「MAQUIA」2月号では、新しい年から人生を理想の方向へと導くためのさまざまなアプローチを紹介。感情のコントロールもできる「自己肯定ヨガ」で、2021年は前向きにいこう!
日々の習慣を見直して健やかな明日へ
なりたい私をかなえる100の方法
自己肯定ヨガでなりたい私に
自信喪失や不安感など、負の感情にとらわれたときには「自己肯定ヨガ」。心をリセットすることで前向きに!
◼︎教えてくれたのは
ヨガクリエイター
ayaさん
ヨガスタジオ「Syaraaya」主宰。ヨガ、筋トレ、有酸素運動の要素を合わせ持つ“ayayoga”が人気。著書は『自己肯定ヨガ』(主婦の友社)。
自己肯定ヨガでなぜ
なりたい私になれるの?
1 深い呼吸をすることで
自律神経が整う
「ヨガでゆっくりと呼吸を意識しながら体を動かすと、縮こまっていた胸が開いて呼吸が深くなります。十分な酸素が全身に行き渡ると、自律神経が整い、心が落ちつきます。するとネガティブな感情もスーッとクールダウン。心や感情を無理に変えようと思うと難しいですが、体を動かすことで自分でコントロールできるんですよ」
2 体を整えることで
負の感情もリセットできる
「たとえば不安感を抱いていると肩や背中が緊張して、胸が縮こまったりと、負の感情は体に現れます。自己肯定ヨガは、感情の種類によって縮んだり硬くなったりしやすい部分を緩める動きを取り入れているので、その負の感情がリセットされやすくなります」
3 習慣化することで忍耐力がつき、
自分に自信が持てるように
「私もかつては自分に自信がなかったのですが、ヨガをコツコツ続けることで忍耐力がつき、それが自信になりました。続けていくうちに、前はできなかったポーズができるようになったり、ボディラインが整っていくなどの変化を感じることも自信につながります」
4 感情の波に左右されず、
漠然とした不安が払拭される
「不安を感じたときや自信を失ったときなど、心のバランスが崩れたときに自己肯定ヨガを行うと心が安定し、自分を取り戻せます。感情の波に左右されにくくなり、漠然とした不安感も払拭できます」
5 不安を解消したいときは
鳩のポーズ
右足を前方で曲げ、左足は後ろに向かって伸ばす。右手を上げ、頭の後ろで左手とつなぐ。息を吸いながら胸を右上に大きく開き、目線は斜め上に向けて3呼吸。反対側も同様に。
6 自信を取り戻したいときも
鳩のポーズ
自信を失ったときは、鏡を見ながら鳩のポーズを上半身だけ行って。ゆっくり呼吸しながら、腕や顔、視線の角度を変えて、美しいと思えるポーズを見つけることで、自信を取り戻すきっかけに。
7 心が折れそうなときは
未来の輝く自分にタッチ
あぐらで座り、手を太ももに置き、背後に未来の自分を想像。息を吸いながら片方の腕を前から上に上げ、吐きながらみぞおちから上半身をひねり、背後にイメージした未来の自分にタッチ。左右各1回。
8 イライラするときには
炎の呼吸
足を大きく開き、手を腰に当てて立つ。息を大きく吸い、お腹の下まで息を行き渡らせる。腹筋を使い「ハッハッ」と声を出し、短く息を5回吐く。最後に手を上に伸ばし深呼吸。
9 人を羨ましく感じるときは
視線を自分に集めるポーズ
よつんばいになり手の指先を内側に向ける。指先に視線と意識を向け、心が落ち着くまで深呼吸。次に手鏡で自分の顔の好きなパーツだけを見つめる。自分の魅力に気づけるはず。
10 ストレスで食べ過ぎてしまったときには
ねじりのポーズ
両足を伸ばして座り、右膝を曲げて足を左足の外側に置く。背筋を伸ばし、深く息を吸う。右膝を右腕で押し、息を吐きながらみぞおちから上半身を後ろにねじる。息を吐きながらねじりを深め、左手を徐々に遠くへ。左右各5呼吸。
11 何もする気が起きないときには
ライオンのポーズ
よつんばいでつま先を立て、鼻から息を吸い、胸元から上体を反らす。お尻も天井に向け、口を大きく開き「ガオー」と吠えて。心が明るくなり、やる気が復活。
MAQUIA 2月号
撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/榛沢麻衣 スタイリスト/福永いずみ 取材・文/和田美穂 真島絵麻里 構成/火箱奈央(MAQUIA)
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