「MAQUIAのカバーを飾ることが夢だった」という松本まりかさんが2度目のカバーガールに。ストイックさも相まって個性際立つ美容への向き合い方と、自身の輝かせ方を語ります。

松本まりか 美容 インタビュー

努力することで自信が持てるから

松本まりかの果てしなき旅路

教えていただいたのは…
松本まりか

松本まりか

1984年9月12日生まれ。東京都出身。B型。2000年、16歳の頃、ドラマ『六番目の小夜子』で女優デビュー。不遇の時代が長らく続いた後、33歳の2018年、ドラマ『ホリデイラブ』で見事にブレイク。現在は演技派俳優として数々の映画、ドラマ、CMなどに出演。放送中のNHK大河ドラマ『どうする家康』での演技も話題に。

私、肌トラブルって気にしないんです。ぽつっとニキビができたとしても、自然治癒力に思い切り頼りつつ、刺激の少ないスキンケアをチョイスするくらい。あれこれやりすぎず、とにかく気にしないってことが調子の良い肌をキープする秘訣なのかなって思っています。体と心って通じてる気がしていて、いい意味で“大丈夫って思い込む”。それが結局はいちばん大事なんですよね。普段のスキンケアは本当にシンプル。コットンに化粧水を含ませて優しく拭き取っています。シンプルなケアに行き着いたのは、中学時代の苦い経験があったから。当時はニキビ肌だったので、洗顔を頑張ったり薬を塗ったり、思いつくことはすべて頑張っていたんですよ。でも、ニキビが治るどころかシワシワの皮膚になってしまって。それ以来、ストレスを与えないナチュラルケアの範囲で肌を甘やかさないように。それで細胞をいかに活性化させるかっていうことがテーマになりました。

究極シンプルが私を強くする

あと私、皆さんの想像を遥かに超える時間お風呂に入るんです。むくみがひどいのでそれをどうにかするのが一番の目的なんですが、私的には効果がありますね。今回のMAQUIAの撮影に関しても絶対にいいコンディションで臨みたかったので、昨日と今日、温冷ケアや半身浴をしながら合計8〜9時間はお風呂に入っていると思う。さらに岩盤浴も3時間よもぎ蒸しも! やりすぎ(笑)? でも、「水毒」っていう言葉があるように、体を温めて老廃物を排出しつつ巡りを良くするっていうことが、私にとっては何よりも効果的な美容法なんです。というわけで、家にいる時間はほぼお風呂の中で過ごしているといっても過言ではない。我が家のお風呂は狭めではあるけれど、毎日排水溝までお掃除して、タオルでピカピカに磨いて、愛すべき空間に。どんなに忙しくても時間が許す限りお風呂で過ごすことで、体も心もぐっと楽になれるから。

MAQUIA 5月号
撮影/柴田フミコ ヘア&メイク/林 由香里 スタイリスト/後藤仁子 モデル/松本まりか 取材・文/通山奈津子 企画/木下理恵(MAQUIA)

MAQUIA書影

MAQUIA2024年4月22日発売号

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