読者アンケートでも、“自分に満足していない”“自信がない”という人が多数。「MAQUIA」5月号では、今話題となっている“自己肯定感”の保ち方にフォーカス。その実態や、自己肯定感を高めるテクニックをご紹介します。

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自信がない人が急増中!?

“ありのままの私”を認める
「自己肯定感」の保ち方

最近話題の“自己肯定感”。マキアでもアンケートを実施したところ“自分に満足していない”“自信がない”という人が大多数。その実態と、自分に自信をもつための“自己肯定感”の保ち方について考えてみました。


マキア読者に緊急アンケート

自分に自信をもっている?

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マキアオンラインで、自己肯定感に関するアンケートを実施したところ“、自分に自信をもっていない“”時々自分に自信をもてなくなる”という人が約8割という結果が。自信をもっている人はわずか1割。自分に確信をもてない人が大多数。N=749


自分に自信がもてない理由は?

「人に自慢できるようなものがない。自分の嫌なところにばかり目がいく」(40代・会社員)


「自分よりすごい人がいるし、自分のどこに自信をもっていいかわからない」(20代・会社員)


「容姿に自信がないし、周りのみんなと同じように同調して振る舞えない」(20代・アルバイト)


自己肯定感を下げているのは失敗経験や他人との比較

日本人の若者の自己肯定感は、2014年に内閣府が実施した意識調査によると7カ国中(独・仏・英・米・スウェーデン・韓・日本)最下位。そもそも自己肯定感とは“ありのままの自分を肯定的に受け止める感覚”のこと。今回マキアオンラインで自己肯定感に関するアンケートを実施したところ、「自分に自信をもてない」と感じている女性が約8割も。理由は「短所が多い、仕事で失敗したり結果を出せない、人から注意を受けると自信がなくなる、顔にもスタイルにも自信がもてない」など、自分を肯定できない実情が浮かび上がってきた。また他者と比較して自信を失くすという人は約7割に上り、つい比べてしまうのは「見た目や容姿、仕事の出来や活躍や評価、コミュニケーション力」といった外見や能力に関することが圧倒的多数。

「今の自分は好きか」という質問に対しては「好き」と答えた人が3割程度と、ここでも自己肯定感の低さが垣間見えた。一方で「自分に自信をもちたいか」という質問では約9割の人が「もちたい!」と回答。“自信はないけど、自信はもちたい”。そんなマキア読者の自己肯定感への現実と願望が浮き彫りに。


自己肯定感を高めるための簡単テクニックとは?

教えてくれたのは

日本セルフエスティーム普及協会代表理事
工藤紀子さん

2013年に協会を立ち上げ、のべ2万人以上の自己肯定力向上プロジェクトに取り組む。『職場の人間関係は自己肯定感が9割』(フォレスト出版)が好評。


必要以上に白黒つけない。
“こうすべき”を脇に置く

日本人の自己肯定感の低さは「完璧主義や、ものごとや自分や他人に対して白黒つけたがる」性質も影響していると工藤さん。「自分に対して厳しい人は人にも厳しく、こうあるべき、こうすべきと考える傾向に。それがお互いをジャッジマンにしてしまったり、安心して失敗できる環境を狭めていたりします。自己肯定感を高める一歩は自分のありのままを認めること。白黒つけるのではなく、いいところも悪いところも含めて自分。過去の失敗も精一杯やった自分だったんだ、とグレーゾーンを認めてあげましょう。自分を認めることができると自然と他人も許容できるようになり、いいスパイラルが生まれるようになります」

日々の生活のなかで“自分を肯定する”習慣をぜひ実践してみて。


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いいところも悪いところも“私”
ありのままの自分を認める

自分を肯定してあげることの最初のステップが「自分のありのままを認める」こと。自分のよいところだけでなく、嫌だと思うところや弱点、短所も含めてまるごとの自分を認めること。いい、悪いで判断しないでそのまま認めて。“こんな自分が嫌”と感じている自分に気づいたら「そう思ってしまうのも無理もないよね」と共感してあげて。すると、安心してありのままの自分を認めてあげられるように。


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感謝されたこと、褒められたこと
自分の肯定できる部分を書き出す

自己肯定感を高めるのに有効なのが“ノート”。過去の自分のポジティブな部分に目を向けることで、自分を肯定的に見る視点をもてるように。精一杯やってきたことや、成し遂げたこと、人から感謝されたと思うことを書き出してみましょう。そうすることで、自分の過去はネガティブなものだけでなくポジティブなことも数多くあったことに気づくことができ、自然と自分を肯定できるようになります。


自分なりに認められることを書き出す

・イキイキと心から楽しんでいたときはいつ?

・挫折をしても乗り越えたと思えたことは?

・人から感謝されたと思えることは?

などを書き出してみて。

モヤモヤを書き出してすっきり!

モヤモヤやイライラの原因となっている相手のことを「◯さんはこんなふうに言ったけど、私はそうは思わない」などと書き出す。相手への思いが消化でき、イライラの奥にある自分の本当の思いが理解できる。

セルフトークで自分の思考グセに気づく

「また失敗した」「よく頑張った」というマイナスとプラスのセルフトークを書き出すことで、ダメだしを減らす意識や、プラスの言葉を蓄積させるきっかけに。

意識しないとついつい自分のネガティブな部分に目を向けてしまいがち。過去や日常の肯定的な要素を書き出して、それに目を向けることが大事。


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他人にも、自分にも
無意味なダメだしをやめる

自分にも他人にも、ダメだしではなくよいところに目を向けると保身的な心の鎧が外れていき、人との関係も良好に。朝からヨレヨレで吊り革にぶら下がって寝ている人にも「この人は一生懸命生きてるんだな」と温かい目で見れるようになったり、イライラしている同僚に無意味にダメだしすることもなくなっていきます。


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自分は自分、他人は他人。
人の顔色を気にしない

人の顔色を優先すると自分の気持ちは二の次になり、感情を抑制させてしまうことに。相手の機嫌が悪そうでも自分事と考えずに「相手の感情」と「自分」を切り離して、考えましょう。機嫌の悪さは相手の問題であると理解することができると、「相手の感情は相手のもの」と相手の感情を自分に同化して考えずにすむようになります。そして、自分の感情も受け止めて大事にできると、自己肯定感が高まり、相手主体から自分主体に変えていくことができるように。



MAQUIA 5月号

イラスト/二階堂ちはる 構成・文/髙橋美智子(MAQUIA)

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2020年5月22日発売号

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