圧倒的なビジュアルと、透き通るような透明感を持ちながらも、ただ「美しい」という一言では終わらない。橋本環奈さんの真の魅力は、タフでポジティブなマインドにありました。インタビューをお届けします!

その美しさ、ただの「美」にあらず。
橋本環奈のBEAUTY MIND
Q1. ずっと変わらず続けている美容は?
A1. 睡眠はすべての基盤。寝室はパジャマでしか入れないようにして、スマホも寝室では触りません。
睡眠環境を整えるためにも、マットレスや枕にもこだわり、室温も“ちょっと涼しい”くらいをキープ。寝室は“聖域”ばりに(笑)、部屋着の状態でさえ足を踏み入れません。
そうするとパジャマを着るだけで、体が自然と寝るモードに切り替わるように。レム睡眠とノンレム睡眠のサイクルも意識しているので6時間か7時間半は寝るようにしています。
Q2. 日々の欠かせないスキンケアルーティンは?
A2. 顔はもちろん、ボディの肌も大事。地道にやっておくと全然違うと思うんです。
基本中の基本だけど、大事にしているのが保湿と日焼け対策。ボディの質感やトーンもその人の印象に繋がるので、顔用の化粧水やクリームは全身までたっぷり使うようにしています。そうすると「え、こんなに良いもの使ってくれるの!?」ってお尻や脚も喜んでくれている気がするんですよね(笑)。
あと地味に気をつけているのが、前髪。肌にかからないよう、家ではゴムでギュンとあげています。

Q3. 最近ハマっている美容は?
A3. 目に良いというので、「ふるさと納税」で生のブルーベリーを購入。ここ1、2年で体を顧みるようになってきました。
基本的には“超”がつくほどの健康体なのですが、去年あたりから風邪をひいたり、誰かの咳をもらってしまうこともあって、このまま30代になるのはダメだと一念発起。
ジムに行って体力作りをしたり、食生活も見直すように。以前から糠漬け作りはしていたのですが、もうちょっと本格的に腸活をしてみようと、乳酸菌も摂るようになりました。生のブルーベリーも目の疲労解消に良いというので食べ始めましたが、かなり美味しいので続けていきます!
Q4. 忙しい時の美容への向き合い方は?
A4. 忙しくても、そうでなくても、美容への向き合い方はあまり変わらないかも。お休みの日も、だいたい忙しく予定を入れちゃうので(笑)。
もちろん、肌や髪のコンディションに応じて、使うアイテムやケアを変えたりすることもありますが、手を抜くということはないかな。やっぱりちゃんと手をかけた分だけ、返ってくるのがわかっているので。
それは、美容だけでなく家事においてもそう。片付いていないのが苦手なので、家の掃除や洗濯も溜め込まないようにしています。実際、お休みの日でもアクティブに動き回っちゃうし、1日家で何もせずに寝て過ごすなんてことは、ここ数年ないかもしれませんね。
Q5. 美しい人ときいて思い浮かぶのは?
A5. 姿勢が美しい人に惹かれます。
先日、三谷幸喜さんのミュージカルを観に行く機会があり、“生”の天海祐希さんを初めて拝見して。滑舌も歌声も演技もすべてが素敵だったのですが、姿勢の美しさに圧倒されてしまったんです!
人を惹きつける魅力って数あると思うのですが、美しい姿勢はその人の佇まいや印象を強烈に左右するものだと実感。努力すれば正すこともできる部分ではあるので、私も意識しようと思うきっかけになりました。

Q6. 橋本環奈の「トリセツ」を教えて!
A6. お刺身、お肉、ラーメン。美味しいごはんがあればご機嫌です。
撮影期間中は大好きなラーメンをセーブしていますが、その反動か休みに入ると主食がラーメンに(笑)。先日も、友人と朝の8時から秋葉原の有名店に並んで整理券を受け取り、一旦それぞれの自宅に戻って仮眠をし、再度指定時間に秋葉原へ……という遊び方をしました。
美味しいごはんのためなら、労力は惜しまないので、地方の撮影や旅行も大好き。目利き力が備わったのか、検索サイトでチェックするだけで“当たり”の店を引ける謎の特技も身につきました。
Q7. 長い撮影でのコンディションの整え方は?
A7. ストレスをためないことに尽きます。仲間とワイワイ楽しむことで、発散できるんです。
舞台『千と千尋の神隠し』の公演や、映画『キングダム』の撮影では、海外や、国内でも地方に長期間滞在することが多かったんです。そんな時も、たとえば上海では小籠包、ロンドンではアフタヌーンティーに行ったりして、その土地ならではの美味しいものを楽しんでいました。
おしゃべりするのも、誰かの話を聞くのも好きなので、みんながワイワイ楽しそうな場にいるだけで、「ストレスはどこへ⁉」とパワーチャージできます。
Q8. 疲れを持ち越さないために心がけていることは?
A8. お風呂に浸かったり、サウナに入ったり。汗をかくことが好きなんです。
基本的に、寝たら大体のことは忘れるタイプだし、疲れを次の日に持ち越したりもしないのですが、毎日湯船に浸かってしっかり汗を流すことも、私のリカバリーにひと役買っているのかも。朝はちゃちゃっと家を出たいので、夜お風呂にエプソムソルトを入れたりして長湯することが多いかな。
サウナに行くのも好きだし、地方でお仕事をする時は温泉や銭湯にもよく行っています。たま〜に、サウナのテレビに自分が映って、焦ってしまうこともあるんですけどね(笑)。

Q9. 最近の一番のごほうびは?
A9. 家族と行った香川旅行!びっくりするくらいグルテンを摂取しました(笑)。
この間のお休みの日に、家族&友人夫婦と讃岐うどんを食べに香川へ。2日で8店舗(!)に行くという贅沢な詰め込み方をしたのですが、それぞれ出汁も麺も違うし、小麦の風味も強い。“ひや”も“あつ”も、“ぬる”も、釜玉も、天ぷらも全部うまいんかーい!って、毎回食べるたびに感動。
あれだけ食べたのに、東京に帰った次の日にはうどんが恋しくなってしまうほど。47都道府県、まだ行ったことのない場所があるので、次のお休みはどこに行こうかな、と計画するのが楽しみ。
Q10. 自分にマンネリを感じることってありますか?
A10. 毎日が違いすぎて、飽きない!だから、このお仕事は向いてると思う。
「あんたはマグロやね、動いていないと死ぬもんね」と母に言われるほど、仕事もプライベートもアクティブに動き回っているので、マンネリする暇は……ないかな?(笑) だから、毎回違う現場だったり、演者さんやスタッフさんに出会える、このお仕事は私にとって天職だと思います。
10代の時にお仕事した人と20代になって再会して、その方が結婚していたり、子供が産まれていたりして……。そんな報告を聞いたりするのも嬉しいし、大切な時間なんです。

Q11. 仕事で失敗しちゃった!という時はどうする?
A11. もう少しこうすればよかったな、はあるけれど、出来上がってしまったものは仕方ない、と執着しません。マインドは、“大ヘルシー”だと思います。
仕事にも役柄にも、人や物事にも、ある程度の距離は必要だと思っていて、何事にも執着はしません。もちろん責任感を持ったり、向き合うことはしていますが、終わってしまったことに対して落ち込んだり、病んでしまうのは、その時間がもったいないと思うんですよね。
失敗しても、それを糧にして次同じことを繰り返さないように気をつければ良いだけ。間違えても死ぬわけではない!というヘルシーを超えた、“大ヘルシー”マインドで生きています。
Q12. 人生の先輩たちと同じ現場に立つ時に心がけていることは?
A12. 先輩も後輩も、誰でも、仲良くなれればいいなって。せっかく会えたんだから、怖がって萎縮したらもったいない。
礼節をわきまえたり、話す内容は気をつけたりはしますが、先輩後輩関係なく、仲良くなれたらいいなと思って接しています。せっかく一緒にお仕事をする機会に恵まれているのだから、後悔はしたくない。自分からご飯に誘ったりして距離を縮めますね。
今回の映画『キングダム』の現場でも、斎藤工さんとは初めてご一緒したのですが、(小栗)旬さんや(山﨑)賢人くんも誘って、みんなでご飯へ。仲良くなれたし、よりチーム感が強まった気がして嬉しかったですね。
Q13 橋本さんにとって、仕事とは?
A13. 責任をもって実行しなきゃいけない大切なものだけど仕事が人生のすべてだとは思っていないんです。
「好きな仕事ができて羨ましい」と言われることもあるのですが、好きは好きだけど、私にとってあくまでも仕事。仕事中は全力で向き合うけれど、仕事が終わったら仕事の話はしないし、ドライかもしれないけど仕事のことは一切考えません。
仕事は私にとって人生のすべてではないし、人生には楽しいことがいっぱいある。その上で働くことがあると思うので、その線引きというか、オンオフははっきりと分けるようにしています。


『キングダム 魂の決戦』
中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政(えいせい)を壮大なスケールで描く漫画『キングダム』の実写映画化シリーズの第5弾。7/17より全国公開中。ⓒ原泰久/集英社 ⓒ2026映画「キングダム」製作委員会
河了貂(かりょうてん)とともに過ごすなかで、彼女の学びや成長を感じています
橋本さんが出演する映画『キングダム』シリーズ最新作『キングダム 魂の決戦』。五作目となる本作まで演じ続けているのが、山﨑賢人さん演じる主人公・信とともに戦う女軍師の河了貂。長年演じ続ける河了貂への想いを聞いてみた。
「私が演じている河了貂を始め、仲間たちはみんな、信に魅せられ、彼の行動力や勘の鋭さに引っ張ってもらっているところがあって。そんな中でも、河了貂は河了貂なりに、生きていくために学べるものはどんどん吸収していこうという強さを持っている。
実際の戦場を目の当たりにして決意や覚悟が生まれたり、様々な選択をしていく中で、自分だけの命ではなく、仲間たち全員の命を背負っている責任も出てきたりして……。一作目とは比べ物にならないくらい、彼女の進化や成長を感じます」
初めて見る人でも誰かしらにきっと、気持ちを寄せられると思う
「『キングダム』の素晴らしさって、キャラクター一人一人に筋が通っていて、生き様や戦い方、考え方など、みんなそれぞれカッコいいところ。だから、誰かしらには共感できたりする部分や、気持ちが寄せられるところがあると思います。
最新作は、白熱した戦いももちろんあるし、ピンチを迎えたりもしているのですが、たまに吉本新喜劇みたいにクスッとできる部分もあったりして。原作を知らない方でも、前作を見ていない方でも楽しめるはず。
今回の『キングダム』から入った方にも、この世界を好きになって、一作目からあらためて河了貂の成長の軌跡を見てもらえたら嬉しいですね」
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MAQUIA 2026年9月号
(写真1、2枚目)ドレス、アクセサリー/スタイリスト私物
(写真3枚目以降)トップス¥15950、スカート¥17930/FRAY I.D ルミネ新宿2店(FRAY I.D) アクセサリー/スタイリスト私物
撮影/酒井貴生〈aosora〉 ヘア&メイク/美舟〈SIGNO〉 スタイリスト/NIMU 取材・文/谷口絵美 構成/吉田百合(MAQUIA)






















































































