2015年の映画シーンを締めくくる『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』がついに全世界で公開! マニアックなネタはさておき、ここでは女子にこそ刺さる注目ポイントを超簡単に解説します。
強いヒロインが大活躍!
超絶かわいいキャラも登場する
人間くさーい家族のドラマ
★今回のおすすめ新作映画★
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
監督/J・J・エイブラムス 出演/ハリソン・フォード、マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー、アダム・ドライバー、デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック 12月18日(金)18時30分 全国一斉公開 ©2015Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved
<ストーリー>
砂漠の惑星ジャクーで廃品回収をしながら家族を待ち続けている孤独なレイ(デイジー・リドリー)はある日、新型ドロイドのBB-8と、ファースト・オーダー(30年前に壊滅的なダメージを受けた帝国軍の残党)の脱走兵フィンに出会う。彼らは銀河に平和を取り戻した伝説の英雄、ルーク・スカイウォーカーの居場所を記した地図をある人物から託されており、ファースト・オーダーから追われていた。
遥か彼方の銀河系で
繰り広げられる
家族のゴタゴタ
【松山 梢の女子ツボPOINT!】
盛り上がっている新しい『スター・ウォーズ』が見てみたいけど、正直全6作を見返すのはかなり大変。しかも宇宙だの覚醒だの攻撃だの逆襲だの、SFに興味がなければ眠気が襲ってきそうなタイトルばかりです。でも安心してください。これは実はとっても人間くさーい家族のドラマですから。
過去6作をざっくり強引に説明すると、アナキン・スカイウォーカーというすごい能力(フォース)を持った青年が、めちゃくちゃ悪い奴にそそのかされ、妻を救うために暗黒面に堕ちてダース・ベイダーになる→別々に育てられていたアナキンの双子の子供、ルーク・スカイウォーカーとレイア姫が大人になって運命的に再会し、ハン・ソロら仲間たちと共にダース・ベイダーになっちゃった父を改心させるための闘いに挑む……。ね、実は人情ものでしょ。
新シリーズを牽引!
強く美しい
ヒロインに注目
壮大な家族のドラマは最新作にも受け継がれていて、今度はカイロ・レンなるキャラクターが登場。ダース・ベイダーと同じく何らかの理由で暗黒面に堕ち、悪の軍団(ファースト・オーダー)を取りまとめているのですが、彼を救うために両親(!)が立ち上がります。それは一体誰なのか、そして家族は再びひとつになれるのか……!? ワクワクの展開は必見です。
さらに注目は、ヒロインに抜擢された新人、デイジー・リドリー演じるレイの魅力♡ 正直、映画を見るまで「地味な子だな〜」と思っていましたが、とんでもない!! グリーンの瞳に吸い込まれてしまいそうな透明感のある美貌は、荒涼とした砂漠に出現したオアシスのよう。しかも美しいだけでなく、強い! これは『スター・ウォーズ』シリーズの特徴でもあるのですが、レイア姫をはじめ女性キャラクターがとにかく魅力的に描かれています。本作の冒頭でも、敵から逃げる際にレイの手を取って逃げようとする男の子(フィン)に対し、勢いよくその手を振りほどき、「自分で走れるわ、ついてきて!」と逆にグイグイ引っ張っていく様に、新シリーズを牽引するヒロインとしての頼もしさを垣間みました。
超絶かわいい!
新型ドロイド
BB-8に夢中♡
そして最後に注目なのが、キャラクターの魅力。これはもう、『スター・ウォーズ』コラボグッズがそこら中に溢れていることからも明らかですが、ハン・ソロの相棒である毛むくじゃらのチューバッカや、C-3PO、R2-D2などおなじみの人気キャラが勢揃い。
そして彼らをも凌ぐチャーミングさで、シリアスな物語に絶大な癒しを与えてくれる新キャラ、ドロイドのBB-8がもう、かわいいのなんのって…。首が左右にしか動かなかったR2-D2とは違い、球体になったことで前後左右自在に頭が動くため、不安そうに小首をかしげたり、喜んだり、嫉妬したり、怒ったり、ビックリするほど表情豊かなのです。
もうこのキュートな物体を見るためだけでも、劇場に行く価値あります。マジで。とにかく『スター・ウォーズ』初心者でも十分楽しめる新シリーズ。2017年、2019年に公開予定の続編を楽しむためにも、今見とかなきゃ損ですよ!
〈映画ライター/松山 梢〉
映画のヒロインに感情移入することでかろうじて「女」であることを維持している、三十路まっただ中のライター松山 梢です。自分に足りない女っぷりを向上すべく、そして美意識の高いマキアオンライン読者の女っぷりをさらにアップさせるべく、愛すべき女子向け映画&ドラマを紹介していきます!
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