夏の疲れがどっと出るこの時期。毎日の食事から不調をリカバーするための知識を、管理栄養士の浅野まみこ先生に教えていただきました。

レシピ 食欲 食事 夏太り 管理栄養士 浅野まみこ

美のエキスパートたちがお宝回答!

ボディ、睡眠、ヘア、食事、お風呂…
夏の終わりのご自愛ケア100問100答

食事でご自愛ケア

浅野まみこ先生

管理栄養士・フードプロデューサー

浅野まみこ先生

多くの栄養指導を実施した経験を活かし、講演、コンサルティングをはじめ、各メディアで活躍。コンビニを上手に活用した健康アドバイスも行う。

Q 暑くて水をたくさん飲むので
体全体のむくみが気になります

水分はちびちびゆっくりが鍵!(浅野まみこ先生、以下同)
「一度に、大量の水分を摂るのは禁物! また、同時に塩分を摂取し過ぎかもしれないので、味の濃いものを控えることもポイント」

Q 食欲がなく、食事が麺類ばかりに偏ってしまう

「麺類などの炭水化物をエネルギーに変えるために、必要な栄養素はビタミンB1。麺類の上に、サラダチキンや卵、豆腐、納豆、豚しゃぶ、焼き魚などをのせて食べるようにするのがおすすめです」

Q 夏の間は冷たいドリンクや
アイスなどをついつい……。
冷えにいい食材はありますか?

薬味と言われる生姜やニンニク、
唐辛子などは体をすぐに温める効果が!
「冷たいものは胃腸の動きを鈍くし、消化活動を落とします。なるべく常温や温かい飲みものを。また、上の薬味を上手に取り入れて」

Q 強い紫外線やエアコン乾燥で
肌がぼろぼろ。美肌にいい食材は?

色の濃い野菜を選ぶよう意識しましょう
「紫外線ダメージを修復するのは、抗酸化ビタミンと言われるビタミンA(ベータカロテン)、ビタミンE、ビタミンCが効果的。色の濃い野菜に多く含まれるので、取り入れて」

色の濃い野菜を選ぶよう意識しましょう

Q コンビニで買える、おすすめの
ヘルシー食品を教えて

豆腐や納豆、ゆで卵など、
良質なタンパク質が取れる
代表選手をチョイスしてください
「麺類やサラダを単品で買うだけでなく、必ずタンパク質食品をトッピングするようにすると一気に栄養価も満足度も上がります。焼き魚やサラダチキンもおすすめです」

豆腐や納豆、ゆで卵など、 良質なタンパク質が取れる 代表選手をチョイスしてください

Q どういう食べ合わせが栄養が
あって、太りにくいのか知りたい!

PFCバランスが大切。
いつもおかず、野菜、主食の3つが
揃うようにするだけでもOKです
「PFCとは、Pはプロテイン=タンパク質、Fはファット=脂質、Cはカーボハイドレイト=炭水化物の意味。これらをバランスよく摂るのが大切です」

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イラスト/田中麻里子 取材・文/中島 彩(MAQUIA) 構成/萩原有紀(MAQUIA)

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