ダイエットをしているのに、ふとした瞬間にやってくる「小腹がすいた~」のワナ。そんな時は、おいしくてキレイになれる「痩せおやつ」を味方にしたもん勝ち! 「MAQUIA」6月号から痩せおやつBEST5をを紹介します。
お話を伺ったのは……
インナービューティ スペシャリスト
関口絢子さん
料理研究家・管理栄養士。企業やメディアなどの媒体を中心に、美と健康をテーマにしたレシピ提案や商品開発、ページ監修など多方面で活躍中。
「おやつ=栄養を補う絶好のチャンス!」と考えてみて
「ダイエットは続かないと意味がありません。無理に我慢したりおいしくないものを食べても、ストレスが溜まって逆効果。小腹がすいたら、普段の食事では摂り切れない栄養素を補うつもりでおやつをセレクトしてみて。特にマキア世代に不足しがちな鉄分・カルシウム・食物繊維が豊富なものを中心に選び、1日200kcal以内で収まるように。“豊かに満たす”、これが痩せおやつの鉄則です」
痩せおやつ 1位
”女性のビタミン”がたっぷり
ミックスナッツ
「体に嬉しい」がぎゅっと詰まってる!
特におすすめのアーモンドとくるみは女性ならではの不調を緩和するビタミンEやミネラルが豊富。さらにアーモンドは食物繊維、くるみは血液をさらさらにするオメガ3脂肪酸も含まれる。
おいしいアレンジ
小魚入りのミックスナッツを選んだり、ドライフルーツと一緒に食べたりして、バリエーションをつけるとより楽しめる。
痩せおやつ 第2位
栄養がぎゅっと凝縮
ドライフルーツ(マンゴー、クランベリー、プルーン、レーズン)
特におすすめはこの4種。甘みも嬉しい♥
生の果物よりも栄養が凝縮されているのが利点。マンゴーはβカロテン、クランベリーはポリフェノール、プルーン&レーズンは鉄分がたっぷり! 砂糖コーティングされていないものを。
おいしいアレンジ
プレーンヨーグルトにカットしたドライフルーツを入れ、約3時間冷蔵庫へ。果物がフレッシュな食感に戻って美味!
痩せおやつ 第3位
アレンジの幅も広い
ヨーグルト
食べやすくて手に入りやすい、万能選手!
代謝を高めるビタミンB群と、イライラを緩和するとも言われるカルシウムが豊富なヨーグルト。プレーンタイプを選び、はちみつやフルーツなどを入れて自分で甘みを調整するのがコツ。
おいしいアレンジ
ティースプーン1杯分のハチミツやオリゴ糖をかけて甘みをプラスして。オリゴ糖には腸内環境を整えてくれる作用も。
痩せおやつ 第4位
1個でしっかり満足感
チーズ
個包装タイプなら食べ過ぎることもなし!
ヨーグルトと同様に、ビタミンBとカルシウムが摂取可能。意外と重量感があるので、目安量の1個でも「食べた感」が得られるのがポイント。コンビニなどですぐに手に入れられるのも◎。
おいしいアレンジ
プレーンクラッカーにカットしたチーズをのせて。プレーンクラッカーは6枚でも約90kcalと、カロリー的にも低め。
痩せおやつ 第5位
食物繊維たっぷりの注目株
焼きココナッツ
ざくざくの食感で便秘解消にもグッド
食物繊維が豊富なうえ、体脂肪になりにくく燃えやすいという優良な油分が含まれる。歯ごたえもよく、クッキーが食べたくなった時の代わりにおすすめ。小皿にこんもり程度を目安に。
おいしいアレンジ
バゲットひと切れにのせて、上からハチミツを。ココナッツのほどよい油分がマッチ。噛みごたえもあるので満足度◎。
勘違い
やせないおやつ
一見ダイエット向き、と思いきや、太る可能性大のものも。要注意!
砂糖づけのドライフルーツ
ドライフルーツでも、表面が砂糖でガチガチに覆われて白くなっているものは糖分が多すぎるのでNG。キウイやパイナップル、トマトに多い。
干し芋
食物繊維など栄養も豊富だ ないが、糖質が際立って高いのでダイエット中には不向き。ドライフルーツの延長でつい手を伸ばしがちなので注意して。
ゼロカロリーのおやつ
ダイエット甘味料などの添加物が多く入っているのが不安要素。血糖値が動かないので食べても満たされず、たくさん食べる習慣がつく危険性も。
MAQUIA 6月号
撮影/キムラミハル スタイリスト/福永いずみ 取材・文/宮平なつき 構成/吉田百合(MAQUIA)
【MAQUIA6月号☆好評発売中】