保湿の未来を変えるニュースが入った! 水分はつけた瞬間が最も潤い、その潤いは徐々に失われるもの……そんな常識を覆す夢の技術を花王がついに発表。マキア読者へ速報をお届けします。


保湿は新たなステージへ
ウォーターキャプチャリングスキン
Water Capturing Skin技術を花王が発見!

安倍佐和子

美容ジャーナリスト

安倍佐和子さん

「いったいどんな閃きから辿り着いたのか。「保つ」から「増やす」、「自発的に増やす」というセンセーショナルな発想へ。確かに地球上には、エアプランツなど、水分を与えずとも自ら水分を取り込むユニークな生存戦略を持つ種もあるが、人の肌(角層)において、自発的な戦略が可能になる、そんな時代が来るなんて。


角層研究をリードする花王だからこそ成し得た快挙は、私たちの肌にはまだまだ伸びしろがあることを示唆。ストレスフルな環境下で水分不足、潤い不足に陥りやすい現代人にとって、大きな希望の星になるはずだ」。

新発見! 空気中の水分や生体内の水分を引き寄せ、肌の水分量が増える! という夢の発見

花王が、保湿の常識を覆す歴史的ブレイクスルーを発表。時間とともに潤いが失われるという前提を変え、空気中の水分をキャッチし肌に留め続ける革新的アプローチが美容界で大きな話題に。美容のプロたちからも「保湿の概念が変わる」「未来のスキンケアが始まった」と期待が高まっている。

発見❶ 空気中の水分をキャッチ!

空気中の水分をキャッチ! 花王

Water Capturing Skin技術により、空気中の水分を引き寄せて液化する現象を発見。

発見❷ 揮発しにくい性質!

発見❷ 揮発しにくい性質! 花王

Water Capturing Skin技術は、空気中への水分揮発を抑えて肌に留め、乾きにくい状態をキープ。

Water Capturing Skin現象(角層改質)

Water Capturing Skin現象(角層改質) 花王

【実験方法】前腕部(2×3cm)にWCS技術を含む水溶液、
比較製剤A、Bを12.5μl 塗布
テープストリップした角層の水分量
含水比:(水+ポリオール/タンパク質)をFT-IRにて測定


環境条件: 21℃±1
℃,40%RH
冬の空調の効いたオフィス環境(やや乾燥気味)と同等

一般的な処方では肌に与えた水分の多くが揮発する(青い線)一方、「Water Capturing Skin」技術を搭載した水溶液(赤線)は、時間とともに水分量が増える傾向に!

担当研究員に
ウォーターキャプチャリングスキン
Water Capturing Skin技術を徹底取材

岸本裕子

花王研究員

岸本裕子さん

2006年以来、スキンケア研究、製品開発に従事。肌で効果を実感できる潤い処方の設計を得意とする。
撮影/ 山下みどり

角層研究が拓いた、潤いを増やす新保湿メカニズム


単に水分を与えるのではなく、肌が自ら潤いを保ち続ける状態をつくるという夢の発見。その鍵は、「角層の構造研究の延長にある、角層内の天然保湿因子を見つめ直したことが出発点でした」と岸本研究員。


新技術“Water  Capturing  Skin”は、「研究中、特定成分の組み合わせが空気中の水分を引き寄せ液化する現象を偶然に発見したのが始まり。試験管の中で予想以上に水を引き寄せる挙動が起きて驚きました」と振り返る。その現象を検証し、「物質レベルだけでなく、肌や角層細胞でも同じ吸湿が起こることを確認できたんです」。


この発見は従来の保湿概念を覆すものだった。「保湿は“与えた水を逃がさない”ことが中心でしたが、今回は時間とともに周囲から水分を取り込み、潤いが増していくというもの。守る保湿から集める保湿への転換となったのです」と岸本研究員は熱を込める。


一方で、肌でも再現されるかを証明するのは困難を極めた。「角層での挙動や保湿持続性をさまざまに検証し、肌での実証につなげるまで試行錯誤がありました」と話す。今回の成果は、未来の保湿を変える可能性を秘めている。「環境中の水分を活用しながら肌が潤いを集め続ける状態へ導く新発想です。多様なスキンケアへの応用による、新しい保湿体験が期待できます」と岸本研究員は見据える。

「夢の新技術、誕生の裏側」

潤いを増やす新保湿メカニズム

発見❶ “空気中の水分をキャッチ”ってどういうこと?

“空気中の水分をキャッチ” 花王

特定の3成分の組み合わせにより、空気中の水分を吸い液化が起こった。

花王 スクロース セリン 塩化ナトリウム

角層の天然保湿因子(NMF)の機能に着目し、アミノ酸17種 × 塩類11種 × 糖類10種の計1870種を検証。その探索の末、スクロース、セリン、塩化ナトリウムという3種が一定の割合で混合された際に、水分を引き寄せると判明。

発見❷ “揮発しにくい性質”ってどういうこと?

花王 水分 実験

キャップは外して静置、観察時のみ閉じている

時間がたっても水分量が減りにくい!


3成分を配合した製剤では、成分自身のまわりに水分を引き寄せるため、時間とともに起こるはずの水分の揮発が起きず、液面が下がりにくい状態をキープ。つまり肌に塗布した際に、空気中や生体内の水分を引き寄せ留め、水分量が減りづらいということを意味する。

“揮発しにくい性質”ってどういうこと?

うるおい天声美語

野毛まゆり

美容愛好家

野毛まゆりさん

未来の肌を守る、自ら続く保湿が叶う時代へ

化粧水や乳液は長きにわたり「お手入れの最初の一歩」とされ、特に日本人は化粧水を愛する国民とも語られてきました。けれど保湿の悩みはつきず、たとえば化粧水をたっぷり重ねづけし、上から乳液をのせてもすぐに蒸発して、昼には乾きを覚える……そんな声は後を絶ちません。


▼老化の兆しであるシワやたるみは乾燥が起点。だからこそ、乾かさないことが未来の肌を守る最も確かな方法になります。


▼今回の新発見は「こんな手があったのか」と思わせるもの。空気中の水分を味方に、潤いを加速させる新技術は、一瞬の補給とは発想も効果も一線を画します。


▼今日より明日、そして未来も美しくありたい。その願いを、毎日のベーシックケアで叶えられる時代が始まろうとしています。

お問い合わせ/花王
0120-165-691



イラスト/澤村花菜 取材・文/中島 彩(MAQUIA) 企画・構成/髙橋里佳(MAQUIA)

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