この春、デビューを果たしたK-1選手の木村萌那さん。誰も太刀打ちできない、槍のように繰り出されるハイキック「萌那蹴り」を武器に戦う姿は、平成の大ヒットゲーム「ストリートファイター」に出てくる春麗(チュンリー)のようだと話題沸騰中。萌那さんのヴィジュの裏に秘められた真の姿に迫ります!

- 4月のK-1デビュー戦で勝利!! リアル春麗と話題に!
- 格闘家だって可愛いを我慢しない!
- まつエクは140本ずつ、ネイルは3週間で更新
- 試合前の減量は1ヶ月で12kg!
- おしゃれも大好き♡ ショッピングはもっぱら原宿で
4月のK-1デビュー戦で勝利!! リアル春麗と話題に!

©K-1
──今年の4月にK-1デビューを果たし、格闘技界では新たなヒロイン誕生にザワついています。MAQUIA読者は初めて萌那さんを知る人も多いと思うので、まずはこれまでのキャリアについて教えてください。
萌那 初めまして! 木村萌那です。MAQUIAに呼んでもらえるなんて……マジで格闘技やっててよかった(笑)。
幼稚園のとき、母親が1つ年下の弟のメンタルを強くする意味で空手に通わせようとして、私もついて行ったんですよ。そしたら、同じ幼稚園に通う好きな男の子が道場にいて。“空手に通ったらここでも会えるじゃん”っていう、めっちゃ不純な動機で始めました(笑)。
──最初から格闘技が楽しいと感じたんですか?
萌那 楽しいってか、あれは完全にやらされてましたね。子どもの頃って男女の体格差がそこまでないじゃないですか。それもあって、男子に勝ってどんどん強くなっちゃって、親が「萌那、いけるんじゃない?」って勘違いして。弟よりも私に力を入れ始め、週6で通ってました。でも母親が本当に厳しくて地獄でしたよ(笑)。負ける度に「辞めるっ!」って言ってましたから。
──でもお母さんの見立てた通り、空手の才能が開花して、日本ジュニア空手道選手権大会で2009年から2015年まで7連覇(7歳〜14歳)をされてますよね。
萌那 そうなんすよ。今でも7連覇の記録は破られてないみたいで。15歳までやって8連覇まで目指してもよかったんだけど、小4のときから始めたボクシングがこの頃楽しくなっちゃって。14歳で空手は辞めちゃいました。

ジャケット¥30800/ユナイテッド トウキョウ パンツ¥27500/ステュディオス ジャケットの下に着たベアトップ/スタイリスト私物 ネックレス/本人私物
──ボクシングはなぜ始めたのですか?
萌那 母親から“接近戦になったときのパンチが弱すぎる”って言われて、パンチを強化するために嫌々始めたんです。最初はスパーリング大会に出るくらいで試合には出てなかったんですけど、中学に上がって試合に出たら空手と違って結構負けたんですよ。
全国大会までは行けるんだけど、優勝は1回しかできなくて。で、ちょうど「空手はもういっかな」って感じだったし、ボクシングの方が楽しかったから本腰入れてやってみるかって1本に絞りました。
──高校・大学とボクシングを続けたんですよね。
萌那 はい。高校はボクシングの推薦で行ったんですけど、途中で軽くグレて学校も部活も行かなくなったんです。で、監督に呼び出されて、取りあえず「練習は来なくても試合にだけは出ろ」って言われたので仕方なく試合に出たら優勝しちゃって。これはガチでやってみるか? ってなったんです(笑)。結局、大学3年まで4回、日本代表として世界大会にも行きました。
──順風満帆に見えるボクシングの道を辞め、なぜ立ち技格闘技を選んだのですか?
萌那 大学3年のとき、今所属してるジムでバイトを始めたんです。大学を卒業したら地元に戻って教える側になろうと思ってたんですけど、ジムの会長からキックボクシングをやらないかって誘われました。パンチはうまいし、空手もやってたならキックボクシングもいけるでしょって。
それで軽い気持ちで始めたら、2ヶ月後にアマチュアじゃなくプロの試合に出ることになっちゃって。あれはマジでビビりました。でも、私はノリで生きてるタイプなんですけど、直感に従って進むと結果としていい方にいけるんで。後悔とかはないです。
──実際、キックボクシングは楽しめていますか?
萌那 ぶっちゃけまだ、あんまりキックボクシングがつかめてないです(笑)。今は空手とボクシングを掛け合わせてやってる感じです。もちろん楽しいけど、まだ途中の段階というか。わかんないことが多すぎて、どこがわからないのかもわかんない(笑)。キックボクシングの極意が飲み込めたら、超強くなると思います。
格闘家だって可愛いを我慢しない!

©K-1
──試合のときの萌那さんのヘアスタイルやコスチューム、すごく可愛いですよね!
萌那 ありがとうございます♡ 女子の格闘家って試合のときにコーンロウ(編み込み)をするのが定番になってるじゃないですか。それを好きでやってる人はいいと思うんですけど、私はやりたいと思えなくて。
私は子どもの頃プリキュアやセーラームーンが好きだったし、可愛いものが大好きで、それを我慢したくないんです。だからコスチュームはワンショルでひらひらのスカートを着るし、ヘアスタイルにだって思いっ切りこだわりたい!
試合中はすっぴんだけど、試合が終わったらすぐにカラコンつけて、みんなの前では絶対に可愛い私でいたいんです。格闘技をやってても、可愛いは諦めなくていいってことを女の子たちに伝えたい! ちなみに、記者会見のときは洋服もメイクもヘアも全部完ぺきにして出ているので、ぜひ注目してほしいです。
──もともと、ヘアメイクは学生時代から好きだったのですか?
萌那 オフの日に軽くすることはあったけど、環境的に厳しかったのであんまりやってなかったです。でも制限されてるのが普通だったから、そこまでしんどいとは思いませんでした。大学に入って、リングシューズをピカピカでガチャガチャな派手なやつにしたくらいかな。

カラコンはエンジェルカラー バンビシリーズ、FLANMY。チークとしても使っているアイシャドウはロムアンド ベターザンアイズ 01、マツエク用のトップコートはフェニックスアイ カールアップ コーティング。(すべて本人私物)
──愛用しているメイク用品があればぜひ教えてください。
萌那 それが……こだわりがないんですよ(笑)。普通にすっぴんで出かけることも多いし。ただチークを入れる位置にはかなりこだわってます! 今日持ってきた4色入りのアイシャドウパレットの右上の色を、頬骨より上の位置に手で横長に塗ってます。
それからカラコンはマスト! メーカーにこだわりはなくて、目がキラッと見える水光カラコンであるのが重要です。マツエク用のトップコートだけは絶対欠かさない! フェニックスアイ カールアップ コーティングを愛用しています。
まつエクは140本ずつ、ネイルは3週間で更新

──萌那さんのヴィジュアル作りで一番欠かせないものは何ですか?
萌那 メイクをあんまりしない分、カラコンとマツエクはマストですね。マツエクは140本ずつでマツパもかけてます。カールは1番エグいDカール、長さは目頭から順に12mm、13mm、14mm、15mmです。試合があるときはもっとバチバチにしたいから、12mm、13mm、15mm、15mmにするのがこだわりです。
最初は70本ずつつけてたんですけど、物足りなくなってきてどんどん派手になってきました。マツエクをたくさんつけると、取れてほしくないからディフェンスを磨くのにも力が入って一石二鳥なんです(笑)。

──派手なネイルにも注目が集まりますが、練習中もそのままなのですか?
萌那 もちろん! 試合があるときはもう少し短くするけど取ることはないです。私が使ってるグローブは、革が柔らかいのでグッと握っても痛くないし、そもそもパンチを打つときって、拳頭(人差し指と中指の付け根の関節)の平らな部分で打つから、爪が当たらないはずなんです。もし、当たるって人がいたら…それは練習が足りないっすね。
──今日のネイルのポイントもぜひ教えてください。
萌那 これは友達に決めてもらったので、自分のこだわりとかはそこまでないんですけど、夏を先取って太陽入れてみちゃったりしてるところが結果気に入ってます。私にしたらだいぶシンプル。普段はもっとでかいパーツをゴロゴロつけて、折れないようにトップを分厚く塗ってます。もはや凶器(笑)。今、ちょうど3週間くらい経ったタイミングで、これ以上伸びると痛くなるので近々ネイルサロンに行く予定。
試合前の減量は1ヶ月で12kg!

──K-1の公式ページに記載されている萌那さんのプロフィールには身長166cm、体重52kgとありますが、体重は普段もキープされているのですか?
萌那 いやいやいやー。今は試合前の減量をしていないので、プラス12kgです(笑)。
──えっ!!!! そんなに増えるんですか!?
萌那 今は試合の1ヶ月前から減量を始めて12kg落とすくらいのペースに落ち着いています。普段から和食が好きなのですが、減量のときは和食ベースのまま、油っこいものは食べないようにして、ご飯の量をかなり減らします。
練習の前はご飯を食べて糖質を補い、練習のあとはタンパク質を多めに摂り、夜には炭水化物を控えるだけで痩せます。私、普段食べすぎてるので、普通の人間の食事に変えるだけで大丈夫なんですよ(笑)。こんなスタイルを中2の頃から続けているので、もう11年目になります。
──お腹が減って集中できなくなりそうですが。
萌那 いや、それが逆で。お腹が減ってることが安心に繋がるんですよ。あぁ減量成功してるぞ、みたいな(笑)。
──ちなみに試合前日の計量でパスしたら、翌日の試合までに何kgくらい増えるのですか?
萌那 5kgくらいですかね。戻しすぎても体が重くなるし、戻らなすぎてもクラクラするので、私はこれくらいがベストです。
おしゃれも大好き♡ ショッピングはもっぱら原宿で

──試合前の会見では服にもこだわっているとのことでしたが、普段からファッションが好きなんですか?
萌那 服を見るのは大好きです! 買い物は基本、原宿ですね。ちょっとエッジの効いてるストリートっぽいアイテムが好きで、ラフォーレ原宿に入ってるGR8(グレイト)ってセレクトショップによく行きます。ブランドだとSAINT Mxxxxxx(セント マイケル)も好き。でも最近ちょっと大人っぽい服にも興味があって、マウジーを着る日もあります。
──原宿で他に行くスポットは?
萌那 3年くらい推してるキャラクターのクライ・ベイビーズのキーホルダーを買いに、ポップマートに行くこともあります。めっちゃ泣いてて可愛いんですよ。それからスカルパンダも好き。練習道具を入れたリュックに、色んなキャラクターのキーホルダーをじゃらじゃらつけてます。
──練習以外の息抜きの時間もしっかり楽しんでいるのですね。
萌那 もちろん! 練習がうまくいかない日は、早めに切り上げて遊んじゃうし。だって嫌なときにやっても意味なくない?って思っちゃう。それだったら思い切り遊んだ方がハッピーだし。私の中では練習も遊びも同じ感覚で、楽しいからやるものなんです。
撮影/前田拓也(TRON) ヘア&メイク/佐々木七海 スタイリスト/柿原陽子 取材・文/菊池美里 企画・構成/佐藤陽(MAQUIA)
公開日:















































































