すべては落とすことから始まる！ クレンジング＆洗顔の基本を水井真理子さんが徹底レクチャー。まずはみんなが勘違いしがちなクレンジングのポイントを解説。
すべては「落とす」から始まる！
クレンジング＆洗顔で美肌の土台づくり
マキア歴8カ月。美容のマニアックな面白さに目覚め、自身のケアも大アップデート中。
基本のクレンジング
水井流見直しポイント
数千人の肌をカウンセリングしてきた水井さん。その豊富な経験から、多くの人が勘違いしがちなポイントを徹底解説。見違えるスッピン肌にリセットできるように。
（右から）オーガニック ローズウォーター配合で、肌を潤しつつメイクオフ。デマキヤン エクスプレス 125ml ¥4180／クラランス 余分な角質を柔らかくするから、くすみやニキビ予防にも。ミルキィ クレンズアップ 120g ¥3080／アクセーヌ
ポイントクレンジングはまず3秒おくが鉄則
コットンの表・裏・折り目を
駆使して、くまなくクリーンに
「リムーバーをひたひたにしたコットンをまぶたにのせ、3秒キープ。ひと呼吸置くとなじむので、それからそっと横と下にすべらせて、まずまぶたのメイクとマスカラをオフ。裏返して眉のメイクを落とし、さらにコットンを半分に折ります。その折り目でまぶたのキワをすっとなでるとアイラインもスッキリ」（水井さん・以下同）
ここが目ウロコ！
コットン一枚をここまで使い倒せるとは！ 今まできちんと落とせていなかったと反省。（経集T）
盲点はずばり鼻筋と口周り
見落としやすい箇所を意識してメリハリ洗いを
「皮脂腺の多い部分や指が届きにくい部分は特に丁寧に。盲点になりやすいのが、実は皮脂の多い鼻筋とくすみやすい口周り。鼻筋と鼻の脇は指の腹を上下させて念入りになじませる。口周りは鼻の下を伸ばし、指先を細かく動かすと角質の溜まりを防げます」
ここが目ウロコ！
鼻の下を伸ばしてみると面積が倍くらいになります（笑）。指が届いていなかったと実感。（編集T）
ひじ位置で指の圧をサポート
常に脇を締め続けている人、多し。
ひじを自然に動かして、指の圧を減らして
「あごから頬にかけての顔の下半分になじませる時はひじを下げて、顔の上半分を洗う時はひじを軽く横に開くと、指の面がフィットしてぐっとやりやすくなります。指に余計な圧がかからず、細かいところまで面で届くようになるので、指というお道具の効果を最大限に引き出せます」
ここが目ウロコ！
無意識に脇を締めて腕に力が入っていました。指の面がふんわり当たるようになった！（編集T）
フェイスラインは片手クロス洗いで
マスク時代の角質は
フェイスラインに溜まると心せよ
「マスク生活になって毎日のように摩擦にさらされ、汗やムレでも汚れて角質が溜まりやすいのがフェイスライン。手をクロスさせ、右側のフェイスラインは左手で洗うようにすると骨格に沿って洗えます。ついなおざりになりがちな部分なので、片手ずつなでるようにクレンジングするのが鉄則」
ここが目ウロコ！
フェイスラインもあご下も見落としていました！ 簡単なのにしっかり落ちた感あり。（編集T）
MAQUIA 4月号
撮影／中島 洸〈まきうらオフィス〉 ヘア＆メイク／榛沢麻衣 スタイリスト／金山礼子 モデル／Yuki（マキアビューティズ） 構成・文／高見沢里子 企画／髙橋里佳（MAQUIA）
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
MAQUIA2024年8月22日発売号
集英社の美容雑誌「MAQUIA(マキア)」を無料で試し読みできます。マキア10月号の大特集は「私が輝く秋メイク」。通常版の表紙は池田エライザさんです。
