三省製薬の本格スキンケアブランド『DERMED(デルメッド)』。美白とハリを追求した機能性はそのままに、より肌へのやさしさや地球環境を考えたブランドへと進化しました。 

DERMED

岡部美代治さん

ビューティサイエンティスト

岡部美代治さん

化粧品メーカーで商品開発やマーケティングを担当後、美容コンサルタントに。化粧品研究で培った豊富な知識と経験を生かし活躍中。

本格的なエイジングケアを
シンプルな3ステップで



日本初の美白有効成分“コウジ酸”開発で知られる三省製薬。60年以上の歴史を持つこの会社のスキンケアブランド『DERMED(デルメッド)』がこの秋リニューアル。新シリーズの気になる中身について、ビューティサイエンティストの岡部美代治さんに話を伺った。

「プレミアム シリーズと言えば、本格エイジングケア+美白を叶えるスキンケアライン。ローション、エッセンス、そして紫外線対策のUVベイスというシンプルながら効率的な3ステップがどう進化したのか? とても楽しみでした。使ってみて、まず独自の成分レシピというか、“秘伝の味”のようなものを感じましたね。医薬品で培った技術力という確固たる基礎があるので、成分の選択には流石だと思う点が多く見られます。例えば、シミやハリなどのケアに長けたビタミンCや、シャクヤクエキス、STミロバランに加え、今回、ローションには新たに独自開発の“セイヨウハッカエキス”が配合されています。セイヨウハッカが持つ高い抗菌作用に着目し開発された成分で、植物成分による防腐効果を用いるアイデアは、美容成分の開発を手がける三省製薬ならではと言っていいでしょう。また、表立って大きく紹介されてはいませんが、エッセンスには、まるで隠し味のようにワセリンが上手く用いられているのも見逃せませんね。肌にきちんとした保湿効果や安定感をもたらす、そんな真面目な処方。そして、UVベイス。これは白浮きしない美しい仕上がりが印象的です。それは粉体量がきちんと入っていながらも肌に均一に広がるような独自処方の賜物ですね。これら3ステップ全てにこだわりと進化を感じます。それはまるで、丁寧な手仕事と細やかな気配りがさりげなく光る、小料理屋の味のよう……とでも言いましょうか。過剰な演出はなく、使う者に安心感を届けてくれます」

 リニューアルのポイントとして忘れてはいけないのがSDGsを意識して策定したデルメッドの“ものづくり宣言”。エコ、エシカル、サステナブル、ダイバーシティといった考えを取り入れ、製品づくりやブランド理念を次の次元へと進めていく。
「宣言に則った原料を使用した処方に刷新し、さらに環境にも配慮した素材を使用した容器に。ブランドの顔とも言えるボトルは、研究者の白衣を思わせる白を基調とした清潔感あるもの。そんな取り組みの随所に誠実さが溢れています。しかも容器そのものがお客様目線に立った持ちやすく使いやすいデザインになっているんです。ローションボトルの口ひとつにしても、液ダレせずとても使い勝手がいい。消費者への配慮を感じます」
 今よりもっと自信が持てる肌を育み、地球環境にも配慮する。それは私たちが自然とこれから求めていくこと。プレミアム シリーズで、毎日のスキンケアに新しい風が吹きそうだ。

DERMED プレミアシリーズ

(右から)
キメの整った理想肌へ導くローション
プレミアム ローション
ケアの最初に使用する化粧水。みずみずしい感触で素早く肌に浸透※1。デルメッド プレミアム ローション[医薬部外品] 120mL ¥3850

贅沢な潤いで満たすミルク状美容液
プレミアム エッセンス
ローションで整えた肌の潤いをさらに高める美容液。まろやかな後肌感。デルメッド プレミアム エッセンス[医薬部外品] 40mL ¥3850

保湿も紫外線防御もこなすUVベイス
プレミアム UVベイス
朝のメイク前に使用する、スキンケア成分配合の化粧下地。肌老化を加速させる紫外線から肌をガード。デルメッド プレミアム UVベイス SPF35・PA+++ [医薬部外品] 18mL ¥1760/三省製薬


●お問い合わせ/
三省製薬株式会社  
0120-847-447(土曜・日曜・祝日を除く)

※1:角層まで

撮影/大原敏政〈aosora〉 構成・文/靏田由香 企画/山下弓子(MAQUIA)

※本記事掲載商品の価格は、税込で表示しております。

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