「基礎肌力」に着目したスキンケアブランド「rall.+(ラルプラス)」をプロデュースした後藤真希さん。アイドルとして多忙な日々を過ごしていた10代からの美容遍歴、そして40歳になった後藤さんが考える“美肌三原則”について、たっぷり語っていただきました。


1999年より「モーニング娘。」3期メンバーとして活躍し、卒業後はソロアーティストとして活動を開始。2024年にデビュー25周年を迎え、2025年10月15日に記念アルバム 『COLLECTION』をリリース。豊富な美容知識を持ち、美容誌『美ST』のモデルとしても活躍。
10代はおでこがニキビで埋まったことも。肌の悩みは常にありました

──後藤真希さんといえば、透明感あふれる美しい肌。13歳でデビューされてから現在にいたるまで、どんなふうにご自身の肌と向き合ってきたのでしょう?
後藤真希さん(以下、後藤さん) 実は、このお仕事を始めた13歳の頃に初めて肌荒れを経験したんです。皮膚科に通って薬を飲んだり塗ったりしていたけれど、なかなかよくならなくて、おでこがニキビで埋まるくらいひどい時期もありました。
その後も、20代半ば以降は背中ニキビに何年も悩まされて。特に私の場合、ライブで汗をかいてもすぐには拭き取れないし、衣装でこすれるから、治りにくい環境でもあったんですよね。
しかも「保湿すると肌がベタつくからニキビによくなさそう」と勝手に思い込んで、あまり保湿もしなかったんです。でもそれは大きな間違いで。
乾燥もニキビの原因になると知って毎日しっかり保湿するうちに、だんだんとよくなってきたけれど、今度はニキビ跡の色素沈着が気になって……と、肌にまつわる悩みはつねにありましたね。
──20代までは、日常的に肌荒れに悩まれていたんですね。
後藤さん あと、29歳ぐらいからは毛穴も気になり始めて。それまでは、「“毛穴が気になる”ってどういう意味なんだろう?」って感じでしたから。
──それはうらましい……。30代になって肌悩みに変化はありましたか?
後藤さん ありましたね。30代で出産を経験してからはシミが増えて、肝斑も気になり始めたので、自分なりにケア方法を勉強して、今まで以上に摩擦に気をつけるようになりました。
例えば、洗顔後のふきとりは絶対にこすらず、タオルを肌にやさしくあてるだけ。メイクブラシを使うときも、肌の上にやさしく置くようにのせています。
──そうしたケア法の勉強や情報収集はどうされていたんですか?
後藤さん 10代の頃から肌荒れの治療でいろいろなクリニックにお世話になっていたので、仲良くなった先生たちとの会話から自然と情報収集できていた気がします。
UVケアを始めたのは30代。それまでは「日焼けしてなんぼ!」

──先ほど、「保湿のベタつきはニキビによくないと勘違いしていた」という失敗談もありましたが、これまでを振り返って「これはやらないほうがよかった」と思うことはありますか?
後藤さん 小鼻の角栓を無理やり取らないことですね。角栓を無理に押し出したり引き抜いたりすると、肌を傷つけてしまうことがあるのでおすすめしません。
──小鼻の角栓は目に見えるぶん、つい手を出してしまいがちですよね。
後藤さん 取りたくなる気持ちもよくわかるんです。でも、今はいろんなアイテムやケア方法で対処できる時代になりましたよね。
例えば、電子レンジでホットタオルをつくって気になる場所に5分ぐらい当てて、毛穴をゆっくり開く。それからクレンジングオイルで汚れを浮かせて酵素洗顔でオフすれば、十分キレイになると思います。
──逆に「やっておけばよかった」と思うことは?
後藤さん これは私も後悔しているんですけど、日焼け止めは絶対に塗っておいたほうがいい! シミが気になるとかいうレベルじゃなく、一気に肌の老化が進んでしまうので。
──「後悔している」とおっしゃいましたが、後藤さんがUVケアを実践し始めたのはいつ頃からですか?
後藤さん 実は30代に入ってからなんです。私ぐらいの世代ってたぶん“肌を焼いてなんぼ”というか、日焼けした肌でギャルファッションを楽しむのが当たり前みたいな時代だったから。
野外ライブがあると「やった! 日焼けしたい!」みたいな(笑)。ステージ上で寝そべって日光浴したいぐらいの勢いでしたね。
自分の肌と向き合い続けてたどり着いた“美肌三原則”

──時に苦い経験も経て40代に入られた今、後藤さん流の“美肌三原則”を挙げるとしたら?
後藤さん まずは「睡眠」。絶対に7〜8時間は眠るようにしていて、睡眠の質を高めるためのケアも心がけています。例えば、入眠に効果的なアロマを焚いたり、睡眠ケアを謳うドリンクを飲んでみたり。それから睡眠不足は腸内環境にも影響するので、仕事以外では夜更かししないように気をつけています。
次に「食べるもの」。たんぱく質多めの食事を心がけつつ、納豆やキムチなどの発酵食品も積極的に食べるようにしています。私は青魚が少し苦手なので、代わりにアスタキサンチンが豊富な鮭を摂ることも多いですね。
好きなものは我慢したくないので、がっつりラーメンを食べることもありますが、そういうときは前後の食事でバランスを整えるようにしています。
──三つ目の美肌原則を挙げるとしたら?
後藤さん やっぱり「意識」かな。「美しい肌になりたい」っていう意識を持つことで自然とアンテナが磨かれて、必要な情報やケアにたどり着ける気がするんです。
撮影/shu ashizawa(S-14) ヘア&メイク/青山志津香(vicca) スタイリスト/畠山美保子 構成・取材・文/国分美由紀
公開日:


































































