先日定期的に楽しみに参加している、素敵な会に参加してきました。
ザ・プリンスパークタワー東京の中華料理 陽明殿で開催されている「薬膳ビューティセミナー」です。
こちらのセミナーでは、美味しい薬膳ランチをいただきながら「薬膳」について楽しく知識を学ぶことができます。
講師は谷口 ももよ先生です。
薬膳料理研究家
東洋美食薬膳協会代表理事
全日本薬膳食医情報協会理事
日本豆腐マイスター協会理事
薬膳料理教室「Salon de Maman」主宰など
メディアや雑誌など、国内外でご活躍されている素敵な先生です。
日常の生活に役立つ知識を学ぶことができる、ゆるっとした会ですが、毎回すぐに取り入れで家族や自分に還元したくなるような情報がいっぱいなんです。
毎回テーマカラーに合わせた明るい雰囲気の会場内で、テーマに合わせた色の物を身に着けて参加するというのも楽しみの1つ。
ちなみに今回は「イエロー」でした。
さて、ところで薬膳の基本について少し確認しておきましょう。
《薬膳の基本とは・・・》
東洋医学である中国伝統医学に基づき、病気の予防や回復を目的として症状や体質に合わせて中薬や食材を組み合わせて作られたもの と言われています。
薬膳料理とは、体質や天候に合わせて体のバランスを整えるためにつくる食養ご飯なのだそうです。
この時期のテーマは、「梅雨の養生」でした。
蒸し暑い季節は湿気が体にも影響し、余分な水分が滞ってしまう状態だと仰っていました。
確かにそうかしれない・・・思い当たる節は多々ありです。
また、湿に弱い胃腸の調子が低下しやすく、消化不良・食欲不振・下痢などを起こしやすい時期でもあるそうです。
そこで、梅雨に関連する五臓は脾(消化吸収の臓腑)を意識した食事が大切なのだとか。
胃腸の調子をアップさせたり、胃腸を痛めつけないために〜過ぎるものはなるべく避けると良いのだそです。
例えば、熱すぎる、辛すぎる、冷たすぎる、甘すぎる・・・など。
おすすすめの食べ物は、薬膳でいう黄色の食べ物だそうです。
薬膳での黄色は土を表します。
土は、すべての中心と言われています。
この時期は、穀物や、利尿効果が高いものを摂るようにすると良いのだそうです。
また、水の代謝を上げるために脾の機能アップで消化促進、発汗作用、利尿作用を心がけて余分な水を排出することを心がけることも大切なのだとか。
水代謝の高い食材は、ハトムギ・緑豆・大豆・海藻類・貝類・紫蘇・パクチー・ウーロン茶。プーアール茶・緑茶など。
これらの食材を取り入れた、薬膳ランチはこんな感じでした。
★フカヒレゼリーのとうもろこしソース
フカヒレはコラーゲンたっぷり。美肌や老化防止、食欲不振や疲れ、むくみにもぴったり!
とうもろこしは、むくみ・利尿・胃腸の調子を整える役割があります。
★前菜の盛り合わせ
★フカヒレの姿煮 初夏の野菜たちと共に
ズッキーニは、ゴーヤが苦手な方の代用としての食材にもおすすめなのだそうですよ。味の濃いものほど効能が高いとおっしゃっていました。私もゴーヤ苦手なので、家庭ではズッキーニを取り入れたいと思います。
カリフラワーはビタミンCが多く、熱に強いらしい!知りませんでした。
★大葉と菊の花たっぷり海の幸炒め
大葉は風邪の引き始めにも良いみたいなので、寒暖差で体調不良のときに取り入れたくなりました!
菊は、肝機能アップが期待できる素敵な食材みたいです。
★すっぽんと烏骨鶏の蒸しスープ
★大海老の炒め カニ肉とかぼちゃのソース仕立て
★料理長のスペシャリテ
★あさりと黄ニラのさっぱりつゆそば
★オリジナルデザートプレート
このほかにも菊花茶をいただき、英気を養ってまいりました。
美容ってやっぱり、内面からのアプローチもとても大切だな〜と実感するひと時でした。
日常生活の中で、良いなとおもったことやすぐに取り入れられそうなことは進んで実践したくなりますね。
季節のお茶の話も興味深く、楽しかったので次回はそのことについて書きたいと思います!乞うご期待( ´ ▽ ` )ノ
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