ファンデーションの塗り方は? テクスチャー別のポイントをプロが伝授
美肌づくりのカギを握るファンデーション。きちんと仕上げたはずなのに、夕方になると毛穴落ちしたり肌がくすんで見えたり…。今回は、ファンデーションの塗り方を徹底的におさらい! パウダー・リキッド・クリームのテクスチャー毎に、ベストな塗り方やパフ使いなど、プロのテクニックを伝授します。
【目次】
●【ファンデーションの塗り方】下準備編
●【ファンデーションの塗り方】基本編
●【ファンデーションの塗り方】パウダリーファンデーション編
●【ファンデーションの塗り方】リキッドファンデーション編
●【ファンデーションの塗り方】クリームファンデーション編
【ファンデーションの塗り方】下準備編
皮脂が出やすい部分に美容液を塗る
スキンケアのラストに皮脂をコントロールしてくれる美容液を投入。小鼻など、皮脂が出やすい場所に指でくるくると、毛穴の形を見極めながら指を巧みに動かすようにして塗ります。皮脂が出やすい場所をピンポイントでサラサラに整えて、日中の“毛穴開き”に待ったをかけて。
専用下地で毛穴を全方位から埋める
毛穴専用下地で凹凸が気になる部分をフラットに。毛穴に向かってあらゆる角度から、確実に埋まるように指ですり込みます。小刻みに、でも、タッチは優しく! 雫型のタレ毛穴は頬を引き上げながらすり込まないと埋まらないことを念頭において。
【ファンデーションの塗り方】基本編
中心から外側に“濃→薄”をイメージしながらサッと伸ばす
パウダーやリキッドなど、テクスチャーは違っても塗り方の基本は同じ。一度ファンデーションを指(又はパフ)に取ったら、面積の広い頬から塗り始め、フェイスライン、口まわりまで中心から外側に向けて広げるように塗ります。さらにファンデーションを足し、内から外へグラデーションになるよう額、鼻筋、目まわりに。厚塗りが気になる時は、口まわり、鼻筋、目まわりは、最初に塗って残ったファンデーションを伸ばす程度でOK。
【ファンデーションの塗り方】パウダリーファンデーション編
スポンジの使い方で仕上がりが段違い!
★スポンジの端を持って含ませる
力が入りすぎないよう指の第一関節部分でスポンジの端を持つ。その状態でファンデーションをスポンジに含ませることで取りすぎ防止に。
★半顔ずつファンデを塗布
スポンジの端を持ち、内側から外側に向かって、優しくスライドする。塗る方向に皮膚が引っ張られていたら、力みすぎの証拠です。
★細かい部分はスポンジを二つ折り
ファンデーションのついていない面を表にして二つ折りに。小鼻や目尻などの細かい部分はこちらでファンデーションをならして密着。ヨレ防止になります。
パフとブラシを使って磨きあげる
パフで全体に塗った後、毛穴が気になる部分を、接地面が平らになったブラシでブラッシング。毛足だけ肌に触れる程度のふんわりタッチで、顔の中〜外へファンデーションを重ねます。小刻みにブラシを回転させることで、肌表面がつるんと陶器肌に磨き上がります。
【ファンデーションの塗り方】リキッドファンデーション編
“薄く”重ねてピチッと塗り
毛穴が目立つところ=皮脂が出やすくて崩れやすいところ。毛穴が気になるパーツは、あえてできるだけ薄くフィックスさせれば日中も毛穴レスなまま。まずは、手の平全体にファンデーションをなじませて、顔全体をリズミカルにタッピング。次に、弾力のあるパフで力をかけずにトントン。ファンデーションをピチッと固めるイメージ!
三角ゾーンはしっかり、他は薄く強弱をつけて
目の下の三角ゾーンは、人の視線が集まるのでここをしっかり仕上げるのがポイント。三角ゾーンがキレイだと、肌全体もキレイに見える! 逆に目の周りやTゾーンは、ほぼ塗らないくらいの薄さ、それ以外もできるだけナチュラルに仕上げると、崩れにくく美肌に仕上がります。
仕上げのルースパウダーは毛穴に押し込む
かしわ餅折りしたパフでルースパウダーを毛穴めがけてぐっと押し込んでいくことで、肌をフラット、かつ、サラサラに。ここで攻めるべきは、Tゾーンと小鼻!
まず、パフを二つ折りにして、外側から指で挟んで持ちます。使うのは先端の角の部分のみ。次に折ったパフの角にパウダーをつけて、毛穴に向かって、ぐっと数回押し込みます。毛穴が気にならないゾーンは、顔全体の質感をつなげる意味でフェイスパウダーをごく薄く伸ばせば完成!
【ファンデーションの塗り方】クリームファンデーション編
ジグザグ状に面で置いてムラづき予防
今年らしさやツヤを重視するなら、断然クリームファンデーション。カバー力が強いのでムラにならないように塗るのがコツ。額、両頬、アゴにジグザグに置くことで、素早くムラなくのばし広げるための下準備を。
ブラシで下地をはがさずに薄くのせて
ブラシを使って顔の内から外方向に、ペンキ塗りのような“さすりタッチ”でのばします。軽やかになじませることで、下地がヨレたりはがれたりせずに、素肌が透けるような薄づきが叶います。
ブラシづけの線は指でならして
ブラシの線ができてしまったら、指でならします。広い面は指の腹でさすらずに、指を置く要領でなじませて。細部は指の先端の腹でトントンとならせばムラのないツヤ肌に!
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