ムリなく痩せるコツは「脳」に聞け! ダイエットと脳の真実に迫る

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食事制限や運動をしても一向に痩せないのは脳をコントロールできていないからだった! ムリな食事制限や過度な運動をしなくても痩せられる方法を、脳科学的に検証します!


 

脳科学者

篠原菊紀先生

諏訪東京理科大学共通教育センター教授。脳科学、健康教育学を専門とし、テレビ番組の監修や『脳トレダイエット』(白夜書房)など著書も多数。


 

脳を操るダイエットこそ最も賢く、最も効果的!

「痩せたいと思うのが脳なら、食べたいと思うのも脳。また、ダイエットにやる気を出すのも、投げ出してしまうのも脳の仕業。ダイエットの鍵は脳がすべて握っています」。こう語るのは、脳の機能を利用したダイエットを提唱する篠原教授。


 

篠原教授によると「ダイエットは脳を使った方が効果的で、理屈に合ったダイエットは頭を使うんです。人類は長い歴史で、ずっと飢えと戦ってきました。生き残るため、脳や体は脂肪や糖質に強く反応するよう組み込まれているのです。この仕組みを唯一、抑制できるのは脳。つまり脳をコントロールすることは痩せる一番の近道! この方法に過度な食事制限や運動はありません。脳を操れば、誰でも理想の体型が手に入ります」とのこと。



 

食べても満足しないのはドーパミン分泌のせい

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お腹いっぱい食べたはずなのに一向に満腹にならない。こんな現象にも、脳との深い関わりが。篠原教授「脳が心地よさや快感を感じるときにドーパミンという脳内ホルモンが大量分泌されるのですが、食事でも分泌されるんです。“いくら食べても満足しない”というのは、ドーパミンの分泌が少ないから。こういう人は食事での快感を得にくく、過食に走る傾向にあります。表現を変えれば“食べることが好き”なのではなく、常に欲求不満な状態ともいえます!」


 

どんなダイエットも二年後には失敗する

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アメリカの研究機関の調査では、どんなダイエットも半年~一年継続すれば成功するという結果が。しかし二年を過ぎると、ほぼ100%がリバウンドしてしまうそう。篠原教授「人類には長い間、“飢餓”と戦ってきた歴史があり、その中で人体は効率よく脂肪を溜めるよう進化を遂げました。ダイエットは脳の飢餓スイッチをオンにする行動であり、本能に抗うことでリバウンドを引き起こします。つまりダイエット=永遠に続くドン・キホーテ的な戦いなのです」。


 

次回は、食欲を感じるメカニズムをお教えします。


 

MAQUIA2015年6月号

イラスト/3rdeye  構成・文/火箱奈央(MAQUIA)

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