諸説あって洗顔の正解がわかりにくくなっている今、正しい洗顔について皮膚科医の友利先生が解説。まずは肌に合った正しいアイテム選びからスタート。クレンジングの種類や選び方のポイントを教えます。
“洗う”は美肌印象の分かれ道。
あなたの洗顔力はどのくらい?
肌に合った正しいアイテム選び
「洗いすぎの観点から朝は洗顔不要の意見もありますが、夜に油分のあるケアをしたら酸化するので、朝にはこれを洗い流すための洗顔料は必須。自分の皮脂分泌の状態(ベタつき)やメイクの濃さで選べるよう何種類か用意しておくと◎」
クレンジングの選び方
「メイクの濃さに合わせてセレクトを。一般的な落ち度は、オイル・バーム→ジェル・ローション→ミルク・クリームの順です」
見極め1:メイクの濃さ
見極め2:好みのテクスチャー
こんな人向け
■メイクが濃い
■メイクオフに時間をかけたくない
注意点
汚れは落ちやすいが肌を乾燥させる恐れが
オイル自体が皮脂への親和性が高いため、肌に必要な皮脂を取りすぎてしまう可能性も。
A 素早くなじみ、毛穴汚れも瞬時に落とす。ニベア 美容オイルクレンズ ディープクリア 195ml ¥1430(編集部調べ)/ニベア花王
こんな人向け
■肌の乾燥が気になる
■肌に負担をかけず優しく落としたい
注意点
濃いメイクはポイントリムーバーを使ってから
保湿剤が多めのため、メイク落ちはマイルド。なじませるのに多少時間がかかる。
B “美肌糖”配合でマイルドな使用感。イドラクラリティ マイクロエッセンス クレンジングエマルジョン 200ml ¥3850/コスメデコルテ
こんな人向け
■メイクが薄い
■肌の乾燥が気になる
注意点
時間をかけて汚れをなじませる必要あり
オイルとは違う油剤のため、クルクルとなじませてメイクを浮き上がらせるひと手間が。
C こっくり濃厚なのにすっきり肌へ。ヴィアルム ザ クレンジング クリーム 125g ¥11000/SUQQU
こんな人向け
■肌の摩擦を抑えたい
■メイクは割としっかりする
注意点
アイテムによって水性・油性で洗浄力に差が
ベースが水性だとみずみずしく、汚れ落ちはマイルド。油性だとオイルの特徴に近い。
D ビタミンC誘導体をはじめ11種類のビタミンと角質ケア成分配合。薬用Cクリアクレンジングジェル(医薬部外品) 150g ¥3850/ドクターケイ
こんな人向け
■メイクがとても薄い
■なるべく時短でメイクオフしたい
注意点
拭き取る強さによっては摩擦になる可能性が
メイクとなじませるのに圧が必要なため刺激になる場合も。素早くオフしたいときに。
E スピーディなメイク落ちで、化粧水をつけたような後肌に。RMK Wクレンジングローション 245ml ¥3960/RMK Division
こんな人向け
■メイクが濃い
■肌の摩擦を抑えたい
注意点
クッション性があるけれど肌を乾燥させることも
オイルの洗浄成分を固めることで厚みを持たせ、摩擦軽減効果が。ただ肌が乾く場合も。
F 3種のクレイとくすみケア成分配合で透明感UP。DUO ザ クレンジングバーム ホワイトa 90g ¥3960/プレミアアンチエイジング
MAQUIA 8月号
撮影/藤澤由加(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/鈴木京子 取材・文/藤井優美〈dis-moi〉 構成/火箱奈央(MAQUIA)
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