これまでにないアプローチが、新しい時代の幕開けを予感させるアイテムが大充実。ひときわ熱い今年の美白&UVケア戦線の中、美のプロたちの肌と心を捉えたのは!? 「MAQUIA」5月号から、人生100年といわれる今、健康で透明感あふれる肌を保ち続けるための最強美白&UVケアコスメを美容賢者の座談会とともにお届けします。

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\私たちが、今年手にすべき美白・UVを語り尽くします/

美容ジャーナリスト 小田ユイコさん
スキンケアをはじめ女性のキレイに関わることは、美的好奇心をもって徹底取材。ジャーナリスティックな視点で鋭く切り込む。

美容エディター 安倍佐和子さん
最新コスメ、自然派コスメ~美容医療まで精通。読者目線にも立ち、豊富な知識を生かした説得力があり心に響く語り口が支持される。

美容エディター 平 輝乃さん
ビューティについての最新情報を、鋭いアンテナでキャッチ。分析力や面白く伝える手腕、美しいビジュアルづくりにも定評あり。


美白はエイジングケアを
見据えた次のフェーズへ

安倍 今年はシミ、メラニンにフォーカスしたものから、肌そのものを底上げするという包括的なアプローチの美白ケアが増えた印象。

 肌そのもののすこやかさを引き出してこそ、という考え方が根づいたよね。そして目指すのは、白さよりもその人の肌なりの透明感

小田 肌そのものが整っていないと、結局、美白成分も効きにくいから。シミもくすみも、根底には肌の炎症があるけれど、そこは漏れなくケアしてくれるようになった。


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「抗酸化や抗炎症は美白ケアにも不可欠。
美白=エイジングケアがもはや当たり前に」

――平 輝乃さん


 肌の大きなエイジング要因である酸化も。シミの原因にもチロシンというアミノ酸の酸化があるというし、抗炎症と抗酸化はもはや、美白ケアにもマストじゃない?

小田 これまでずっとメラニンだけを見つめてきて、大きく方向転換したんだな、と実感するのが今年

 メラニンの代謝コントロールとか、本来の肌機能を再び呼び覚ますアプローチも増えた。

安倍 肌の自浄作用であるオートファジーの応用とかね。エストクリニーク、そしてエスティ ローダーもそこにアプローチしてるけど。人それぞれに理想とする透明感のあり方は違って、美白も多様性の時代。個々のニーズにちゃんと応えられるものが、充実してきたなあ、と思う。


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小田 効果的な美白成分を開発しても、なかなかみんな効果を実感できない。なぜ?と真剣に考え始めたのは、いいことだよね。

 効かせ方、つまり成分の浸透ルートとか、肌に届ける処方にもそれぞれにこだわりを感じるし。

小田 例えば、SHISEIDOのホワイトルーセントは、肌のトーンアップもハリのアップもできるマルチな優等生。まとめ方が上手で、効く成分をひとつにまとめられる技術も、進化ポイントのひとつ。

安倍 ジャパンビューティを牽引する、資生堂らしい美容液よね。個人的には、コスメデコルテのホワイトロジストにも期待。ずっとこだわってきたコウジ酸は信頼できるし、頑固なシミに悩む人には特におすすめ。


UVは環境ストレスから
肌を守れるものが主流に

 日本の美白は確かに本当にステップアップしたと思うけど、まったく違うアプローチならランコムのクラリフィックが面白い。酵素の力で透明感を引き出すなんて新鮮。

安倍 発酵の次に来るものとして、美肌酵素というのはすごくキャッチー。テクスチャーもいいよね。


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強力な紫外線、高温といった環境ストレス要因が増加。
美白もUVも、ストレスに対応していく時代です

――小田ユイコさん


小田 気持ちいい使用感はすごく大事。UVも「我慢して守る」必要はまったくなくなったのが嬉しい。

 今やむしろ、ちゃんと肌を潤わせるものがほとんど。心地よさならアユーラのはすごくいい。

小田 アユーラのUVミルク センシティブ、肌が揺らぎやすい私でも安心して使えて好き! さらにもはや、ブロックするのは紫外線だけじゃないし、マルチプロテクションをうたうものも増えたなあ、と。


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 ヘルシーな肌を求める流れから、トーンアップするUVもますます充実してきたよね。UVはメイクが映える下地なのか、徹底的に肌を守り抜く日焼け止めなのか、シーンによって選び分けることが必要かも。そんな中、日中のクリームとしてエイジングケアしながら、紫外線を防ぐといえば、ポーラのB.A

安倍 肌に有効な光と悪い光を自ら選択するなんて、近未来的ですごい! 美容のノーベル賞ものね。


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「美白ケアも多様性の時代。
自分が〝目指したい透明感〟に対応する
美白の選択肢が増えてきた」

――安倍佐和子さん


小田 ほんとに別格。環境がどんどん厳しくなる中、そのストレスが肌に及ぼす影響は無視できない。これからはUVではマルチプロテクションが必須になるし、美白も環境ダメージに負けないエイジングケアありきの方向に、ますますシフトしそう。ちなみにシミはレーザーで取れるといっても、その効果や術後の肌状態は日頃の美白ケア次第だとか。肌力ごと高める美白の未来に期待!

――今ある肌の透明感を高め、さらにそれをどれだけ長くキープできるのか――。肌そのものを底上げし、老化の要因を寄せつけない美白&UVケアが、100年肌時代の美容人生を大きく左右しそうだ。


MAQUIA 5月号

撮影/藤本憲一郎〈A.K.A.〉(物) 荒川雅之〈近藤スタジオ〉(物カットアウト) 藤澤由加(人物) ヘア&メイク/榛沢麻衣 取材・文/巽 香 関本陽子 構成/髙橋美智子(MAQUIA)


【MAQUIA5月号☆好評発売中】

2020年5月22日発売号

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