「焼けないけど、肌が乾燥する」「みずみずしいけど、UVカット力が弱い」などなど、何かしら不満がつきまとうUV選びに、遂に終止符は打たれるのか!? 今季、話題のキーワード「継続補水UV」について編集ヒバコとライターのタイラが迫ってみた!

カネボウ ヴェイル オブ デイ、継続補水UV

日焼け止め選びの基準は
UV防御力、感触、保湿力

ヒバコ(以下)今年も新しい日焼け止めが発売されるシーズンがやってきましたね。仕事柄、毎年たくさんの商品を試すタイラさんはどうやって自分に合うものを見つけているんですか?
タイラ(以下)私は一にも二にも感触かな。海や山などレジャーに行く日でない限りは、つけていて一日、快適じゃないとリピできないもの。ヒバコちゃんは?
私は紫外線に弱くて、すぐに赤くなっちゃいます。乾燥肌で乾きも気になってしまうので、大袈裟ですが毎年ビクビクしながら選んでます(苦笑)。焼けないけどカサカサになっちゃった、とか。敏感肌気味なので、合うものを選ぶのは大変で。
そうなんだ。それは大変だね。

カネボウ ヴェイル オブ デイ、日焼け止め

UVカット力の高いものなら安心と思って使うと、日中の肌の乾燥が気になってしまって。
わかるー。高SPFってUV防御剤の量が多いから、きしみ感を感じやすかったり、保湿の観点では妥協やむなしって感じだったよね。でもね、今年はそのあたりの課題をクリアする日焼け止めが出てきたよ。
焼けないことと保湿って美肌を保つための最重要ケアだけど、両方を満たすものはそうそうないですよね。
うん。それには高い技術が必要になってくるのよね。
それはどうしてですか?

カネボウ ヴェイル オブ デイ、UV

高UVカット力かつ
補水し続けるUV美容液

焼けないことを重視するとUV防御剤の量が増えるじゃない? そうすると保湿剤の量が必然的に減るから、保湿力が弱くなるのは否めなくて。UV防御剤の量が多いとのびも悪くなって感触もイマイチに。UVカット力を高めると感触や保湿力を諦めざるを得なかったのが今までの話ね。今季の日焼け止めを語るキーワードになるんじゃないかと私が今、注目しているのが「継続補水」という技術
ケーゾクホスイ……? あっ、継続して水を補うという意味だ!

カネボウ ヴェイル オブ デイ、日焼け止め

そう。UV製剤って、極薄のものの方がいいような気がしてたけど、継続補水UVは厚みのある水膜なの。水分と油分が交互に重なるラメラ構造を持ち、厚みのある塗膜の中に、水性と油性のUV防御剤を均一に分布することで、効率よく「面」で肌をカバーしているの。だから少ないUV防御剤でくまなく紫外線の肌への侵入を防げるようになっているわけよ。それで肌への負担感も少ないの。

UVカット、カネボウ ヴェイル オブ デイ

へー。角層も水層と油層が交互に重なるラメラ構造だから、こんなに肌なじみがいいのかも? でも厚みがあるといっても、もちっとなめらかな感じで、感触は軽くあくまでもみずみずしい感じがうれしい

カネボウ ヴェイル オブ デイ

その通り。たとえどんなにUVカット力が高くて絶対焼けないと謳っていても、きしんだり、白浮きしたりするUVなんてノンノン。つけ心地のよい日焼け止めしか使いたくない派の私にとってもこれは朗報!

カネボウ ヴェイル オブ デイ

なめらかにスーッと肌になじむから、日焼け止めというよりは保湿ジェルや保湿クリームみたい。乾燥肌だからときどき日焼け止めを塗った時に感じる、嫌なごろつき感やカサカサ感がないのもいいな♡

カネボウ ヴェイル オブ デイ

水分をたっぷり感じるツヤ肌仕上げな点もお見逃しなく。
肌表面がなめらかにならされて、程よいツヤ感がある仕上がりだからメイク下地としても使える〜。遂に遂に、今年は何一つ妥協しなくて済む日焼け止めに出合えたかも!

イラスト/熊野友紀子 構成・文/平 輝乃 企画/火箱奈央(MAQUIA)




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