「MAQUIA」3月号から、俳優・志尊 淳さんのインタビューをお届け。想像力と知性を兼ね備えた、人間・志尊 淳の知られざる魅力とは?

志尊 淳さんインタビュー! 「唇は昔から一番のコンプレックスだった」_1

志尊 淳
ときめきの理由

デビューして10年。チャーミングもハンサムも演じ分ける、美しき25歳の素顔とは? ルックスとマインド、両面から紐解きます。


 


想像力と知性。その二つがあれば、
自分も世界も、きっともっと良くできる

唇に指を添える志尊淳さん

「パーツ」で紐解く、その魅力




分厚くて特徴的な唇は、昔から一番のコンプレックスだったんです。でも、そこがチャームポイントだと言っていただくことも多くて。俳優デビューして10年たったここ最近になってやっと、主観だけでなく、客観性を大事にしたほうが表現の幅が広がると思えるように。今では「これが自分の顔なんだ」と受け入れるようになりました。女性の場合は、顔の中でエロスを一番感じるパーツが唇。メイクをしていても色として一番際立つのが唇だし、すごく色っぽいなと感じます。



艶がある髪の毛って、色気がありますよね。似合っていればどんな髪型でも素敵だと思うけど、やっぱりケアをしていてするんっとしているほうが魅力的だと思います。僕自身は仕事柄、基本的に好きな髪型にはできなくて。ブリーチ毛にパーマをかけなくてはいけなかったりと、無茶も多いんです(笑)。ただ、何年もお世話になっている美容師さんは、そういう無茶を一緒に乗り越えてくれる方。なるべく痛まないように薬剤を配合してくれたり、不可能を可能にしてくれる心強い存在です!

額に手を当てる志尊淳さん


実は指が本当に短いんです。だからスチール撮影の時には、曲げて角度をつけるようにしています。そうすると細く長く見える気がして。「手がきれい」って言っていただけると、「よかった! バレてない」って思います(笑)。


横顔
横顔は唯一自信があるかも。特にアゴのラインは褒められることが多いです。僕の場合、痩せて骨ばっていたほうが映像的に映りがいいタイプ。20代に入ってベスト体重を5キロくらい落としてからは、フェイスラインもシュッとなりました。むくんだときは自分でぐりぐりーっとリンパマッサージをすることも。


志尊 淳

JUN SHISON
1995年3月5日生まれ、東京都出身。2011年に俳優デビュー。その後、ドラマ『女子的生活』の演技が評価され、文化庁芸術祭賞テレビ・ドラマ部門で放送個人賞を受賞。2020年6月に新型コロナウイルスに対応する医療従事者へ向け、日本赤十字社と共同募金会へ1000万円の寄付を表明した。現在、主演する映画『さんかく窓の外側は夜』が公開中。


MAQUIA 3月号
撮影/柴田フミコ ヘア&メイク/磯野亜加梨〈スタジオまむ〉 スタイリスト/斉藤くみ 取材・文/松山 梢 構成/木下理恵(MAQUIA)

MAQUIA書影

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