時を超えて愛され続ける“ミス ディオール”に閉じ込められたのは、クリスチャン・ディオールの花々への、妹への、そして、すべての女性たちへの「愛」。彼の想いを受け継ぎつつ、ディオール クチュールの「今」と時代を映し出し、そのオードゥ パルファンがフレッシュに刷新!


友利 新先生による、ブランドミューズのナタリー・ポートマンへの新ミス ディオールについてのインタビューもお届けします。

ミス ディオール オードゥ パルファン ミス ディオールの香水 クリスチャン・ディオール

ミス ディオール オードゥ パルファン 30ml ¥12430、50ml ¥18040/パルファン・クリスチャン・ディオール

しなやかなウッドの中から、中核となるローズに導かれて、柔らかくセンシュアルなフローラル ノートが広がる。豊かなフローラルと、ウッディ クリーミーのハーモニーが織りなすシプレー フレグランス。かつてないほどにみずみずしい輝きを放ちながらも、エレガントで印象深い余韻を残す。

“花々は神がこの世に与えた女性の次にもっとも美しい創造物”(クリスチャン・ディオール)

ディオール クチュールの新時代と呼応。現代を生きる女性たちに向けた、中心にローズが輝く新しいオードゥ パルファン

1947年に誕生した、カトリーヌ・ディオールへのオマージュともいうべき“ミス ディオール”は、グリーン ノートに始まり豊かにローズが花開くシプレーの香調。以後、そのシプレー ノートは理想の若き女性像を体現し続け、ディオール クチュールと共鳴しながら変容を遂げてきた。


そして今、新しい“ミス ディオール オードゥ パルファン”は、現代を生きる若い女性の輝きを映し出し、甘くみずみずしいきらめきを放つ。フローラル ブーケの中心で咲き誇るのは、多彩な魅力を併せ持つグラース ローズ。やがてほのかにアーモンドを感じさせるバニラの香りが浮かび上がり、温かでクリーミーなトンカ ビーンのハート ノートを、ミルキーなサンダルウッドが支える。


象徴的なボトルのボウも、原点回帰しながらモダンな印象へとアップデート。

“私に、愛のように香るフレグランスを作ってください”(クリスチャン・ディオール)

女性たちに夢と幸せをもたらすため、初のコレクションとともにデビュー

ディオールの花をあしらったドレス 1949年のDiorのドレス トロンプユイル(だまし絵)のように花をあしらったドレス

幾千もの花々をあしらったドレスは、フェミニニティを際立たせ、夢と幸福感を与えて憧れをかき立てる。1949年。

1947年、パリ・モンテーニュ通りのメゾンで、初のコレクションを発表したクリスチャン・ディオール。「コロール(花冠)」ラインと名づけられた、ウェストを絞ってスカートが大きく広がるフェミニンなスタイルは、「ニュールック」とも呼ばれ、ファッション界に一大センセーションを巻き起こした。


そのときにショーの会場を満たしたのが、グラースのローズや、ジャスミンが香るシプレー ノートの「ミス ディオール」。そこには「女性を美しくするだけでなく、幸せにしたい」と願うと同時に、「自らが手がけるドレスと響き合う香りなくして、エレガンスは表現できない」というクリスチャン・ディオールの想いが込められていた。


サプライズをもたらし、瞬く間に称賛を集めたその香りは、現在に至るまでエレガンスと自由な感性が共鳴する名香として、人々を魅了し続けている。

クリスチャン&カトリーヌ・ディオールの、花々への愛が息づくディオールの花農園

南仏・カリアンのドメーヌ・デ・ネイス ドメーヌ・デ・ネイスにあるガーデンに咲くセンティフォリア ローズ ディオールの花農園

南仏・カリアンのドメーヌ・デ・ネイスにあったカトリーヌのガーデン。5月になるとセンティフォリア ローズ、通称メイ ローズが満開に。

プロヴァンスに安らぎを求め、クリスチャンはグラースからほど近いラ コル ノワール城の広大な敷地で、香り高い花々を栽培して「花農園の経営者」となる夢を叶えた。


一方、カトリーヌはその近隣カリアンのドメーヌ・デ・ネイスで、センティフォリア ローズの栽培を始める。花々への情熱は、常に二人を結びつける強い絆。時を経た現在、その2つの地は新たな生命力に満たされ、ディオール フレグランスのためだけのセンティフォリア ローズが栽培されている。

愛する妹、カトリーヌなくしては生まれなかった“ミス ディオール”

カトリーヌ・ディオール クリスチャン・ディオールの妹カトリーヌ ミス ディオールの名前の由来

パートナーのエルヴェ・デ・シャルボネリとともに生花の取引に携わり、「花とともにある人生」を選択して歩んだカトリーヌ・ディオール。1957年。

クリスチャン・ディオールに香りのインスピレーションをもたらしたのは、愛する妹のカトリーヌ。ただ当初、そのフレグランスにふさわしい名前だけが、見つからなかったのだとか。そんなとき、サロンの階段に姿を現した彼女を見て、ディオールのミューズでもあったミッツァ・ブリカールが口にした「ほら、ミス ディオールよ!」というひと言にひらめきを得たのだという。


裕福なディオール家に生まれ育ちながら、その後、波乱に満ちた時代を生き抜き、しなやかな強さと揺るぎない意志を備えて、輝きと生命力を湛えたカトリーヌ。その姿は、兄が敬愛した理想の「強い女性」そのものだった。


クリエイティブ ディレクターたちが自らのビジョンを表現するダガー ボウ

ミス ディオールのダガー ボウ ミス ディオールのアイコンであるダガー ボウ 

ディオールにとって、ボウは最も重要なシグネチャー コードのひとつ。“ミス ディオール”のダガー ボウはアイコンであり、フランス屈指のリボン職人によりクチュールならではの紡織技術を用いて生み出されて、香りのアコードに通じる大胆さとエレガンス、クチュールの洗練を宿す。

ミス ディオールのミューズ、ナタリー・ポートマンに、新しく登場するミス ディオールについて友利新先生がインタビュー

友利 新

皮膚科医・内科医

友利 新先生

医師の視点から役立つ美容情報や肌知識、コスメの魅力を発信。高い専門知識と明快なトークにファン多数。

長年ディオールのアイコンとして共に美しい世界観を作り出しているナタリー・ポートマンに、友利新先生が直接インタビュー! 新たなミス ディオールの魅力とは?

──ブランドのクリエイティブ・ディレクターにジョナサン・アンダーソンが就任してから初めてのフィルム撮影だったと思いますが、撮影はいかがでしたか?


「やはりフレグランスとジョナサン・アンダーソンの世界観、クチュールの世界観が全てこのフィルムを通して一つになったのが非常に重要な点です。とても素敵な体験でした」


──フィルム撮影をする中で、一番印象的だったことなど何かエピソードがあれば教えてください。


「撮影自体は全てセットで行われました。とある郊外にパリを再現し、街の中にバラを敷き詰めたシーンなども全て本当のパリのように作っているんですが、その中のストリート名に『クロワッサン通り(rue croissant)』というのが書いてあったんですね。で、それを見た時に、これは冗談かしらと思ったんですけど、本当にあるらしいので、ぜひ私も実際に探してみたいと思います。とても面白く、素晴らしい体験でした」


──今回のフィルムを、ナタリーさん自身はどういう女性像を思い描いて演じられましたか。


「ミス ディオールの撮影をする時の女性イメージとして、必ずクリスチャン・ディオールの妹、カトリーヌ・ディオールがいます。ミス ディオールという香水が生まれるきっかけになったのが彼女ですし、インスピレーションのもとでもあります。


彼女自身がレジスタンス運動に従事し、戦争があった暗黒時代に非常に勇敢に正義のために戦った女性であり、あの時代にそういった活動をしていくというのは希望がないとできないことです。


その暗い時代に希望を見出し、信じ、求めた。女性として本当に尊敬している存在です。まさに今日、こうした考え方で希望を持つということは非常に重要なメッセージだと私は思っています」


──人生の変化と共に、ミス ディオールの掲げる「LOVE」というメッセージの感じ方も変化が出てくると思います。今現在のあなたにとって、LOVEという言葉はどのような意味を持ちますか。


「そうですね。やはり年齢を重ねるについて、愛に関しての考え方ももちろん変わってきますし、何が素晴らしいかというと、いろんな形の愛があるということを年齢とともに理解してきたことです。


もちろん恋愛といったロマンティックな愛もあれば、子供に対する愛、家族に対する愛、友達に対する愛、そして仕事に対する愛もあり、また芸術に対する愛もあります。数えきれないほどのその愛の形を自分で理解できるようになるということが素晴らしい点ですね。


また年を重ねるにつれ、その愛を蓄積していける二十年来の友人がいたり、良い時も悪い時も、そういった経験をお互い愛する人たちとシェアできる。そしてそういった愛を重ねていけるということは私にとって大変な喜びです」


──年齢を重ねるにつれて女性の美しさはどのように変わっていくと思いますか?


「私にとって年齢の経過というものは、他の人からどう見られるかというよりも、自分に対する自分自身の探求といいますか、やはり内面的な美しさを探していくといったところにあります。


永遠の美しさ、変わらない美しさとは何かといったところに、年を重ねるにつれて考えが向いていきますし、私自身もそこに重きを置いています。全てに美を見出し、自ら発展させていくといった意識。そうしたことが、永遠の美の探求、永遠に続く奇跡ということに繋がると考えています」


──ナタリーさんにとってミスディオールの香りというのは、ずばりどういうイメージなのでしょうか。


「非常にエレガントなクチュールらしさが表現されている香りだと思います。ボウのデザインもそうですが、香り自体も深みのあるウッドの香りやバニラの香り、ローズのみずみずしさなどが同居しています。深さと軽やかさが同居したようなコンビネーションというのは、とても美しいものだと思います」


──ナタリーさんが美容のために続けてらっしゃるルーティンがあれば教えてください。 


「私はヴィーガン(菜食主義)です。最初は倫理的な理由からヴィーガンになったのですが、最終的に言えば一番自分の体に合っているのかではないかと思っています。


他にも体を動かすことを大切にしていて、ウォーキングや水泳、ジェロトニックもしています。また現在妊娠中で、コーヒーなどのカフェインやアルコールも飲んでいないので体のデトックスをしているような気持ちでいます」


──ナタリーさんが仕事や日常生活で幸せを感じる瞬間はどういった時ですか。


「子供といる時や自然に囲まれているときに一番幸せを感じます」


──日常生活の中で香りに助けられたといったシーンはありますか。


「もちろんです。自然の香りで言うと、初夏の季節はありとあらゆる所で花が咲いています。例えばパリでは歩いているとジャスミンの香りがしたり、またバラの香りも漂ってきたり。


また、カリフォルニアでは、オレンジの花の香りや、レモンの花の香りが漂ってくる。自然の中で感じる香りというのは無意識で楽しめる、そういったところが本当に素晴らしいことだと思います」


──日本の女性に向けてメッセージをいただけますか。


「私は本当に日本が大好きです。日本文化は世界の中でも大好きな文化の一つなんです。日本のファンの皆さんにはいつも、これまでずっと長い間サポートして頂いていることにとても感謝しています。これからも日本の女性が美しく、楽しくそして自由であってほしいと思っています」

●お問い合わせ/パルファン・クリスチャン・ディオール
03-3239-0618

構成・文/巽 香 企画/若菜遊子(MAQUIA) 写真/©Dior(1・5枚目)© Christian Dior Parfums Collection, Paris(2・3・4枚目)

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