「MAQUIA」4月号では、美プロのとっておきのレシピや、食べて、飲んでいるものを100品ご紹介。今回は石井美保さん、加治ひとみさんなど4名のレシピをピックアップ。美味しく食べて、より美しくを叶えよう!
体の内側から育むキレイ
美肌な人が食べているもの飲んでいるもの100
美のプロたちの私の美肌食材“ココイチ”レシピ
美しい肌のために、常備している食材とその食材を使った究極の一品を披露します。
ライフスタイルプロデューサー
Atsushiさん
Atsushiさんはゴマ
「とにかく栄養価の高いすりゴマは欠かせません。ゴマと同様に食物繊維が豊富なごぼうと合わせ、腸内をスッキリとお掃除して美腸に。さらにイソフラボンが豊富な厚揚げや、肌のターンオーバーを促す人参、ネギを取り入れた最強の美肌スープです。」
食物繊維が豊富で腸をスッキリ美腸に。消化吸収を考え煎りゴマではなくすりゴマが◎。
[豆乳とゴマ、塩昆布の美腸レンチンスープ]
材料
•厚揚げ(50g)
•ごぼう(50g)
•人参(30g)
•長ネギ(30g)
•顆粒かつお出汁(小さじ1)
•味噌(小さじ1)
•塩昆布(2つまみ)
•酒(小さじ2)
•白すりゴマ(大さじ2)
•無調整豆乳(150ml)、水(50ml)
•七味(少々)
作り方
厚揚げは食べやすい大きさ、ごぼうは縦半分にカットしてから斜め薄切り、人参は千切り、長ネギは斜め薄切りにする。耐熱ボウルに切った材料と水、調味料を全て入れる。軽く混ぜ合わせ、ふんわりとラップをして電子レンジで5分間加熱。器に盛り仕上げに七味をふる。
美容家
石井美保さん
石井美保さんは麩
「麩に含まれるプロリンが肌のハリに良いと聞いてから、麩は我が家の常備材になりました。おすすめはゴマ油で豚肉とニラと炒め合わせ、卵とじ風にしたメニュー。満腹感もある上、タンパク質がしっかり摂取できて肌の弾力UPにも効果的です」
麩はコラーゲンを生成するプロリンを含み、肌のハリ感や肌荒れの改善に期待できる。
[麩と豚肉のニラたま]
材料
•麩(乾燥した状態で1/2カップ)
•豚細切れ肉(100g)
•ニラ(1/2束)
•卵(2個)
•塩(適量)
•胡椒(適量)
•酒(大さじ1)
•ゴマ油(適量)
作り方
麩を水で戻し、ニラはざく切りに。豚肉は塩・胡椒・酒で味つけする。卵は溶き卵にして塩・胡椒を少々。下味をつけた豚肉をゴマ油で強火で炒め火が通ったら、水切りした麩とニラを入れ炒める。最後に溶き卵を流し込み、卵とじ風に仕上げる。
アーティスト・モデル
加治ひとみさん
加治ひとみさんはりんご
「デトックス、美肌効果のあるりんご。ときには丸ごと1個をバッグに入れて仕事場に向かうことも。できるだけ皮ごと食べるようにしています。りんごのホットスムージーは生姜とシナモンがポカポカと内側から体を温め、便秘改善や免疫力UPにも。」
『1日1個のりんごは医者いらず』の諺通り、栄養価が高く美しい肌と健康に欠かせない。
[りんごホットスムージー]
材料
•りんご(1/4個)
•豆乳(2/3カップ)
•はちみつ(適量)
•生姜(1かけ)
•シナモン(お好みで)
作り方
りんごを適当な大きさにカットする。ミキサーに豆乳とりんご、はちみつ、すりおろした生姜を入れて混ぜ、撹拌。お鍋に移して加熱し、最後にシナモンをトッピング。
美容ジャーナリスト
鵜飼香子さん
鵜飼香子さんはコオロギパウダー
「高タンパク&地球を救うエコ食材として注目のコオロギ。パウダーなら出汁のように使えて汎用性も高く、お味噌汁や煮込み料理に混ぜてかすかな香ばしさを楽しめます。パンケーキに混ぜても全くコオロギ感がなく、コオロギビギナーにおすすめ。」
食用コオロギをパウダー化。未来のタンパク質源として、今、美容業界でも話題の食材!
[コオロギパウダー入りパンケーキ]
材料
•コオロギパウダー(15g)
•ホットケーキミックス(300g)
•卵(2個)
•牛乳(180㎖)
作り方
ボウルに牛乳、卵、ホットケーキミックスを混ぜ合わせる。さらにコオロギパウダーを加えざっくり混ぜる。フライパンにお玉ですくい上げた生地を流し入れ、弱火で熱する。表面がフツフツとしてきたら裏返して焼き、完成。
MAQUIA 4月号
撮影/豊田朋子 料理製作&スタイリスト/竹中紘子 取材・文/轟木あずさ 構成/山下弓子(MAQUIA)