最近、雰囲気が柔らかくなったと評判の“かぢちゃん”こと加治ひとみさん。「きつめの筋トレはやめた」という彼女に、最新のトレーニング法を聞きました!
無理をしなくなったら全てが上向きになってきた
”新生”加治ひとみ
私とカラダの、心地よい信頼関係
体作りは「ほぐす」「伸ばす」
加治式トレーニングにシフト【カラダ編】
コアさえ鍛えればあとは
ストレッチでOK
「きつめの筋トレはやめて、鍛えるのはコア(体幹)だけに。コアさえ鍛えれば筋肉のコルセットができて姿勢がよくなり、便秘知らず。あとは硬くなった部分を伸ばしたり、ほぐしたりしてボディラインがスッキリしました。」
体幹トレーニング
1 仰向けで頭を起こして頭の後ろで両手を組み、床から浮かせて両膝を90度に曲げる。股関節も90度に。
2 そのまま左肘と右膝を合わせる。
3 次に右腕と左脚を浮かせたまま伸ばす。次に、1〜3を左右を入れ替えて同様に。左右各10回。
体幹トレ&前ももストレッチ
1 膝立ちをして、つま先を立て、右手を体の後ろの床につける。
2 左腕を上げて後ろに伸ばしていき、体を後ろに倒して10秒キープ。
3 そのまま上体を右にひねる。1〜3を反対側も同様に。体幹を鍛えつつ、前ももの張りが取れて美脚効果も。左右各1回。
肩甲骨はがしで美姿勢作に
「姿勢を整えることも常に心がけています。猫背になると、呼吸が浅くなって自律神経のバランスが乱れやすくなるだけでなく、バストが垂れる原因にもなるので、肩甲骨はがしをこまめに取り入れて姿勢をリセット。」
1 姿勢よく立って、両腕を開いて肘を曲げ、肩より少し下の高さに肘をセット。
2 次に両脇を閉めて左右の肩甲骨をギュッと寄せる。これをゆっくりと呼吸をしながら5回。
胸式呼吸で、立ち方、歩き方が変わる
「ピラティスを10年以上続けていますが、ピラティスは胸式呼吸が基本。これを普段の生活にも取り入れると、胸が引き上がって、お腹も引き締まって体が安定するので、立ち方や歩き方が変わるんです。みなさんもぜひ。」
1 鼻から息を吸いながら、風船を膨らませるイメージで胸に空気をたっぷり取り込む。胸が上に引っ張られるようなイメージで行って。
2 口から息を吐きながら肋骨を締め、お腹をペタンコにする。肋骨に手を当てて行うと意識しやすい。10回行う。
MAQUIA12月号
撮影/天日恵美子 ヘア&メイク/AYA〈LA DONNA〉 スタイリスト/立石和代 取材・文/和田美穂 構成/髙橋美智子(MAQUIA)