「MAQUIA」3月号から、生理痛やむくみなど、慢性的な悩みに効く鍋レシピをご紹介。とっておきの「美鍋」で、冬も元気に過ごしましょう! 

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\ 具材を選べば不調も整う! /
肌・心・体に効く悩み別美鍋レシピ


【体に効く】
冷えや食べ過ぎ、風邪のひきはじめ、肩こりなど冬に生じがちな体の不調から、便秘や生理痛など慢性的な悩みまでを解決する「美鍋」をご紹介。


生理痛
いわしのつみれと菜の花の酒粕みそ鍋

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体にいい食材
いわし/菜の花/酒粕
東洋医学で生理痛の大きな原因とされるのが血の滞り。そこで血の巡りをよくするいわし、菜の花、酒粕、みその4つの食材で、生理痛がおきにくい体に。酒粕とみそで内臓冷えも解消できます。


材料(2人分)
【ベース】
水……4カップ
昆布……10cm角
酒粕……50g
みそ……30g

【具材】
いわし……4尾(正味200g)
菜の花……100g


A
しょうがのすりおろし……大さじ1
塩……ひとつまみ
酒……大さじ1
片栗粉……大さじ1

七味唐辛子……適宜(お好みで)


作り方
いわしはウロコを取って頭を落とし、内臓を除き、きれいに水洗いしてペーパーで拭く。手開きして中骨とひれを除いてぶつ切りし、Aとともにフードプロセッサーにかけて8等分にする。菜の花は適当な長さに切る。
鍋に水と昆布を入れて沸かし、酒粕を加え、手水をつけていわしを丸めて加える。いわしにおおかた火が通ったら菜の花を加え、再度沸いたらみそを加える。好みで七味をふりかけても。


肩こり
牛肉と青梗菜(ちんげんさい)の酢じょうゆ鍋

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体にいい食材
牛肉/青梗菜/酢
肩こりの原因も血の巡りの滞りなので、血の巡りをよくする青梗菜とお酢を使用。また、血が不足していると巡らせることができないので、血を補う牛肉をプラス。酢じょうゆであっさりとした和風味に。


材料(2人分)
【ベース】
A
水……3カップ
昆布……10cm角
にんにくのスライス……1片分
鷹の爪……2本

B
酢……大さじ2
しょうゆ……大さじ2
酒……大さじ2
塩……ひとつまみ

【具材】
牛肉(薄切り)……200g
青梗菜……2株


作り方
鷹の爪は水で戻して種をのぞく。青梗菜は葉と根元をわけ、根元は放射状に6等分に切る。豚肉は食べやすい大きさに切る。
鍋にAを入れて沸かし、Bと青梗菜の根元を加える。1~2分煮たら牛肉を加えてアクをすくいとり、青梗菜の葉を加えてさっと煮る。


むくみ
鯛と白菜の花椒コーン鍋

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体にいい食材
鯛/白菜/コーン
体内の余分な水分排出を促す鯛や白菜、とうもろこしで、むくみを改善。またもうひとつのむくみの原因とされる体内の“湿”を取り除く花椒もミックス。コーンの自然な甘みがきいたまろやかな味。


材料(2人分)
【ベース】
A
クリームコーン……150g
水……2カップ
花椒(粒)……小さじ1/2
塩……小さじ1
酒……大さじ2

【具材】
真鯛……大2切れ
白菜……2~3枚


作り方
鯛は食べやすい大きさに切る。白菜は芯と葉を分け、それぞれ食べやすい大きさに切る。
鍋にAを加えて沸かし、鯛と白菜の芯を加え、再度沸いたら白菜の葉を加えて軽く煮る。


不眠
牡蠣と春菊のミルク鍋

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体にいい食材
牡蠣/春菊/牛乳
精神を安定させる“安神”作用があるとされるのが牡蠣と春菊。また牛乳には体の弱い部分を補う効果があり、精神安定にもよいとされるカルシウムも豊富。ミルキーで心がほっと落ち着く味わい。


材料(2人分)
【ベース】
A
水……2カップ
昆布……10cm角
牛乳……1カップ
酒……大さじ2
ナンプラー……小さじ2~大さじ1(好みで)

【具材】
牡蠣……大10個
春菊……葉のみ100g


作り方
牡蠣は洗って水けを切る。
鍋にAを入れて温め、牡蠣と春菊を煮る。



MAQUIA 3月号

撮影/豊田朋子 スタイリスト/洲脇佑美 レシピ・料理製作/ちづかみゆき 取材・文/和田美穂 構成/山下弓子(MAQUIA)


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