夏になると気になるのが、紫外線による透明感やハリの低下、そして、皮脂による毛穴トラブル。そんな肌悩みには、まずはスキンケアの基本から見直しを。中でも、大人の肌の土台を左右するUVケア&クレンジングについて、貴子先生がわかりやすく解説してくれます。

カバーマーク UVケア クレンジング 貴子先生

悩める大人の美肌塾
透明感・うるおい・ハリの低下...。

大人肌の基盤をつくるUVケア&クレンジング講座、開講!

教えてくれたのは

松倉クリニック代官山院長。美容トレンドを適度に取り入れながらその人の良さを引き出す治療提案と、的確な施術が人気。

落とす&守るケアこそが
夏の肌を健やかに導く
「夏の肌トラブルといえば、紫外線によるダメージと落としすぎによる皮脂量の低下」と語る貴子先生。それぞれどのようなトラブルにつながるのか、詳しく聞いてみると……。
「紫外線ダメージというと日焼けやシミなどの色トラブルを連想する人が多いと思いますが、波長の長いUVA波は真皮まで到達し、ハリの要となる線維芽細胞を破壊してしまいます。それによりコラーゲン生成量が低下して、シワやたるみの原因に。また、夏の肌は皮脂量が多くなるため、さっぱりしたい一心で洗浄力の高いクレンジングを選びがち。肌の一番の保湿剤は自分自身の皮脂なので、落としすぎると乾燥や毛穴の目立ち、うるおいを補おうとさらに活性化する皮脂分泌など、さまざまなトラブルにつながります。まずは夏の肌リスク回避のため、UVA波からも肌を守る日焼け止めと、皮脂膜を守るクレンジングの見直しを」

紫外線による線維芽細胞のコラーゲン生成量の低下

紫外線を浴びると線維芽細胞にダメージが加わり、細胞内部のタンパク質が変性。それによりコラーゲンの生成量が低下し、ハリまでダウン。

日中のケア

大人のUVケア三カ条


1SPF50+・PA++++でUVA&B波をカット
UVA波への耐性を表すのがPA値。シミの原因となるメラニン生成を抑えるのがSPF値。数値が高いほど防御時間が長い。


2肌の防御と修復を同時に叶えるものを
ストレスフルな日中こそ、細胞レベルの修復ケアが大切。日焼け止め効果だけじゃなく、コラーゲンケアまでできるものを選んで。


3気になる部分には重ね塗りを
紫外線から肌を守るには、ムラなく均一に日焼け止めを塗ることが重要。シミができやすい部分は重ねて徹底ブロックを。

エイジングケアも視野に入れたアイテム選び
「ただでさえハリの低下が気になる大人の肌にとって、日焼け止め選びは最重要課題。コラーゲン生成に大きく関わるUVA波のブロック力を示すPA値は、必ずチェックして。さらに、日焼け止めの1歩先を行くケア効果を搭載した新製品も増えているので、エイジングケアを兼ねたものを選ぶのがベスト。日焼け止めの効果を感じにくい人は使用量の見直しと重ね塗りを徹底させて」(貴子先生・以下同)

夜のケア

大人のクレンジング三カ条


1皮脂膜を取りすぎないミルクタイプを
まろやかだけどさっぱり使えるミルククレンジングは、夏の肌ケアにピッタリ。うるおいを与えつつ、バリア機能の立て直しを狙って。


2洗い流しは34℃前後のぬるま湯で
高温のお湯でメイク汚れを洗い流すのは、皮脂の取りすぎに。必要な皮脂膜を守るには、肌と同じか少し低めの温度設定がマスト。


3こすらず3分以内に終わらせて
たっぷりの量で肌との間にクッションを作り、摩擦せずにメイクを浮き上がらせて。擦りすぎも乾燥を加速させる一因。

クレンジングは摩擦レスとうるおいキープが絶対
「落とすケアの重要性はマキア読者ならご存知のはず。でも、しっかり落とそうと思うばかり、擦りすぎたり、高温のシャワーで洗い流すと必要な皮脂膜まで奪われて、紫外線をはじめとする外的ダメージを受けやすい肌に。逆に、メイクが落としきれていないと、肌に残存した汚れが毛穴に詰まったり、肌荒れなどのトラブルの引き金に。まずはうるおいを適度に残せるクレンジングにシフトを」

日焼けだけじゃない! ハリまで守るUVケア

日焼け止めは紫外線を防御するのはもちろん、その先のスキンケアまでしてくれる時代に。UVA波による真皮へのダメージに着目し、ハリの低下を防御。さらに、みずみずしいテクスチャーで肌のツヤ感を演出し、表情までイキイキとさせる、カバーマークのUVケアを今すぐ試してみて。

カバーマーク トリートメント デイ クリーム

カバーマーク
トリートメント デイ クリーム

紫外線ダメージによる肌のハリ低下に着目。紫外線やPM2.5など、日中の外的刺激を徹底的にブロックし、みずみずしいツヤとフレッシュなハリ感をキープする。SPF50+・PA++++ 50g ¥8800/カバーマーク

付録で試せる!-1

日中のダメージ※1を瞬時にケア
紫外線を浴びて受ける細胞※2のダメージにアプローチする、酵母エキスとイザヨイバラエキスを配合。紫外線が降り注ぐ日中に肌の修復機能をサポートし、健やかなハリ肌を育む。さらに、PM2.5や黄砂などの大気汚染物質、花粉、ほこりなどからも肌を守り、トラブルリスクを抑制。生き生きとした肌印象へ導く。
※1 乾燥、紫外線によるもの ※2 角質細胞

UVカット効果&使用感の両立
SPF50+・PA++++でUVA波もUVB波もしっかりブロックしながら、まるでスキンケアクリームのような心地よさを実現。肌になめらかに広がるから、ムラなくのびて紫外線カットが可能に。ここまで高機能でありながら、洗顔料でオフできるのも嬉しいポイント。

夜までうるおいハリツヤ続く
独自処方の3層オイルヴェールで、うるおいを感じるツヤとハリを長時間持続。コラーゲンケアとのダブルアプローチで、乾燥による夕方のくすみやしぼみを感じにくくし、朝の明るい表情を夜までサポートしてくれる。




クレンジングしながら大人の肌を上向きに

ミルククレンジングの代名詞とも言えるカバーマークの名品も、付録でお試し可能! たっぷりのうるおいとすっきりとした洗い流しは、一度味わったらやめられない心地よさ。洗い流した後肌は、丁寧に保湿したかのようにふっくらと柔らかくなり、メイクオフはもちろん、毛穴やキメが整うのを感じられるはず。

カバーマーク トリートメント クレンジング ミルク

カバーマーク
トリートメント
クレンジング ミルク
肌にのせた瞬間にメイクが浮き上がり、肌への負担なく汚れをオフ。洗い流した後の素肌にうるおいヴェールを形成し、つっぱりやかさつきを感じにくい、しっとり柔らかな肌へと導く。200g ¥3300、400g ¥5500/カバーマーク

付録で試せる!-2

アクアクレンジングゲル構造で
しっかり落として深くうるおす
肌に軽くなじませるだけでみずみずしいミルクがメイクと溶け合い、工程を重ねたベースメイクも摩擦レスでオフ。水分を加えるとナノサイズの粒子に変化し、水でもすっきりと洗い流すことができる。クレンジング後の肌には保湿成分だけが残り、まるでうるおいヴェールをかけたかのように、しなやかな肌に仕上がる。

使うほどにもっちりうるおったツヤ肌に
不要な汚れだけを落とし、肌に必要なうるおいはステイ。クレンジング後のつっぱり感やかさつきを感じにくく、使うほどにバリア機能が整って肌の水分量がアップ。うるおいが高まることでキメの改善が期待でき、乾燥によるキメの乱れ、透明感の低下を阻止する。

美容液成分89%配合※3
成分のおよそ9割を美容液成分が占める、まさにスキンケア発想のクレンジング。肌を滑るようなテクスチャーで摩擦を回避しつつ、無添加※4、低刺激処方だから、デリケートな肌でも心地よくクレンジングが可能に。落とすと与えるの黄金バランスで肌を整える。
※3 水と保湿成分 ※4 合成香料、着色料、アルコール無添加

MAQUIA 8月号
撮影/藤本憲一郎〈A.K.A.〉 取材・文/野崎千衣子 構成/若菜遊子(MAQUIA)


※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。

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