みなさんから届いた質問やお悩みに、えみが真正面から向き合う大人気連載。誰もが一度は妄想経験のあるお題に対し、揺るぎない答えと壮大なプランを語ります。

鈴木えみ インタビュー

えみはどう考えて、どう思う?
EMI SAYS...,

Q 生まれ変わったら何になりたい?

A 世界的なディーバになります

歌とパフォーマンスで
世界中の人たちを感動させたい
実はこのテーマ、ちょうど友人たちと話をしていたタイムリーな話題。私の場合は「プライバシーが守られている」、「プライベートの時間を大切にできる」という2点を必須条件にすることに。そうなった時、一流オーケストラに所属するチェロなどの奏者、出す作品が大ヒット続きの小説家、巨大な油絵作品を手掛ける画家、競技場のような後世に残る歴史的建造物をデザインする建築家、という4つが自分的ベスト2~5位にランクインしたわけです。じゃあ1位は?というと……、そこは迷わず、ディーバになりたい! これは必須条件であるプライバシーはほぼ無いし、プライべートな時間も多くないかもしれないけれど、それでも、もし生まれ変われるのなら一度歌姫としての人生を生きてみたいんです。というのも、昔からビヨンセが大好きで、彼女のように歌で世界中の人たちを感動させられたら、どれだけ素晴らしいだろうって思うの。多分、歌やパフォーマンスに救われた人、人生まで変わった人もたくさんいるはずで、それって本当に凄いこと。さらに私がビヨンセが好きな理由は、どこか真面目さを感じるところ。もちろんパフォーマンスは過激だったり、ビジュアルも飛ばしている時もあるけれど、心根に人間としての深さや優しさを感じるし、だからこそ長い間ディーバで居続けられるんじゃないかな。だから、逆に会いたくないって思ってる唯一の人。身近に感じたくない(笑)。急に「サプラ~イズ!」って家に来ちゃったらどうしよう⁉って、たまに妄想するくらいイヤです(笑)。
というわけで私はディーバに生まれ変わるわけですが、その世界線にはビヨンセはいないんです(勝手にすみません。笑)。私がビヨンセとなって、その生きざまをまるごとなぞるように生きたい‼ もちろんデスティニーズ・チャイルドとしてデビューして、ツアーで歌い踊り、映画にも出演して、解散を経てソロ活動に! あ、ただ、結婚は違う人とするかもですが……。そこのアレンジはご了承ください。

ディーバの人生も憧れるけど
生まれ変わっても、また自分に
ここまで好き勝手に言ってきましたが、成功の保証がないと結構厳しい人生なのかも(笑)⁉ で、あらためて考えたんだけど……それならまた自分がいいな。今の人生が気に入っているし、結果的に自分次第でまた私らしく、その時々でやりたいことをきっと実現させるはずだから。あと、やっぱり娘と夫の生きている世界線で生きていたい。だから、結局は私のまま生まれ変わることが一番なのかもしれないです。

MAQUIA 9月号
撮影/toki ヘア/Takayuki Shibata〈SIGNO〉 メイク/Tamayo Yamamoto スタイリスト/Shohei Kashima〈W〉 モデル/鈴木えみ(マキアミューズ) 構成・文/森山和子 企画/吉田百合(MAQUIA)

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