人気コスメやブランドのヒットの理由を編集長が根掘り葉掘りする連載、「最新美容の裏側『ここだけの話』」。今回は、クレ・ド・ポー ボーテ「セラムエクラS II」を深掘りします。

クレ・ド・ポー ボーテ話題の美容液「セラムエクラS II」を深掘り!【ここだけの話 第20回】

第20回 最新美容の裏側「ここだけの話」

人気コスメやブランドのヒットの理由を編集長が根掘り葉掘り
木下理恵

マキア編集長

木下理恵

入社以来12年non-no編集部に在籍し、2013年よりMAQUIA編集部に。「楽しくてためになる」MAQUIAを届けるべく奔走中。

私がお話しします!
佐藤 潔

クレ・ド・ポー ボーテ研究所 所長

佐藤 潔さん

1993年より資生堂に勤務。紫外線が皮膚に与える影響とメラニンの反応に関する研究に従事し、m-トラネキサム酸、4MSKという資生堂独自の美白剤開発にも携わる。世界の主要機関との共同研究をリードし、次世代を担うトップ研究員の育成にも携わる傍ら、2022年1月より現職に。

今月のPICKUP

クレ・ド・ポー ボーテ セラムエクラS II

未来のシミも、今ある肌悩みもクリアする先進美白美容液が登場!


4月号のブライトニングお試し企画でも圧倒的な“結果”を肌にもたらしたクレ・ド・ポー ボーテの美白美容液。時代の最先端と言っても過言ではないブライトニング研究ですが、今回着目したのは「エピジェネティクス研究」。それはいったいどういったものなのか?


神奈川県横浜市にある資生堂グローバルイノベーションセンターでクレ・ド・ポー ボーテ研究所所長を務める佐藤さんに伺いました。

新作コスメ クレ・ド・ポー ボーテ セラムエクラS II  のおすすめポイント

(医薬部外品) 40ml ¥41800/クレ・ド・ポー ボーテ

シミが発生する根本原因に着目。美白有効成分『アクティブ4MSK』配合で、今あるシミや色ムラはもちろん、多角的なアプローチで未来の肌の美しさまで引き上げる。

【ここがすごい1】シミが生まれる原因にエピジェネティクス研究のもと、遺伝子レベルで着目!

「エピジェネティクス研究とは、同じ遺伝子を持って生まれた一卵性双生児であっても、育った環境が異なると後天的に遺伝子の働き方が変わることに着目した研究分野です。クレ・ド・ポー ボーテは、これに5年前から取り組んでいます」(佐藤さん・以下同)。


できてしまったシミに対して様々な角度からのアプローチはあるけれど、今回クレ・ド・ポー ボーテが挑んだのは、「シミが生まれない肌を作る」こと。


「生まれたての肌にはシミがないけれど、紫外線など様々な後天的な要因でシミが作られるようになる。つまり、肌の遺伝子=設計図にエラーが生じ、働き方が変わってしまったと考えられます。その仮定から新たにシミの発生に関わる『mTORタンパク質』の特定に成功しました」

新作コスメ クレ・ド・ポー ボーテ セラムエクラS II  のおすすめポイント 遺伝子レベルの研究

神戸大学の錦織千佳子名誉教授と共同で独自解析を実施。約2万個の遺伝子の中からシミに関連する複数の遺伝子の特定に成功。その遺伝子をもとに作られる『mTORタンパク質』が、シミがある肌において過剰に活性化していることを解明した。

【ここがすごい2】シミ発生に関わるタンパク質を特定。海洋由来成分でシミが作られにくい肌へ

さらに『mTORタンパク質』のシミ発生への関与を明らかにするための検証も。


「やはり『mTORタンパク質』の活性化は、表皮細胞の過剰増殖とメラニンの過剰蓄積を引き起こす早期のシミ発生要因でした。シミが作られにくい肌質へ導くには、この要因を抑える必要があると考えました」


この結果をベースに成分探索を行い、ある海洋由来成分に行き着いたのだそう。


「7色に輝く海藻を含む『ルミナスアルゲエキスGL』に『mTORタンパク質』の活性化を抑制するだけでなく、表皮細胞へのメラニン蓄積を抑制する効果も見られました」


さらに今あるシミへのアプローチとして美白有効成分『アクティブ4MSK』を配合。


「肌にメラニンが留まる前に多面的にアプローチする『4MSK』ですが、これ以上処方を変える必要はないと思っていました。しかし、研究員の新たな研究により浸透力を一層強化させることができました」

新作コスメ クレ・ド・ポー ボーテ セラムエクラS II  のおすすめポイント シミ発生に関わるタンパク質を特定

『mTORタンパク質』の活性化により表皮細胞が過剰増殖する

シミの発生段階で表皮細胞が異常に増えることはすでに知られていたが、『mTORタンパク質』の関与を明らかにするため検証。その原因の一端が『mTORタンパク質』の活性化であることがわかった。

新作コスメ クレ・ド・ポー ボーテ セラムエクラS II  のおすすめポイント 『mTORタンパク質』の活性化

『mTORタンパク質』の活性化により表皮細胞にメラニンが溜まりやすくなる

さらに『mTORタンパク質』を活性化させた表皮細胞にメラニンを添加すると、正常な表皮細胞と比べてより多くのメラニンが細胞内に蓄積されることが確認された。

【ここがすごい3】同シリーズから輝きをアップさせる集中マスクが! 肌のくすみにもマルチにアプローチ

くすみ対策にぴったりなのが、温感ジェル洗顔料とマスクがセットになった『ソワンマスクエクラS Ⅱ』。美白美容液と同時に、こちらもリニューアルしました。


「肌をくすませる要素を青、茶、黄、赤、グレーに分けアプローチします。青ぐすみとなる血流の悪さと、角質肥厚が原因の茶ぐすみには、温感ジェル洗顔料で対応。『セラムエクラS Ⅱ』にも配合した『ルミナスアルゲエキスGL』と美白有効成分『アクティブ4MSK』に加え、抗酸化、抗糖化も見据え、全色のくすみにアプローチします」


たった1回の使用でも直後から感じる肌の冴え感がハンパない。私も“ここぞ”というときに頼りにしています!

ソワンマスクエクラS Ⅱ 6セット入り〈エクスフォリアンエクラS Ⅱ 6包、マスクエクラS Ⅱ

ソワンマスクエクラS Ⅱ 6セット入り〈エクスフォリアンエクラS Ⅱ 6包、マスクエクラS Ⅱ

(医薬部外品) 上下各6包〉 ¥36300/クレ・ド・ポー ボーテ

温感ジェル洗顔料で肌をほぐすようにマッサージしながら汚れや不要な角質を取り除き、上下に分かれたマスクを肌へ。贅沢な潤いとともに美白有効成分が肌へ行き渡り、マスクをはがした瞬間、透明感とツヤに満ちた肌へと導く。週1〜2回の集中ケアマスクとして取り入れるのがおすすめ。



【取材を終えて】シミ撲滅の使命感すら感じられました

集英社 マキア 編集長

「シミを消す」に対し、「シミができにくい肌」はその結果がわかりにくく、『セラムエクラS Ⅱ』の功績にはならない可能性も。それでも肌を本当によくする根本改善に向け研究を進化&深化させ続けるクレ・ド・ポー ボーテの心意気を見た気がしました。



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この記事でご紹介したアイテム一覧

MAQUIA 2026年5月号
撮影/土佐麻理子 取材・文/藤井優美〈dis-moi〉 構成/木下理恵(MAQUIA) 資料提供/資生堂

公開日:

MAQUIA書影

MAQUIA2026年4月22日発売号

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