れをごまかして出かけていた私。

厚化粧は肌に良くないとはわかっていても、やめられませんでした。

ただ、腫れがひいて一見治ったように見えても、実は根本的に完治していなくて、少しのストレスですぐに再発してしまうんですよね。

まめに病院へ通いながら薬を変えていかなければならないのに、それも面倒で怠っていたので、治っては再発を繰り返していました。

ステロイド系の薬は、どんどん皮膚を薄く弱いものにしていきます。

目の周りに塗るのは禁止されています。

でも、私は薬のついた指で目の周りをさわってしまったのでしょう。

私の腫れぼったかった目も、副作用で薄くなり、くっきり二重になってしまいました。

絶対真似はしないでください。

長くなってきてしまいましたが、次のページで、私の肌荒れを救ったプチプラアイテムをご紹介！

その④

角質ケアを入念に行う！

ネイチャーコンククリアローション

こちらは去年度のクリップで私が2014年度ベストコスメにあげたものですが、角質ケアを入念に行うことで、アトピーだけでなくニキビなど、肌荒れ全般が再発することがかなり減りました！

（以下、クリップをリライトしてお届け！）

結局私のお肌は汚肌だったってこと！？
悔しいけれど、認めたくないけれど、使い続けたらきれいになれたんです！

こちらは日本で初めてふきとり化粧水を作ったというナリスアップ コスメティックスの商品。

ピーリングをするようになってからいくつか商品を試した結果、肌へのやさしさ、お財布へのやさしさ、ともに文句なしの大満足商品で、かなり前から継続使用しています。

だって、これ1本200mlで、1000円でおつりが出ちゃうような価格なんです！

ここで節約した分、美容液やクリームにお金をかけることができるんです(^-^)

しかも、1本で5役という優れもの！

ふきとり化粧水なので、①角質ケアができることはもちろん、②朝の洗顔代わりに使用できたり、ヒアルロン酸、コラーゲン、、植物性セラミドといった美容成分配合で③保湿がしっかりできたり。。

これは最近知ったのですが、アカブドウの葉から抽出したブドウ葉エキスが配合されていて、④肌のひきしめ効果もあるんだとか！

また、乾燥による⑤肌荒れ防止効果のあるグリチルリチン酸ジカリウムも配合されているとのこと。

ふきとりビフォーアフターのコットンの写真がすごいです↓

下が新品、上がふきとりケア後です。。

汚い写真でホントすいません(>_<)

余分な皮脂や古い角質が本当にきれいにふきとれます。

無理に角質をはがしたりするわけではないので、朝と晩、1日2回のケアがオススメされています。

これを使い始めて1ヶ月過ぎてから、以前より肌荒れが少なくなっていることに気が付き、やめられなくなりました。

結局、私の肌荒れの原因は、汚肌がキレイになりきれてなかったってことだったんですよね。

認めたくないくらい悔しい事実です。

その後、とあるイベントでこちらの商品の説明を改めてお聞きする機会があったのですが、そこで角質チェックを体験しました。

手の甲に黒いテープを貼って剥がして比較をしたのですが

左は何もしなかった場合、右はネイチャーコンククリアローションでケアをした後。

よく洗っている手でもこの結果。

古い角質は洗顔だけでは落としきれないという事実を目の当たりにしました。

こちらのイベントで紹介いただいたコットンもなかなか面白くて♪

なんと４枚重ねで、めくって使うこともできます。

角質ケア後に、コットンを４枚にめくって、そのままローションパックをするのがオススメです♪

そして、私の肌荒れは完治したと自信をもって感じる理由。

（次のページで、総括です！）

その⑤

会社を辞めたら、ストレスがなくなり、肌荒れが再発しなくなりました。

母は、「素敵な人と結婚して、一刻も早く会社を辞めてほしい」と毎日のように私のことで心を痛めていました。

私も、ようやく運命の人と出会い、結婚することができました。

子供が生まれるまでしばらくは働くと提案したのですが、「今まで頑張ってきたのだから、少しはゆっくり休んでいいんだよ」って、優しくしてくれる旦那様です。

だから、お言葉に甘えて、アルバイト感覚で好きなことをして生きている毎日です。

日焼けをすると数年後に出てくるシミのように、無茶をさせた私の肌は、もしかすると数年後に何かまたトラブルを抱えるかもしれません。

それが恐くてしかたないのですが、私は今、できる限りのことを努力していこうと思っています。

①肌を清潔に保つ

②腸内環境を整える

③肌トラブルがあれば、病院で相談する

④角質ケアを入念に行う

⑤ストレスフリーに生きる

肌が美しくあれば、オシャレやメイクを楽しむことができます。

もし、肌にトラブルがあるのであれば、希望を捨てず、せめて、心だけは健やかに。

肌トラブルの悩みを抱える方にとって、少しでも参考になりましたら幸いです。

チーム★美セレブ　陽♀