確かな演技力とひたむきな存在感が支持され数々の話題作で主演を務めている小芝風花さん。この春27歳を迎え、グンと艶めきが増した彼女の止まらない進化の理由をクローズアップ。

小芝風花 インタビュー

お話をうかがったのは
小芝風花

俳優

小芝風花

1997年4月16日生まれ、大阪府出身。2011年開催のオーディションでグランプリを獲得し、2012年にドラマ『息もできない夏』で俳優デビュー。代表作に映画『魔女の宅急便』(2014年)、NHK連続テレビ小説『あさが来た』(2016年)、ドラマ『大奥』(2024年)など。来年放送のNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の出演も決定している。

見ているだけで気分上昇!
小芝風花、進化する輝き

初めての役柄に挑む時は怖さを感じることも

主演や大きな舞台に立つことに対しては、あまりプレッシャーを感じないんです。それよりも、挑戦したことがないジャンルの役を演じることの方が怖いかも。来年の大河ドラマでは花魁を演じますが、大河の重圧より色気のなさが一番の課題だったりします(笑)。私は基本的にどんな役を演じていても日常に影響はなく、重いシーンの後もケラケラ笑えるタイプ。でも『大奥』の倫子役に関しては、自分の年齢もあってか子供を亡くす場面で感情移入してしまって……。カットがかかった後も気持ちを切り替えられなかったのは初めての経験でした。倫子という女性は真っ直ぐで、自分を犠牲にしてでも周りを思いやれる人。作品中は辛いシーンもたくさんあったけれど、倫子がどんな時も前を向いていることに支えられて私自身も前に進むことができたんです。彼女の強さは真似しようと思っても難しいけれど、倫子を演じられて良かったなと思っています。

自分なりの表現をもっと磨いて極めていきたい

いろんなお仕事に挑戦させてもらっていますが、やっぱり一番心が動かされるのは表現をすること。お芝居や今日の撮影のように、イメージを形にしていくことがすごく好きなんですよね。そこは何があってもブレない部分だからこそ、もっともっと表現を磨いて極めていきたい。向上心だけはある方なので(笑)、きっと現状に満足することはないんじゃないかな? 私の成長って本当にゆっくりで、一段ずつ階段を上っていく感じだと思うんです。でも作品ごとに出会う監督や俳優の先輩方の素敵なところを吸収させてもらうことができていて、本当に周りの人に恵まれているなって感じます。最近は現場でも自分より年下の子が増えてきたので、先輩方から支えて頂いたように私も支えてあげたい。そうやって今までに頂いたたくさんの恩をお返ししていけたら嬉しいですね。

「頑張ってるね」ってたまに自分をホメてあげます

実はめちゃくちゃ人見知り。ポジティブな時とネガティブな時の波も結構あって、“私なんて……”みたいなモードになることも。そんな時にSNSで「野良猫は自分の餌と寝床を確保できたら一人前」という言葉を目にして、“仕事をしていて、ご飯も寝る場所もある。私、偉くない!?”と思ったんですよね。それからは、「頑張ってるね」と何かと自分をホメるように。いろいろと抱えこみやすい性格なので、たまにご褒美を買ったりして緩める部分を作っています。それでも気分が沈むことはあるんですが、そんな時有効なのが紙に書くこと。落ち込んだ理由を一旦書き出して、ポジティブな気分の時にその解決策を自分で書き加えるんです。落ち込む理由っていつも大体同じなので、しんどい時にその紙を見ると“なんだ、もう解決しているじゃん!”と思える。知人から教わった方法なのですが、案外スッキリするのでオススメですよ。

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撮影/酒井貴生〈aosora〉 ヘア&メイク/イガリシノブ〈BEAUTRIUM〉 スタイリスト/コギソマナ〈io〉 取材・文/真島絵麻里 企画・構成/木下理恵(MAQUIA)
白シアードレス¥165000、デニムパンツ¥36300/ザ・ウォール ショールーム(フェティコ) ボディスーツ¥16000/トゥ ブレスレット¥50600/エネイ松屋銀座(エネイ)
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