神崎 恵流・タイパ&コスパ。水、運動、高機能クリームの美容アイデア

いつも美しく朗らかで人を惹きつける神崎 恵さんに、時間とお金の「かけどころ」&「抜きどころ」を考えた美容のアイデアを聞きました。

「起きたらすぐ顔にスプレータイプのローションをシューッとして、交感神経のスイッチオン。ぱっと目覚めてきびきび動けます。スプレータイプって手軽に効率よくケアできるので大好き。『タカミ』のローションはスプレーボトルに移し替えて背中ケアに使うのもおすすめです」

「起きなきゃいけない30分前に目覚ましをかけ、ベッドの中でその日のスケジュールをシミュレーション。お弁当の中身や仕事の内容、メイクもファッションも30分で頭の中で整理して、無駄のない動きを心がけています」

「アイラインやアイブロウはプチプラコスメのバリエと進化が素晴らしい。『SUSIE N.Y.』の極細アイブロウペンシルなんてもう100本近く使ったと思うし、『ヴィセ』や『キャンメイク』、『ケイト』のほか、韓国コスメのキラキラも大好き」

「透明感、ツヤ感、繊細さを美しく落とし込みたいときは、高価でも百貨店で売っているファンデーションが結局はコスパがいい。トレンドを盛り込んだ“今季”の一品さえあれば、瞬く間に旬の肌をまとうことも可能」

「例えば間接照明の中での食事会なら、メイクが濃すぎると顔が沈んで怖く見えちゃう。髪もメイクもその日過ごす“光”を意識して、似た光環境で。バニティにコスメを入れておけば、どこにでも持ち運びしやすいので便利です」

「お気に入りのオイルやスパイス、薬味を常備しておけば、時短でぱぱっと作っても十分おいしい！ 特に『朝岡スパイス』やトリュフ塩、すき焼きのたれは万能。『茅乃舎』のだしも各種ストックしています。また、料理は黒や白、クリアの大きめの器に盛れば、上品かつ美味しさに拍車がかかるから不思議」

「目に見えるものはすべてヒント。どんなに忙しくてもわくわくする気持ちを忘れたくないので、日常的にインプットするクセをつけています。例えば、お花の色合わせを観察したり、新しいファッションやメイクに関しては、コレクションを毎シーズン必ずチェック。情報を取りに行く労力も惜しまないように」

「体力とメンタル強化のために週2のパーソナルを継続中。その時間に集中するので、宅トレはしません。筋肉をつけると元気で過ごせるのはもちろん、気持ちもタフになり、気分の切り替えもスムーズに。毎日を楽しく過ごすためにも、健康な体と筋肉が資本です」

「今の高機能クリームってケアのすべてを網羅しているものが多いですよね。化粧水とクリームだけ、なんていう手軽なケアでも十分に肌を整えることができるし、たーっぷりのせておくと翌朝調子のいい肌に。説明書は隅まで読んで、効果を期待しながら使うのもコツ」

「やることが多い日は時間できっちり区切ります。区切るときは1時間、2時間より60分、120分と分単位で考えるのがコツ。細かく刻む方が“まだ○分ある！”と気持ちにも余裕が出るし、より効率よくタスクをこなせます」

「お風呂もスキンケアも、しっかりケアとスーパー時短、2つのコースを用意しています。時短（ショートコース）の日は、スキンケアでいえばクレンジングとクリームだけはしっかり。お風呂は即温まるエプソムソルトに頼れば10分でもしっかり巡ります」

「ヘアスタイルはファッションに合わせるのが基本ですが、面倒な日は反対にタイトなヘアにファッションを合わせます。ぱぱっと適当にまとめてもスタイリング剤の力を借りれば、きちんと感、ラフ感などのニュアンス作りもうまくいきます」

「ベッドサイドにお気に入りのスキンケアアイテムを置いておき、ベッドで寝ころびながらケアするのも日常。ボディクリームを塗ったものの部屋に行くまでにクリームが床についてベトベト！なんていうこともなくてすごく快適ですよ」

MAQUIA1月号
撮影／花盛友里　ヘア／赤羽麻希（joemi by Un ami）　メイク・モデル／神崎 恵　スタイリスト／平田雅子　取材・文／通山奈津子　構成／萩原有紀（MAQUIA）

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