マンネリには新鮮な風を吹かせるカラフルメイクを。色を使うのが苦手という人も、北原さん流の克服テクでメイクがもっと楽しく!
目元も、眉も! カラフルが楽しい1年だった
北原 果Presents!
大好きな色でメイクが広がる
まずはあなたが好きな色、気になる色を1つメイクに取り入れてみよう。マンネリメイクに陥りがちな日常にも新鮮な風が吹いて、メイクがもっともっと楽しくなるはず。
可愛さを潜ませた中にいい意味の違和感を作りだし、目が止まる印象的なメイクをクリエイト。プチプラミックスも得意。
カラフル色はエッジィに
浮き立たせるのが正解!
今年は気持ちが上がる色とりどりなカラーやラメが豊作! でも、カラフルなメイクって見ている分には楽しいけれど、いざ自分がするとなると苦手……という人が多いですよね。実はベージュメイクをきれいに仕上げるよりもずっと簡単なんです。ラインやマスカラ、チークとフルメイクを丁寧にしなくても、顔の中に1~2点、効かせるだけで十分メイクが成立。それだけで視線を引き寄せる、おしゃれさが生まれます。ポイントは肌になじませたり、淡くぼかしたりせず、潔くエッジィに効かせること! 色のパワーでいつものメイクが新鮮&ハッピーにアップデートできるから、ぜひトライしてみて。
北原さん、色の苦手はどう克服するのが正解?
Q カラーに挑戦したいけど
勇気が出ません
パキッとしすぎない色&
パステルカラーから挑戦してみて
「パキッとした発色や原色カラーは避け、肌なじみのいい色やくすんだ色を選べば、トライしやすいです。鮮やかな発色のものを使いたいなら、いきなり広範囲に塗らず、目尻のみやラインなどミニマム使いから始めて」
どちらのパレットも透明感のある発色やくすんだ色合いだから、大人も使いやすい落ち着いた印象に。重ねれば奥行き感が生まれるのも大人向き。(右)ルナソル アイカラーレーション EX18 ¥6820/カネボウ化粧品(限定色) (左)コンスピキュアス ダブルアイズ 14 ¥6600/アンプリチュード
Q 寒色がクールな印象
になりすぎちゃう
他のパーツを暖色にするor
マスカラで取り入れればOK!
「ブルーやパープルなどの寒色系はちょっとクールだったり、寂しい印象になるかも……という人は、他のパーツに血色を感じる暖色カラーを効かせてバランス調整するのが効果的! また、マスカラで取り入れれば、瞬きのたびに視線を引きますし、白目がクリアに見えるなど嬉しい効果も」
深いブルーだから、まつ毛だけが浮き立つことなく大人にもしっくり。ル ヴォリューム ドゥ シャネル 70 ¥4950/シャネル
Q 大粒のカラーラメって難しそう……
目尻にミニマムに効かせればうまくいく
「攻略が難しそうな大粒のカラーラメも、黒目中央から目尻側のみに細く入れれば、誰でも使いこなしが簡単! 上は彩度高めの青み系ピンク、下はなじみのいい黄み系のあえての異色合わせで、遊び心を刺激して♪」
大小サイズの異なるパールやラメを高配合したリキッドシャドウ。(右)青みピンク。ザ リキッド アイシャドウ ウルトラスパークル 007、(左)黄み系ピンク。同 008 各¥2750/アディクション ビューティ
Q 赤みシャドウを塗ると
ハレぼったく見えるんです
あえて、ハレさせるのもあり!
「まぶたにガツッと赤みを効かせて、あえてハレぼったい目元にするのもすごく可愛いと思います! 上まぶたに赤みを盛った時には、下まぶたには赤みのシャドウを塗らないのが洒落感のコツ。また、どうしてもハレぼったくしたくないという人は、マットなブラウンシャドウをベースにするのも手です」
寒い季節にこそ纏いたい、カシス色に発色するピンクのグラデパレット。エターナルクチュール アイズ ベルベット 07 ¥5500/ジルスチュアート ビューティ
HOW TO MAKEUP
パレットの右から2番目のシャドウを眉下ぎりぎりのまぶた全体にさらりとのせたら、二重幅に同色を重ねていく。下まぶたには一切赤みは入れず、パレット左の煌めきシャドウを細くキワに引いて。
Q いろんな質感があるけど、
どう選ぶのが正解?
ラメは可愛さ、パールはコンサバ感が欲しい人向き
「なりたい印象で選ぶのが正解! ラメは可愛さ、パールはコンサバ感、マットはお洒落映えにおすすめ。今年はラメの当たり年で、しかもシアーベースの使い勝手のいいものが多いからトライしてほしいです」
Q 眉毛が剛毛だから
カラーアイブロウが映えません
眉マスカラを両面塗りすれば解決!
「そんな時は、アイブロウパウダーと同系色のアイブロウマスカラの出番。眉頭から眉尻、眉尻から眉頭と両面塗りで毛の印象を薄めて。特に、密集地帯は重ね塗りが◎」
Q イエベ&ブルベって気にすべきですか?
私はNo!!
気持ちの問題だから
「色選びは、その色が好きか嫌いか気持ち的に決めるのもアリ。たとえ好きな色をのせて浮いたとしても、ミニマムな範囲に使うとか、他のパーツでバランスを取るとか方法はあります。その試行錯誤もメイクの楽しみの一つだと私は思います!」
MAQUIA 1月号
撮影/ISAC〈SIGNO〉(モデル) Kevin Chan(物) ヘア&メイク/北原 果〈KiKi inc.〉 スタイリスト/コギソマナ〈io〉 モデル/鈴木ゆうか(non-no専属) 取材・文/中島 彩(MAQUIA) 企画・構成/横山由佳(MAQUIA)
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最終更新日: