舞台『DREAM BOYS』で再び共演を果たした渡辺翔太さんと森本慎太郎さんが、二人揃ってMAQUIAに登場。外見も中身も対照的。だからこそ互いに補い合える最強のタッグは、“舞台への出演を決めたのは、彼が相手だったから”と口を揃える。Jr.時代から同じステージに立ち、苦労を分かち合ってきた彼ら。共に汗を流し笑い合って築いたその絆と、それぞれの美学に触れたくて。今回は森本慎太郎さんのインタビューをお届け。

森本慎太郎さんインタビュー。「人の目線を気にせず、自分軸で生きる」

お話をうかがったのは

SixTONES

森本慎太郎

1997年7月15日生まれ、神奈川県出身。2020年にSixTONESのメンバーとしてCDデビュー。俳優としても活躍しており映画『正体』が11月29日より公開予定。『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系 日曜19:00〜)で見せる、タフな姿も話題に。

Special 特写
森本慎太郎

Q.自分の個性を磨く方法を教えてください。

A.人の目線を気にせず、自分軸で生きる。
僕らのような仕事って、どう見られているかを意識することも大事だと思うんです。でもそうすると、自分が本来持っている力や個性を100%出しきれない気がして。なので、僕自身はカッコよく映ることは度外視して、自分がやりたいことができているかにフォーカスしています。そう考えるようになったのは、ジャスティン・ビーバーに出会ってから。周囲から決まったイメージで見られていた彼がやりたいことを貫くようになった姿を見て、僕も自分軸で生きようと思うようになりました。

Q.最近アップデートしたことは?

A.食への欲望を手放しました(笑)。
少し前に、忙しくて疲れとストレスが一気に来た時があったんですよ。ご飯食べるのが大好きな人間なのに、全く食べる気にならなくて。そんな生活を続けたら、めちゃくちゃ胃が小さくなりました。今は完全復活したけれど、食に対する意識に変化が。“人間って、欲望のままに食べなくてもいいんだ……!”と改めて気づいたことは、自分の中で大きなアップデートでしたね(笑)。

Q.森本さんにとって、続けることの良さとは?

A.長く続けてもいいし、辞めたっていい。自分が輝き続ける道を選ぶ。
僕が行動する上で重視しているのは、自分がどれだけ楽しめているかということ。一つの道を貫くことで輝くなら続ければいいし、いろんなものに手を出すのが楽しいならそうしたらいい。自分が輝くことが目的なので、そこに繋がるものは全てやる意味があると思います。趣味もそうだけど、やってみて自分に合わないと思ったら辞めればいいじゃないですか。僕もこれまでに仕事を辞めようと思ったタイミングは何回かあって。でもそういう時に限って、続けた方がいいと感じる出来事だとか、やりたいと思うお仕事の話がくるんですよね。“じゃあ、またやってみるか”と考えを切り替えることの積み重ねで、今に至っています。

Q.MAQUIAが20周年テーマとして掲げる「明日の私をMAKE」するために取り入れていることは?

A.過去でも未来でもなく、“今この瞬間”に集中する。
基本的に、“今”を楽しむのが僕のポリシー。悔しい思いをしても、一日経てばそれは過去。引きずらない性格はポジティブな面もあるけれど、実は直すべき部分を見逃している気も。目標も特に設けていませんが、実は一つだけ妄想している自分像が。それは、40歳までに総資産50億円を目指すこと! 何事も形から入る性格なので、とりあえず経営者風の家具を揃えたりしています(笑)。

Q.美容を頑張る人にエールをお願いします。

A.持ち前の向上心&探究心で、人生もきっと上手くいくはず!
美容って、努力だけでなく時に我慢も求められますよね。僕にはできないことだから心からリスペクトするし、 “キレイになりたい”という向上心や自分に合うものを見極める探究心を持ち続けている人は人生なんでも上手くいくんじゃないかな。僕自身は肌荒れした時にクリニックに行くことはあるけれど、家でのケアまではなかなか……。というのも、うちのグループで一番肌がキレイな(松村)北斗と僕のメイク時間ってあまり変わらないんですよ。だったら、何もしなくてもいいかって(笑)。ただしハマると一気に揃えたくなるので、何かのきっかけで美容に目覚めたらスゴいことになるかも。

information
舞台『DREAM BOYS』

2004年の初演以来、キャストや内容を更新しながら再演を重ねている人気作品。ボクシングを題材に、ひたむきに人生と向き合う青年らの姿を描く絆と友情の物語。建て替えが決定している帝国劇場のクロージング作品として、10月9日〜29日まで公演予定。

MAQUIA 11月号
撮影/吉田 崇 ヘア&メイク/福田純子〈Nestation〉 スタイリスト/水元章裕 取材・文/真島絵麻里 構成/萩原有紀(MAQUIA)
シャツ¥141900、パンツ¥148500/ベルルッティ・インフォメーション・デスク(ベルルッティ) 上のネックレス¥104400、下のネックレス¥59200、ブレスレット¥111900/トムウッド 青山店(トムウッド)

最終更新日:

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