Over35エディターが溺愛するコスパ絶大なスキンケア【MAQUIAプチプラコスメグランプリ2023】

毎月、数多くの新作に触れているマキアエディターが絶対にハズさない優秀プチプラをピックアップ。エディター歴の長い3人のおすすめスキンケアを紹介します！

Over35が推す
目利きの視点でセレクトスキンケア
新作からロングセラーの名品、ニッチなアイテムまで、エディター歴の長い3人のおすすめアイテムとは？Over35エディターが溺愛しているプロダクトはコレ！

山下　エイジングケア向けの成分自体の価格が高いので、どうしてもデパコスに頼ることが多いのですが、VTの美容液（A）は、レチノールが0・1％も配合されているんです。ここまで美容成分が高配合のプチプラは珍しい！
火箱　VTしかり、プチプラは、コスパ面だけでなく、敏感肌に欠かせない鎮静ケアアイテムの宝庫なんです。特にシートマスクは優秀なものが多く、オルフェスのシートマスク（B）は、敏感肌でも安心な素材で、プチプラでは一級品。滑らかで柔らかいだけでなく、肌にしっかり密着するので、“ながらケア”にもってこい。
佐藤　7種のビタミンを配合したルルルンのシートマスク（C）も後肌のふっくら感が期待以上で、朝晩の化粧水代わりに愛用中です。

火箱　肌がかぶれてすぐに皮膚科に駆け込めない時のお守りコスメとして永遠にリピートし続けたいのが、イハダのバーム（D）。攻めのケアで弱った肌を優しく包み込んで立て直してくれる。
山下　リピ買いしているのは、アベンヌの全身用スプレー（E）。夏場の入浴後のスキンケアは、これ1品の時も。脂性肌なので、過度な保湿は避けていて、このくらいさっぱりとした使用感が心地よい。
火箱　佐藤　乾燥肌だと、さすがにそれ1品とはいかないですが、アベンヌは私たちもお風呂上がりに使ってます。

山下　化粧水もそうですが、洗顔料もさっぱりタイプが好き。最近はプチプラのメンズコスメも続々と登場していて、脂性肌とは相性抜群！ アンリクスのジェルタイプの洗顔料（F）は、スクラブ配合で毛穴の汚れや古い角質、余分な皮脂を取り除き、テカリにくい肌へと整えてくれるので、今の季節のスタメン。
佐藤　皮脂の汚れやメイクはオフしながらも、潤いは死守したいので、アミノ酸やセラミドなどの美容成分たっぷりで優しく包み込んでくれるような洗顔料を選ぶようにしています。チャントアチャームの泡洗顔料（G）は、もっちりしながらも泡切れがいいので、肌負担も最小限に抑えられ、ゆらいだ肌にも安心。
火箱　そうそう。敏感肌やゆらぎやすい肌には、モッコモコの弾力泡よりも、空気を含んだ軽やかな泡のほうが使いやすいんですよね。
佐藤　案外、見落としている人が多そうなのが、洗顔後の濡れた顔を何で拭くかっていうこと。肌がよわよわで悩んでいる人こそ、試して欲しいのがタカミの顔拭き専用クロス（H）。これに出合うまではティッシュで拭いていましたが、これを使うようになってからは、肌トラブルが減ったような気がします。
山下　こういったニッチな悩みに応えてくれるところが、プチプラの強みでもありますね。
火箱　ニッチなアイテムと言えば、ヒビプロの軟膏（I）。洒落っ気はゼロですが、逆にこの実直なパッケージが推せます。小嶋陽菜さんや田中みな実さんも愛用していて、リップケアにしてはかなり固い質感だけど、それによるラッピング効果で保湿力が上がる気が。こちらも名品中の名品で、ヘビロテしてます。
山下　プチプラのスキンケアは、多種多様な成分が入っているのではなく、シンプル処方のものが多いからこそ、肌悩みに合わせて適材適所に選べるのがありがたいですよね。

MAQUIA 7月号
撮影／藤澤由加（人物）　久々江 満（物）　イラスト／斎藤よしこ　取材・文／佐藤 梓　構成／萩原有紀（MAQUIA）

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