そのスキンケア、実は逆効果かも⁉ 「MAQUIA」4月号では、多くの肌を見続けている貴子先生が、美容好きだからこそ陥りやすい勘違いケアにアドバイス!
美容好きさんこそご用心!
やりすぎスキンケア注意報
松倉クリニック代官山 院長
貴子先生
美容皮膚科医。さまざまな媒体で医療の専門知識をわかりやすく伝えている。化粧品への造詣も深い。
<!>角質ケアしすぎ
角質ケア後のつるんとした肌感、明るい肌の色を体感したらもっとやりたくなるのが本音では?
貴子先生の「良い加減」
ターンオーバーが低下してゴワつく肌に角質ケアは有効。しかし、ゴマージュや拭き取り系は力が強かったり、使う量が少ないと肌を傷つけてしまう危険が。保湿も同時にできる酸入りの美容液などでケアを。
POINT
拭き取り系はとにかく量に気をつけて
角質ケアは必ず使用法を確認。酸が含まれている美容液なら、毎日穏やかに角質ケアができるうえ保湿も同時に。
a 光のオイルブースター。サリチル酸が余分な角質をおだやかにオフ。ネクターブラン ウォーターオイル デュオ 50ml ¥4000/メルヴィータジャポン b マイルドな角質ケア成分に、高浸透ビタミンC配合。VC100ミルクピール プログラム1 30ml ¥3800/ドクターシーラボ
<!>重ねて与えすぎ
シミもシワもたるみも気になるし、これら悩みには美容液がいいよね。とにかく重ねまくってます。
貴子先生の「良い加減」
美容液ばかり何種類も重ねても思うような効果は出ません。それよりは各アイテムで用途の違うものでケアを重ねたほうが効果的。何はともあれ、すべての肌悩み解決の近道はやはり保湿。これなくして、美容液の効果は発揮されません。
例えば、酸化物質を取り除く洗顔料に、土台美容液、美白ローション、毛穴美容液、エイジングケアできる乳液やクリームなど、目的が違うアイテムでケアを。
<!>スチーマーの当てすぎ
肌を温め、蒸気で肌がしっとりするスチーマーは美肌の友。肌表面が濡れるくらい浴びてます。
貴子先生の「良い加減」
乾燥で乱れた角質層を潤すことで、その後につけるアイテムの浸透をよくする効果が期待できるスチーマー。しかし、いくら肌を潤すといっても、あくまでもプレケアアイテム。また、当て方が間違っていると効果も半減します。
POINT
スチームはあごの下に当てる
蒸気はあごの下に当て、バウンスさせて顔全体に行きわたるようにするのがポイント。クレンジング前の肌の温めに使うといいですよ。
MAQUIA 4月号
撮影/天日恵美子(モデル) 藤澤由加(貴子先生) ヘア&メイク/藤本 希〈cheek one〉(モデル) 輝・ナディア〈Three PEACE〉(貴子先生) スタイリスト/程野祐子 モデル/鈴木愛理 イラスト/雨月 衣 取材・文/藤井優美〈dis-moi〉 構成/横山由佳(MAQUIA)
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