髪と頭皮の“正解ケア”でツヤ復活! 「MAQUIA」3月号では、実は勘違いも多いヘアケアのホントのところを、3人のプロに教えていただきました!
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お話を伺ったのは…

美髪アドバイザー
田村マナさん

自身の髪トラブルを克服した経験を元に正しい情報を発信中。著書に『大人の「品」は艶髪でつくられる』など。

『BEAUTRIUM』トップスタイリスト
田所幸子さん

女優やモデルも多く手がける人気美容師。著書に『女っぽさを作る美髪ケアの基本』

『松倉クリニック&メディカルスパ』
田路めぐみ先生

毛髪外来を中心に、美容医療の観点から悩める女性に内外からの正しいケアを啓蒙中。


Q シャンプーは朝と夜、
どちらがいいの?

A 夜がおすすめです
「髪が成長するのは睡眠中。その前にシャンプーで汚れを落とし血行をよくして」(田村さん)。「まとまりの悪い髪は夜シャンプーすると朝にはだいぶ落ち着くはず」(田所さん)

Q 毎日洗ったほうがいいの?
A もちろん!

「正しいシャンプーは汚れを落とすだけでなく、血行促進にもなるので毎日が基本です」(田所さん)

Q シャンプーって泡立てる?
そのまま?
A 薄めてのばして頭皮につけて

「シャンプーごとの設計によっても違いますが、“お湯でゆるめて頭皮につける”が基本。手で泡立てると泡が髪に留まり、肝心の頭皮がきちんと洗えない可能性が」(田村さん)
Image title手のひらにシャンプーをとり、お湯を数滴加えてゆるめて頭皮に。あとは指の腹でもみ込むうちに泡立っていけばOK!


Q シャンプーとトリートメント、
同じブランドで揃えるべき?
A 頭皮と髪質を踏まえて

「シャンプーは地肌の状態で選ぶのがベスト。トリートメントは髪質に合わせて選んでOK」(田村さん)

Q 髪に優しいのは自然乾燥ですよね?
A とんでもない!必ずドライヤーを

「髪は濡れた状態が一番傷みやすいもの。必ずドライヤーを」(田所さん)。「最後に冷風を当てるとキューティクルも締まり、ツヤがあって外的刺激に強い髪に」(田村さん)

Q 髪は死んだ細胞だから、
ケアしても意味ない?
A 根元はいつだってバージンヘア。
ケアが肝心!

「毎日のシャンプーや扱い方で、今ある髪も印象がかなり変わります。元の状態がそれほど悪くなければ、自宅ケアでも1〜2週間で手応えを感じられるはず」(田所さん)

Q カラーリング、
自宅とサロンのどちらがいいの?
A それぞれの良さがあるので使い分けて

「今のヘアカラー剤はよくできているので、セルフで染めても荒れにくいもの。ただ、自分で染めると頭皮につきやすいのでトラブル頭皮の方はサロンがおすすめ」(田路先生)


Q 髪質や頭皮のタイプって、変わるもの?
A 遺伝は1/4程度。
環境因子を変えれば髪質は改善!

「遺伝の影響は1/4程度。日々のケアや栄養、運動、それに睡眠といった生活習慣の影響のほうがはるかに大きい。環境さえ変えれば、髪質はかなり変わります」(田路先生)


Q 白髪を抜いたらダメって本当?
A メリットは1つもなし。
気になるならカットを

「抜くと増えるわけではありませんが、毛根の細胞には確実にダメージが。抜かずにカットを」(田路先生)



MAQUIA3月号

撮影/押尾健太郎(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/広瀬あつこ スタイリスト/福永いずみ モデル/福吉真璃奈(マキアビューティズ) イラスト/いたばもえ 構成・文/高見沢里子 企画/吉田百合(MAQUIA)


【MAQUIA3月号☆好評発売中】


MAQUIA書影

MAQUIA2024年9月21日発売号

集英社の美容雑誌「MAQUIA(マキア)」を無料で試し読みできます。マキア11月号の大特集は「これからも『私が主役』の美容でいく!」。通常版の表紙は鈴木えみさん、小嶋陽菜さん、与田祐希さんです。

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