「MAQUIA」1月号では日常生活のあらゆる角度から、巡るカラダを取り戻すためのメソッドを紹介しています。ひんやり冷たい肌をあったか美肌に整えましょう。
スペシャリストが回答!
ポーラ 肌分析研究室長 多田明弘さん
女性ホルモンや成長ホルモンと、肌の関係などを研究。新スキンケアライン「アリュー」開発に携わる。
資生堂 マーケティング部 松本紀子さん
肌温に着目したブランド、ベネフィークを担当。肌温と美肌の関係に精通し、スキンケアテクにも詳しい。
改善テク
スキンケア
ひんやり冷たい肌は、キレイのピンチ! 秋冬は特に、あったか美肌を目指すべし。
Q1 スキンケアコスメも変えるべき?
A めぐりに働きかけるものにして
「肌が冷えると、バリア機能が低下します。まずは化粧水のあと、乳液やクリームでしっかり保湿を。また、めぐりに働きかけるコスメも取り入れて」(多田さん)
(右)肌温度に着目。ベネフィーク ハイドロジーニアス 50ml¥10000(編集部調べ)/資生堂
(中)泡で肌を保温。アリューアクティブフォームマスク70g ¥11000/ポーラ
(左)炭酸で血流改善。炭酸イオンエフェクター EHS-G90 ¥45000(編集部調べ)/パナソニック
Q2 寝起きの顔色が悪い、クマがひどいのは肌冷えのせい?
A 可能性は大!
「肌冷えで血流が滞ると、血色が失われるなどしてくすみが発生。サーモグラフィで示したように特に目の下は冷えやすく、肌冷えによる血行不良で、クマができやすいのです」(松本さん、以下松)
Q3 お手入れのついでにできる血流アップテクを知りたい!
A ハンドプッシュ&ツボ押しを
「スキンケアコスメをなじませるついでに、手のひらの熱で肌を温めましょう。めぐりをよくするツボ押しも取り入れれば、もっと肌がポカポカに」(松)
化粧水などをなじませた後に、額、あご、頬をハンドプッシュ。
血管のある部位のツボを指圧。まずは、こめかみの「太陽」を。
耳の後ろにある「えい風」を指圧。くすみ改善にもおすすめ。
Q5 夏と冬では肌温度の差が大きいの?
A 冬は特に肌冷えします
「夏と冬の体温、皮ふ温を比べると、皮ふ温だけ約14℃も低下しています。これは、外気が肌に大きな影響を与える証拠。冬は、肌冷えに注意です」(松)
MAQUIA1月号
撮影/当瀬真衣〈TRIVAL〉 ヘア&メイク/榛沢麻衣 スタイリスト/立石和代 モデル/加納奈々美 イラスト/藤井昌子 取材・文/風間裕美子 国分美由紀 構成/芹澤美希(MAQUIA)
【MAQUIA1月号☆好評発売中】